(クラス)
public abstract sealed OriginElastic
{inherits
Elastic}
2 つの端点間の距離の設定、ならびにこれら 2 つの端点間の起点の位置の設定を表す Elastic の抽象サブクラス。
説明
注意事項
OriginElastic からは、次の 3 つの異なるサイズ設定に関する情報を抽出することができます。
OriginElastic 操作の 1 つにより生成される
OriginElastic には通常、first サイズと last サイズの合計 (
Elastic.add により計算) がその全体サイズであるプロパティがあります。
Elastic の場合、
OriginElastic メソッドのほとんどはオプションの
dest パラメータを受け取り、これで結果の保存先の場所を指定します。この機能およびサポートされているプログラミング用語の詳細については、
Elastic の説明を参照してください。
アクセサ public OriginElastic.first:
Elastic
アクセサ public OriginElastic.last:
Elastic
アクセサ public OriginElastic.origin-elastic?:
bool
public | {OriginElastic.clear}:Elastic |
protected | {OriginElastic.component-to-elastic}:Elastic |
protected | {OriginElastic.copy-unless-null}:#Elastic |
protected | {OriginElastic.distribute-stretch-to-components}:(acoeff:double, aorder:int, bcoeff:double, border:int) |
protected | {OriginElastic.distribute-stretch-to-first}:(acoeff:double, aorder:int, bcoeff:double, border:int) |
protected | {OriginElastic.distribute-total-internal}:(first:Elastic, last:Elastic) |
public | {OriginElastic.equal-at-dual-size?}:bool |
protected | {OriginElastic.equal-at-single-size?-components}:bool |
protected | {OriginElastic.max-components}:#Elastic |
protected | {OriginElastic.max-totals}:Elastic |
protected | {OriginElastic.new-stretchy-elastic}:Elastic |
protected | {OriginElastic.pack-triple-elastic-into-dest}:OriginElastic |
protected abstract | {OriginElastic.pack-triple-elastic-into-self}:bool |
protected | {OriginElastic.preferred-ratio}:double |
protected abstract | {OriginElastic.unpack-as-triple-elastic }:(first:#Elastic,
last:#Elastic,
total:#Elastic) |
protected | {OriginElastic.unpack-dimension-as-triple-elastic}:(first:#Elastic,
last:#Elastic,
total:#Elastic) |
メソッド 継承 Elastic:
add, add-stretchy-elastic-components, compressed-size, copy, divide, equal-at-single-size?, equal?-as-single-elastic, max-as-single-elastic, max-stretchy-elastic-components, pack-stretchy-elastic-into-dest, pack-stretchy-elastic-into-self, rigid-add, scale, set-as-single-elastic, set-elastic-parameters, set-preferred-size, unpack-as-stretchy-elastic, unpack-dimension-as-stretchy-elastic
(アクセサ)
アクセサ public OriginElastic.first:
Elastic
(アクセサ)
アクセサ public OriginElastic.last:
Elastic
(アクセサ)
アクセサ public OriginElastic.origin-elastic?:
bool
(メソッド)
OriginElastic の最初と最後のコンポーネントの両方に Dimension を追加します。
戻り値
最初のコンポーネントが、
self の最初のコンポーネントと
g の合計により置き換えられ、最後のコンポーネントが
self の最後のコンポーネントと
g の合計により置き換えられているエラスティック。結果の全体サイズは、最初と最後のコンポーネントの
Elastic の合計となります。
注意事項
{e.add-both g} により返される結果は、{{e.add-first g}.add-last g} が返す結果と同じですが、add-both 呼び出しの方が簡単に記述でき、dest パラメータの使用により不必要なオブジェクトの割り当てを回避することができます。
(メソッド)
2 つの OriginElastic のコンポーネント上の合計を計算します。
戻り値
最初のコンポーネントが
self と
g の最初のコンポーネントの合計により置き換えられ、最後のコンポーネントが
self と
g の最後のコンポーネントにより置き換えられているエラスティック。全体のサイズは、最初と最後のコンポーネントの
Elastic の合計になります。
注意事項
{e.add-components g} により返される結果は、{{e.add-first g.first}.add-last
g.last} が返す結果と同じですが、add-both 呼び出しの方が簡単に記述でき、dest パラメータの使用により不必要なオブジェクトの割り当てを回避することができます。
(メソッド)
Dimension を OriginElastic の最初のコンポーネントに追加します。
戻り値
最後のコンポーネントが
self の最後のコンポーネントと同じで、最初のコンポーネントが
self の最初のコンポーネントと
g の合計により置き換えられているエラスティック。全体のサイズは、最初と最後のコンポーネントの
Elastic の合計になります。
注意事項
{e.add-first g} により返される結果は、{e.set-first {e.first.add g}} が返す結果と同じですが、add-first 呼び出しの方が簡単に記述でき、dest パラメータを使用して不必要なオブジェクトの割り当てを回避することができます。
(メソッド)
Dimension を OriginElastic の最後のコンポーネントに追加します。
戻り値
最初のコンポーネントが
self の最初のコンポーネントと同じで、最後のコンポーネントが
self の最後のコンポーネントと
g の合計により置き換えられているエラスティック。全体のサイズは、最初と最後のコンポーネントの
Elastic の合計になります。
注意事項
{e.add-last g} により返される結果は、{e.set-last {e.last.add g}} により返される結果と同じですが、add-last 呼び出しの方が簡単に記述でき、dest パラメータを使用して不必要なオブジェクトの割り当てを回避することができます。
(メソッド)
public | {OriginElastic.clear}:Elastic |
OriginElastic をクリアして、first、last、および全体のサイズが、それぞれ "伸長不可能" な zero-length 値になるようにします。
戻り値
結果のエラスティック値。これは、self の具象タイプがこの値を保存できる場合にのみ self と保存先を共有します。
注意事項
(メソッド)
protected | {OriginElastic.component-to-elastic}:Elastic |
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。
(メソッド)
protected | {OriginElastic.copy-unless-null}:#Elastic |
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。
(メソッド)
protected | {OriginElastic.distribute-stretch-to-components}:(acoeff:double, aorder:int, bcoeff:double, border:int) |
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。
(メソッド)
protected | {OriginElastic.distribute-stretch-to-first}:(acoeff:double, aorder:int, bcoeff:double, border:int) |
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。
(メソッド)
protected | {OriginElastic.distribute-total-internal}:(first:Elastic, last:Elastic) |
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。
(メソッド)
OriginElastic (self に等しいとは限らない) のコンポーネント エラスティックを調整し、相互の比率を維持しながら、それらの合計が指定された合計に等しくなるようにします。
total: 最初と最後のコンポーネントの合計です。
戻り値
結果の
OriginElastic の最初、最後、合計のコンポーネントです。これは、可能な場合は
first、
last、
total に割り当てられたストレージを再使用することにより作成されます。
(メソッド)
public | {OriginElastic.equal-at-dual-size?}:bool |
2 つの OriginElastic を比較し、これらが指定したサイズで同じ力を出しているかどうかを確認します。
g: 比較演算の 2 番目のオペランド。
before: この比較のために必要な、最初の端点と起点の間の距離。
after: この比較のために必要な、起点と最後の端点間の距離。
戻り値
2 つのオペランドが before と after で指定されたサイズで同じ力を出す場合にのみ true。
プログラミング注意事項
このメソッドをレイアウト ネゴシエーションの際に使用して、オブジェクトに対して新しく計算されたエラスティックを以前に計算されたエラスティックと比較し、新しく計算されたエラスティックが、オブジェクトに対して異なるサイズを割り当てているかどうかを確認します。この概念に関する詳細は、
Elastic.equal-at-single-size? の使用上の注意を参照してください。
(メソッド)
protected | {OriginElastic.equal-at-single-size?-components}:bool |
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。
(メソッド)
(メソッド)
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。
(メソッド)
OriginElastic の max 演算を実行します。
dest:
dest の具象タイプが結果に適合する場合に、結果の格納先となる
OriginElastic です。
dest が指定されていない場合、または null の場合、新しく割り当てられたエラスティックが返されます。
戻り値
max 演算の結果。
注意事項
この演算は、オペランド エラスティックの最初、最後、全体のコンポーネントの最大値を算出します。
(メソッド)
protected | {OriginElastic.max-components}:#Elastic |
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。
(メソッド)
Dimension および OriginElastic の最初のコンポーネントで Elastic.max 演算を実行します。
戻り値
最後のコンポーネントが
self の最後のコンポーネントと同じで、最初のコンポーネントが
self の最初のコンポーネントと
g の最大値により置き換えられているエラスティック。全体のサイズは、最初と最後のコンポーネントの
Elastic の合計になります。
注意事項
{e.max-first g} により返される結果は、{e.set-first {e.first.max g}} により返される結果と同じですが、max-first 呼び出しの方が簡単に記述でき、dest パラメータを使用して不必要なオブジェクトの割り当てを回避することができます。
(メソッド)
Dimension および OriginElastic の最後のコンポーネントで Elastic.max 演算を実行します。
戻り値
最初のコンポーネントが
self の最初のコンポーネントと同じで、最後のコンポーネントが
self の最後のコンポーネントと
g の最大値により置き換えられているエラスティック。全体のサイズは、最初と最後のコンポーネントの
Elastic の合計になります。
注意事項
{e.max-last g} により返される結果は、{e.set-last {e.last.max g}} により返される結果と同じですが、max-last 呼び出しの方が簡単に記述でき、dest パラメータを使用して不必要なオブジェクトの割り当てを回避することができます。
(メソッド)
protected | {OriginElastic.max-totals}:Elastic |
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。
(メソッド)
(メソッド)
protected | {OriginElastic.new-stretchy-elastic}:Elastic |
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。
(メソッド)
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。
(メソッド)
protected | {OriginElastic.pack-triple-elastic-into-dest}:OriginElastic |
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。
(メソッド)
protected abstract | {OriginElastic.pack-triple-elastic-into-self}:bool |
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。
(メソッド)
エラスティックの全体サイズに制約が与えられた場合、OriginElastic の起点の位置を計算します。
total: 全体サイズの制約 (ポイント単位)。
戻り値
エラスティックの最初の端点と起点の間の距離 (ポイント単位)。
注意事項
{e.place-origin total} により返される結果は、{e.first.divide e.last, total} が返す結果と同じです。
(メソッド)
protected | {OriginElastic.preferred-ratio}:double |
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。
(メソッド)
OriginElastic の最初と最後のコンポーネントを再計算し、指定されたスケール比率に基づいて、エラスティックの全体サイズのスケールを変更したコピーになるようにします。
align: 比率の指定。0 から 1 (それぞれを含む) の範囲で指定します。
戻り値
再計算されたエラスティック。この結果における overall-size コンポーネントは、
self オペランドの overall-size コンポーネントに等しい
Elastic です。結果の最初のコンポーネントは、
align により全体サイズのスケールを変更した場合の結果と同じです。また、結果の最後のコンポーネントは、(1-
align) により全体サイズのスケールを変更した場合の結果と同じです。
プログラミング注意事項
この演算は、
Graphic オブジェクトで
horigin および
vorigin プロパティが 指定されたときに必要となる再配置を実行するのに使用されます。
注意事項
(メソッド)
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。
(メソッド)
OriginElastic の最初および最後のコンポーネントの両方に対して、固定の長さを加算または減算します。
g: ポイント単位の、加算する長さ (負の値の場合は減算)。
戻り値
最初のコンポーネントが、
self の最初のコンポーネントと
g の合計により置き換えられ、最後のコンポーネントが、
self の最後のコンポーネントと
g の合計により置き換えられているエラスティック。全体のサイズは、最初と最後のコンポーネントの
Elastic の合計になります。
注意事項
{e.rigid-add-both g} により返される結果は、{{e.rigid-add-first g}.rigid-add-last
g} により返される結果と同じですが、rigid-add-both 呼び出しの方が簡単に記述でき、dest パラメータを使用して不必要なオブジェクトの割り当てを回避することができます。
(メソッド)
OriginElastic の最初のコンポーネントに対して、固定した長さを加算または減算します。
g: ポイント単位の、加算する長さ (負の値の場合は減算)。
戻り値
最後のコンポーネントが
self の最後のコンポーネントと同じで、最初のコンポーネントが
self の最初のコンポーネントと
g の合計により置き換えられているエラスティック。全体のサイズは、最初と最後のコンポーネントの
Elastic の合計になります。
注意事項
{e.rigid-add-first g} により返される結果は、{e.set-first
{e.first.rigid-add g}} により返される結果と同じですが、rigid-add-first 呼び出しの方が簡単に記述でき、dest パラメータを使用して不必要なオブジェクトの割り当てを回避することができます。
(メソッド)
OriginElastic の最後のコンポーネントに対して、固定した長さを加算または減算します。
g: ポイント単位の、加算する長さ (負の値の場合は減算)。
戻り値
最初のコンポーネントが
self の最初のコンポーネントと同じで、最後のコンポーネントが
self の最後のコンポーネントと
g の合計により置き換えられているエラスティック。全体のサイズは、最初と最後のコンポーネントの
Elastic の合計になります。
注意事項
{e.rigid-add-last g} により返される結果は、{e.set-last {e.last.rigid-add g}} により返される結果と同じですが、rigid-add-last 呼び出しの方が簡単に記述でき、dest パラメータを使用して不必要なオブジェクトの割り当てを回避することができます。
(メソッド)
Dimension を OriginElastic にコピーします。
戻り値
演算の結果。self の具象タイプが結果を保存できる場合、self と保存先を共有します。それ以外の場合、戻り値は新しく割り当てられたオブジェクトになります。
注意事項
g が
OriginElastic の場合、
self にコピーされます。それ以外の場合、
self はその全体サイズが
g の指定どおりに設定され、
self の最初と最後のコンポーネントは、その合計が全体サイズと等しくなるように必要に応じて調整されます。
(メソッド)
OriginElastic の最初と最後のコンポーネントを、Dimension で指定された値に設定します。
戻り値
最初と最後のコンポーネントが両方とも
g に設定されているエラスティック。全体のサイズは、最初と最後のコンポーネントの
Elastic の合計になります。
注意事項
{e.set-both g} により返される結果は、{{e.set-first g}.set-last g} により返される結果と同じですが、set-both 呼び出しの方が簡単に記述でき、dest パラメータを使用して不必要なオブジェクトの割り当てを回避することができます。
(メソッド)
OriginElastic の最初のコンポ-ネントを、Dimension で指定された値に設定します。
dest:
dest の具象タイプが結果に適合する場合に、結果の格納先となる
OriginElastic です。
dest が指定されていない場合、または null の場合、新しく割り当てられたエラスティックが返されます。
戻り値
最後のコンポーネントが
self の最後のコンポーネントと同じで、最初のコンポーネントが
g に設定されているエラスティック。全体のサイズは、最初と最後のコンポーネントの
Elastic の合計になります。
プログラミング注意事項
このメソッドは注意して使用してください。一般的に、変数
v にバインドされている
OriginElastic が存在し、ここで最後のコンポーネントは変更せず、最初のコンポーネントを置き換えようとします。このためには、次のコード パターンを使用してください。
set v = {v.set-first
g, dest=v}このタイプのコード パターンの詳細については、
Elastic の注意を参照してください。
(メソッド)
OriginElastic の最後のコンポーネントを、Dimension により指定される値に設定します。
dest:
dest の具象タイプが結果に適合する場合に、結果の格納先となる
OriginElastic です。
dest が指定されていない場合、または null の場合、新しく割り当てられたエラスティックが返されます。
戻り値
最初のコンポーネントが
self の最初のコンポーネントと同じで、最後のコンポーネントが
g に設定されているエラスティック。全体のサイズは、最初と最後のコンポーネントの
Elastic の合計になります。
プログラミング注意事項
(メソッド)
OriginElastic の全体サイズを、Dimension で指定された値に設定します。
戻り値
全体サイズが
g に設定されているエラスティック。
self の最初と最後のコンポーネントは、その合計が全体サイズに等しくなるように必要に応じて調整されます。
self が演算の結果を保持できる場合、
self は結果を保持するように変更されてから返されます。それ以外の場合、戻り値は新たに作成されて結果を保存する
OriginElastic になります。
(メソッド)
protected abstract | {OriginElastic.unpack-as-triple-elastic }:(first:#Elastic,
last:#Elastic,
total:#Elastic) |
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。
(メソッド)
protected | {OriginElastic.unpack-dimension-as-triple-elastic}:(first:#Elastic,
last:#Elastic,
total:#Elastic) |
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。
(メソッド)
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。