SAX アプリケーションが表記と非解析エンティティに関する情報が必要な場合、このインターフェイスを実装し、パーサーの
SAXParser.set-dtd-handler メソッドを使用してインスタンスを SAX パーサーに登録します。パーサーはこのインターフェイスを使用して、表記と非解析エンティティ宣言をアプリケーションにレポートします。
このインターフェイスには、『XML Recommendation』でプロセッサがレポート
しなければならない とされている DTD イベント (表記と非解析エンティティ宣言) のみが含まれていることに注意してください。
SAX パーサーは、表記と非解析エンティティが宣言された順番とは無関係にこれらのイベントをレポートできます。ただし、DTD イベントは、すべて ContentHandler の
ContentHandler.start-document イベントの後で最初の
ContentHandler.start-element イベントの前にレポートされることが必要です。
アプリケーションの中には、後で情報を使用できるように格納 (ハッシュテーブル、オブジェクト ツリー内) するものがあります。アプリケーションが
NOTATION
型、
ENTITY
型、または
ENTITIES
型の属性を検出した場合、このインターフェイス経由で取得した情報を使用して、属性値に対応するエンティティおよび/または表記を検索することができます。