LinearRandom (クラス)
public LinearRandom {inherits Random}
パッケージ: CURL.LANGUAGE.MATH

上位の 32 ビットから取られた結果を使った 48 ビット数値演算を内部的に使用する線形合同擬似乱数ジェネレータ。

このジェネレータは、すべてのプラットフォームで、シリアル化とクローン化に同じシーケンスを生成します。

説明

線形合同ジェネレータについては、大いに研究され、理論的にも非常に理解が進んでいます。このジェネレータは、カイ二乗検定、およびスペクトル検定に適しています。

このジェネレータは、ほとんどのアプリケーションで最適の選択です。

これは、暗号化されたセキュアなジェネレータではありません。

コンストラクタ
clone-from:新しい線形合同乱数ジェネレータを作成します。
コンストラクタ public {LinearRandom.clone-from from:LinearRandom}
default:新しい線形合同乱数ジェネレータを作成します。
コンストラクタ public {LinearRandom.default seed:int32 = 0}

メソッド
clone:現在の擬似乱数ジェネレータのクローンを作成します。
public {LinearRandom.clone}:LinearRandom
next-int32:[min-int32,max-int32] の範囲内の整数としてスケールを変えられた、擬似乱数列での次の数を返します。
public {LinearRandom.next-int32}:int32
メソッド 継承 Random: next-float, next-in-range, next-int16, next-int8, next-non-negative-int16, next-non-negative-int32, next-non-negative-int8, next-uint16, next-uint8
メソッド 継承 Object: object-describe, object-describe-for-debugging, object-serialize



コンストラクタ詳細
clone-from (コンストラクタ)
public {LinearRandom.clone-from from:LinearRandom}

新しい線形合同乱数ジェネレータを作成します。

from: selfseed は、from からコピーされます。


default (コンストラクタ)
public {LinearRandom.default seed:int32 = 0}

新しい線形合同乱数ジェネレータを作成します。

seed: ジェネレータのシードに使用する整数。

seed が省略されている場合、ジェネレータは、それ自体をシードにしようとします。

同じシードで初期化すると、すべてのプラットフォームで同じシーケンスが生成されます。






メソッド詳細
clone (メソッド)
public {LinearRandom.clone}:LinearRandom

現在の擬似乱数ジェネレータのクローンを作成します。

説明

派生クラスは、そのクラスの clone-from コンストラクタを呼び出すクローン実装を提供する必要があります。

クローン化されるときに、すべてのジェネレータが、同一シーケンスの提供を保証するわけではありません。Random から定義されるクラスのクローン化の意味は、それらのクラスのドキュメントに記述されています。


next-int32 (メソッド)
public {LinearRandom.next-int32}:int32

[min-int32,max-int32] の範囲内の整数としてスケールを変えられた、擬似乱数列での次の数を返します。

説明

派生クラスは、next-int のそれ自体の実装を提供する必要があります。その他すべての標準メソッドは、next-int に対する変換として実装されます。