各デバイス ボタン用にボタンが押されたかどうか示すフラグがあります。左、真ん中、右のボタンは通常、それぞれボタン 1 、2 、3 で表されます。 各通常の修飾キー用に、物理的に左のキーが押されたのかどうかを示すひとつのフラグと、物理的に右が押されたのかどうかを示す他のフラグと、押されたかどうかを示すフラグがあります。プラットフォームによっては、物理的に左のキーか右のキーかを見分けることができないこともあります。 各ロック修飾キー用に、物理的にキーが押されたかどうかを示すひとつのフラグと、ロックが意味的にアクティブかどうかを示す他のフラグがあります。たとえば、それぞれの例を挙げると StateMask.caps-key? と StateMask.caps-lock? になります。物理的にキーが押されている各時間、アクティブなフラグの状態がトグルされます。

通常、気にしなければいけないのは共通で使用される修飾キーに対応する 4 つのフラグだけです。これの意味はプラットフォームの固有になりうるので、これらのフラグの意味を理解することは重要です。 shift? フラグは shift 修飾キーに対応しており、通常 Shift のラベルが付いているか、上向きの空洞の矢の絵がついています。 通常、shift キーは、そのキーの代替シンボルを選択するために通常のキーと結び付けられたり、現在の選択を広げるための矢印キーと結び付けられたり、現在の選択を広げるために左クリックと結び付けられたりします。 KeyPress イベントは shifty? フラグを持っており、shift? の値が特定のキーに関連しているかどうかを示すことに注意してください。 ctrl? フラグは ctrl 修飾キーに対応しており、通常 Ctrl のラベルが付いているか、多くの Mac のキーボードでは control のラベルが付いています。 通常、ctrl キーは、メニュー アクセラレータとして使用されるか、左クリックで複数選択できるようにします。 しかし、Mac では、ctrl キーは滅多に単独で使用されません。ただし、左クリックを右クリックにコンバートする時は除きます。（事実、これのために、Ctrl+left-click は Mac で見受けられません。） alt? フラグはalt 修飾キーに対応しており、通常 Alt のラベルが付いているか、Mac のキーボードの中には alt や option のラベルが付いています。 通常、alt キーはメニューを開くために使用されたり、ダイアログ ボックスの部品をアクティブにしたり、マウス操作の振る舞いを修飾したりします。 しかし、Mac では、alt キーは通常のテキスト入力の間に特別な unicode 文字を入力するのに共通で使用されます。 menu? フラグは menu 修飾キーに対応しており、通常メニューをポイントする矢の絵がついています。これらのキーは Mac のキーボードに存在しません。 通常、一つの menu キーがあり、滅多に使用されません。ただし、それを押したり話したりすることで小さなコンテキスト メニューが表示されることを除きます。 command? フラグは command 修飾キーに対応しています。これらのキーは Mac キーボードにのみ存在し、四葉と空洞のアップル ロゴの絵で共通的に表されます。 command キーは通常、メニュー アクセラレータの一部として使用されます。ある意味で、他のプラットフォームの ctrl に非常によく似ています。 Mac での command キーの目的が、一般的に他のプラットフォームの ctrl キーと同じなので、特別な accel? フラグは Mac では command? として定義されたものを提供し、他のプラットフォームでは ctrl? として定義されたものを提供します。このように、多くの場合で Mac でも問題なく動作するアプリケーションを作成する場合に、ctrl? の代わりに accel? を簡単に使用することができます。