text-width-display

テキストレイアウトに使用された幅を基準とし、 Graphic を伸長または配置するためのヘルパープロシージャです。

g: 伸長される Graphic です。

説明

このプロシージャはどのコンテナ内でも使用できますが、実際は TextFlowBox 内での使用のためにデザインされたもので、その使用についての説明は、その旨を考慮に入れて行われています。

g の伸長性が十分な場合 (伸長順位が proportional-stretch-order に等しい、またこれよりも大きい場合)、これはテキストの配置に使用される幅にまで伸長されます。

g の伸長性が十分でない場合、オブジェクト Graphic.width のオプションを {add-stretch} に設定することにより、その伸長性を高めることができます。詳細については、add-stretch を参照してください。

このプロシージャは、HBox および Fill を適切に使用して、内容をテキストレイアウト幅の左または右に配置するために使用できます。

例

ページ全体に色付きの帯を作成するには：

例

{text-width-display {Fill height=10pt, background="yellow"}}

ページの右側にテキストを配置するには：

例

{text-width-display {HBox {Fill}, {paragraph April 19, 1775}}}

ページの右側と左側の両方にテキストを配置するには：

例

{text-width-display {HBox {paragraph Lexington}, {Fill}, {paragraph April 19, 1775} } }

固定オブジェクトをページ全体に伸長させるには：

例

{text-width-display {CommandButton width={add-stretch}, label="Push me!"} }