要約: | Curl コンソールにデバッグ情報を送信するには output プロシージャを使用します。 |
Curl® 実行環境 (RTE) は、
get-stdout プロシージャによる標準出力ストリームを提供します。アプレットからはこのストリームに任意のテキストを書き込むことができ、アプレットの通常機能を干渉せずにその内容を見ることができます。このストリームの主な用途はデバッグ情報の取得ですが、アプレットで任意の目的に応じて使うことができます。
output は個々の引数を文字列に変換してこの標準出力ストリームに書き込み、引数ごとに改行文字を挿入します。
dump プロシージャは
output に似ていますが、個々の引数に対し、その生成に使われた式を付けます。
既定では、標準出力ストリームに書き込まれたテキストは Curl コンソールに表示されます。Curl コンソールを開くには、Curl コントロール パネルの [コンソールの表示] ボタンをクリックします。
アプレットは、
set-stdout を使って標準出力ストリームを変更することができますが、通常は混乱を招くだけなのでこれは推奨されていません。
次の例では、
output プロシージャを使用して、ループが繰り返されるたびにインデックス変数値をコンソールに送信しています。
[Click Me!] をクリックして実行してください。
この例を実行した結果、つまり、標準出力ストリームに送られるテキストを実際に参照するには、上記に説明されている方法で Curl コンソールを開くか、またはメイン IDE ウィンドウの [出力ログ] タブを開く必要があります。
例:
output プロシージャの使用 |
 |
{value
let mybutton:CommandButton =
{CommandButton
label="Click Me!",
{on Action do
{for x:int=4 to 31 step 2 do
{output "x = ", x}
}
}
}
{value mybutton}
}
| |
RTE は、
get-stderr プロシージャによる標準エラー ストリームも提供します。既定では、これは標準出力ストリームと同じ方法で機能します。従来、標準エラー ストリームはエラーなどの予期せぬ状況に使われます。
errput プロシージャは
output プロシージャと同じように動作しますが、標準出力ストリームの代わりに標準エラー ストリームを使います。
アプレットは
set-stderr を使って標準エラー ストリームを変更することができますが、通常は混乱を招くだけなのでこれは推奨されていません。
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