KeyPressWindowEvent
(クラス)
public final KeyPressWindowEvent {inherits
InputWindowEvent
}
パッケージ:
CURL.GRAPHICS.WINDOW
キーが押されたことを示す "cooked" イベント。
注意事項
キーイベントは 2 つのカテゴリに分類できます。"raw (未加工)" (
RawKeyPressWindowEvent
および
RawKeyReleaseWindowEvent
) と、"cooked" (
KeyPressWindowEvent
) です。未加工イベントはキープレスで関連する処理が行なわれていないことを意味し、Cooked はキー イベントが処理され、特定のインプット状態 (Shift や Caps lock など) が認識されていることを意味します。
例
ユーザーが次の一連のアクションを行なう場合を考えてみましょう。
shift
キーを押す。
1
キーを押す。
1
キーを離す。
shift
キーを離す。
これによって次のイベントが生成されます。
shift
が押されたとき:
RawKeyPressWindowEvent
、続いて
KeyPressWindowEvent
が送られ、Shift が押されたことを示します。
1
が押されたとき:
RawKeyPressWindowEvent
が送られて
1
が押されたことを示し、続いて
KeyPressWindowEvent
が送られて感嘆符が押されたことを示します。
1
が離されたとき:
RawKeyReleaseWindowEvent
が送られて
1
が離されたことを示します。
shift
が離されたとき:
RawKeyReleaseWindowEvent
が送られて Shift が離されたことを示します。
"cooked" キー リリース イベントは存在せず、未加工 キー イベントは シフトしたキーとシフトしていないキーを区別できません。
プロパティ
flags
:
キープレスのタイプを示すキー フラグのいくつかの組み合わせ。
フィールド public-get private-set KeyPressWindowEvent.flags:
int
value
:
押されたキーの識別情報。
フィールド public-get private-set KeyPressWindowEvent.value:
char
プロパティ 継承
InputWindowEvent
:
state
,
x
,
y
プロパティ 継承
TimedWindowEvent
:
time
プロパティ 継承
WindowEvent
:
window
メソッド
メソッド 継承
Object
:
object-describe
,
object-describe-for-debugging
,
object-serialize
プロパティ詳細
flags
(フィールド)
public-get private-set KeyPressWindowEvent.flags:
int
キープレスのタイプを示すキー フラグのいくつかの組み合わせ。
説明
bit-or
を使用してフラグを組み合わせ、
bit-and
を使用してフラグをテストできます。たとえば、次の式はキーがキーパッド キーかどうかを示します。
({bit-and event.flags, KeyPressFlag.keypad} != 0)
注意事項
詳細については
KeyPressFlag
を参照してください。
value
(フィールド)
public-get private-set KeyPressWindowEvent.value:
char
押されたキーの識別情報。
注意事項
詳細については
KeyPressValue
を参照してください。
メソッド詳細