define-text-format

既存の書式に従って、テキストの書式を定義します。

構文

{define-text-format [access] new-text-format as
        base-text-format
        [with
         option1=value2,
         option*=value*]
    }

access: 保護属性。このテキスト書式にアクセス可能なアイテムを指定します。保護属性は public 、library、または package です。このテキスト書式をすべての Curl コードで呼び出し可能にするには、public を指定します。このテキスト書式を同じパッケージ内の Curl コードのみで呼び出し可能にするには、package を指定します。アクセスコントロールの詳細については、『Curl 開発者ガイド』の「Curl クラス」の章を参照してください。access の指定がない場合、既定の保護属性は package です。

new-text-format: 定義するテキスト書式の名前。

base-text-format: 既存のテキスト書式。

option, value: 文字または段落オプションと、その各オプションの有効な値。base-text-format が段落書式の場合、段落オプションが関連します。

説明

どちらのオプションも指定しないと、新しく定義されたテキスト書式は、基本テキスト書式と同一の特性を持ちます。

文字オプション

以下の任意の文字オプションを使って、テキスト書式を定義できます。

段落オプション

定義するテキスト書式が段落書式に基づく場合は、次の段落オプションのどれかを使用して定義できます。

例

次に新しい blue-lotso-spacing-para テキスト書式の定義例を示します。これは、基本段落書式 paragraph に基づいています。

例

{define-text-format public blue-lotso-spacing-para as
    paragraph with
    paragraph-before-spacing=0.75in,
    paragraph-after-spacing=0.75in,
    color="blue"}
{blue-lotso-spacing-para This paragraph should be in
    blue and leave a big gap between it and the next one.}
{blue-lotso-spacing-para This paragraph should have the
    same characteristics as the one above.}