platform-switch

現在のプラットフォームに基づく条件付きコンパイルをサポートします。

構文

{platform-switch case platforms do body case platforms do body [...] [else body] }

説明

このマクロは、現在のプラットフォームと最初に一致する platforms に対応する body を展開します。一致がなければ else に対応する body を展開するか、展開を行いません。

注意事項

platforms 内の各プラットフォームはリテラル文字列で指定する必要があります。大文字小文字は区別されます。現在、"win32" は任意の win32 プラットフォーム（64bitを含む）、"mac" は任意の Mac OS プラットフォーム、"unix" は任意の unix プラットフォーム、"linux" は任意の linux プラットフォームに対応します。その他のリテラル文字列はすべて不一致になります。 "linux" または "mac"に一致する場合は "unix" も一致になり、将来はその他の unix プラットフォームもサポートされる可能性がある点に注意してください。

例

次の例では、現在のプラットフォームに応じて異なる実装を持つプロシージャを定義しています。

例: 条件付きコンパイル

{platform-switch
 case "win32" do
    {define-proc {tmp}:Url
        {return {abs-url "file:///c:/Temp"}}
    }
 case "unix" do
    {define-proc {tmp}:Url
        {return {abs-url "file:///var/tmp"}}
    }
 else
    {error "Unknown platform!"}
}
{text Temporary files can go into '{tmp}'.}