max (マクロ)
パッケージ: CURL.LANGUAGE.COMPILER

最大値を持つ引数を返します。

シグネチャ

{max list-of-values}
list-of-values: 大なり演算子 (>) を使用して値を比較できる式のリスト。このような式には、数値、文字の値、数量になる式があります。リストには、少なくとも 1 つ式を含める必要があります。連続する式はカンマで区切ります。

戻り値

最大値を含む引数。戻り値のデータ型は、list-of-values 内の個々の値のデータ型によって変わります。結果の型を決定するために、Curl では、最初にすべてのパラメータが同じ型かどうかを調べられます。同じであれば、結果はその型になります。そうでない場合、型はすべてのパラメータをまとめて追加した場合に得られる型と同じになります。これについては、「演算子:式」を参照してください。

説明

最大値を持つ引数を返します。厳密にいうと、このプロシージャは、正の無限大に最も近い値を持つ引数を返します。

list-of-values 内の任意の引数が nan である場合、結果は nan または正の無限大に最も近い引数になります。2 つの結果のどちらになるかは定義されていません。


{text The greatest of...
    {br} 3.1 is {max 3.1}
    {br} 3.1 and 5 is {max 3.1, 5}
    {br} 3.1 and -5 is {max 3.1, -5}
    {br} 3.1, -5, and 5 is {max 3.1, -5, 5}
    {br} 5 and 5.0 is {max 5, 5.0}
    {br} 5.0 and 5 is {max 5.0, 5}
    {br} 'a' and 'z' is {max 'a', 'z'}
    {br} 25 meters and 5 meters is {max 25m, 5m}}

注意事項

引数が Curl の数量である場合、戻り値には単位の指定が含まれます。

注意事項

演算に文字の値を使用できます。文字の値で演算を実行するときは、その文字の Unicode 値が使用されます。