KeyPressWindowEvent (クラス)
public final KeyPressWindowEvent {inherits InputWindowEvent}
パッケージ: CURL.GRAPHICS.WINDOW

キーが押されたことを示す "cooked" イベント。

注意事項

キーイベントは 2 つのカテゴリに分類できます。"raw (未加工)" (RawKeyPressWindowEvent および RawKeyReleaseWindowEvent) と、"cooked" (KeyPressWindowEvent) です。未加工イベントはキープレスで関連する処理が行なわれていないことを意味し、Cooked はキー イベントが処理され、特定のインプット状態 (Shift や Caps lock など) が認識されていることを意味します。

ユーザーが次の一連のアクションを行なう場合を考えてみましょう。
  1. shift キーを押す。
  2. 1 キーを押す。
  3. 1 キーを離す。
  4. shift キーを離す。


これによって次のイベントが生成されます。
  1. shift が押されたとき: RawKeyPressWindowEvent、続いて KeyPressWindowEvent が送られ、Shift が押されたことを示します。
  2. 1 が押されたとき: RawKeyPressWindowEvent が送られて 1 が押されたことを示し、続いて KeyPressWindowEvent が送られて感嘆符が押されたことを示します。
  3. 1 が離されたとき: RawKeyReleaseWindowEvent が送られて 1 が離されたことを示します。
  4. shift が離されたとき: RawKeyReleaseWindowEvent が送られて Shift が離されたことを示します。


"cooked" キー リリース イベントは存在せず、未加工 キー イベントは シフトしたキーとシフトしていないキーを区別できません。

プロパティ
flags:キープレスのタイプを示すキー フラグのいくつかの組み合わせ。
フィールド public-get private-set KeyPressWindowEvent.flags:int
value:押されたキーの識別情報。
フィールド public-get private-set KeyPressWindowEvent.value:char
プロパティ 継承 InputWindowEvent: state, x, y
プロパティ 継承 TimedWindowEvent: time
プロパティ 継承 WindowEvent: window

メソッド
メソッド 継承 Object: object-describe, object-describe-for-debugging, object-serialize




プロパティ詳細
flags (フィールド)
public-get private-set KeyPressWindowEvent.flags:int

キープレスのタイプを示すキー フラグのいくつかの組み合わせ。

説明

bit-or を使用してフラグを組み合わせ、 bit-and を使用してフラグをテストできます。たとえば、次の式はキーがキーパッド キーかどうかを示します。

({bit-and event.flags, KeyPressFlag.keypad} != 0)

注意事項

詳細については KeyPressFlag を参照してください。


value (フィールド)
public-get private-set KeyPressWindowEvent.value:char

押されたキーの識別情報。

注意事項

詳細については KeyPressValue を参照してください。





メソッド詳細