expr: 変換するデータ型の式。

type: 変換する先のデータ型。

新たなデータ型で表される式の値。

expr のデータ型を type に変換して、結果の値を返します。

bool を除き、asa を使用して任意のプリミティブ データ型を他のプリミティブ データ型に変換することができます。いかなるデータ型もasaを使ってbool に変換することはできません。しかし、Curl 6.0についてはbool を全ての整数型に変換する事ができ、trueは1、falseは0の型になります。

expr のクラスがスーパークラス、または type のサブクラスの場合は、asa を使用して、クラス型を他のクラス型に変換することができます。

また、対応する暗黙のコンストラクタまたはファクトリーがクラス内にある場合は、asa を使用して値をクラス型に変換できます。

Curl における型変換の詳細については、『Curl 開発者ガイド』の「データ型：データ型の操作：データ型の変換」を参照してください。

次の例は、倍精度 （浮動小数点数） 型を整数型に変換します。

例
{value || Declare and initialize a floating point number (f). let f:double = 7.2 || Declare an integer (i) and initialize it with the || value of "f" converted to an int. let i:int = (f asa int) || Display "i" i }

asa オペレーションが型エラーを生成しないことが Curl コンパイラによって認識できない場合は、Curl は実行時に型エラーのチェックを行います。