SQLiteInterface (クラス)
public final SQLiteInterface
パッケージ: CURL.IO.SQLITE-LIBRARY

SQLite C API への Curl 言語のインターフェースです。

説明

これはマニフェストの "libsqlite" を参照する外部ライブラリからアクセスされます。ライブラリは http から始まる URL の場合ローカルディスクにコピーされます。
現在、このインターフェースを使用するためには特権が必要となります。
導入: バージョン 7.0

コンストラクタ
default:SQLiteInterface オブジェクトを作成します。
ファクトリ public {SQLiteInterface.default}:SQLiteInterface

クラス プロシージャ
set-library-url:
public {SQLiteInterface.set-library-url u:Url}:void

メソッド
bind-blob:プリペアド SQL ステートメントのパラメータに ByteArray を割り当て(バインドし)ます。
public {SQLiteInterface.bind-blob}:SQLiteStatus
bind-double:プリペアド SQL ステートメントのパラメータに double を割り当て(バインドし)ます。
public {SQLiteInterface.bind-double}:SQLiteStatus
bind-int:プリペアド SQL ステートメントのパラメータに int を割り当て(バインドし)ます。
public {SQLiteInterface.bind-int
stmt:SQLiteStatementHandle,
index:int,
val:int
}:SQLiteStatus
bind-int64:プリペアド SQL ステートメントのパラメータに int64 を割り当て(バインドし)ます。
public {SQLiteInterface.bind-int64}:SQLiteStatus
bind-null:プリペアド SQL ステートメントのパラメータに null を割り当て(バインドし)ます。
public {SQLiteInterface.bind-null}:SQLiteStatus
bind-parameter-count:プリコンパイルされたステートメントのパラメータの数。
public {SQLiteInterface.bind-parameter-count}:int
bind-parameter-index:プリコンパイルステートメントのパラメータのインデックス。
public {SQLiteInterface.bind-parameter-index}:int
bind-parameter-name:プリコンパイルステートメントのパラメータの名前。
public {SQLiteInterface.bind-parameter-name}:#String
bind-text:プリペアド SQL ステートメントのパラメータに String を割り当て(バインドし)ます。
public {SQLiteInterface.bind-text}:SQLiteStatus
changes:最も新しい UPDATEINSERTDELETE ステートメントによって完了した更新、挿入、削除されたデータベースの行数を返します。
public {SQLiteInterface.changes handle:SQLiteDatabaseHandle}:int
clear-bindings:プリペアドステートメントのバインドされたパラメータをクリアします。
public {SQLiteInterface.clear-bindings}:SQLiteStatus
column-blob:結果セットの現在行の列の値を ByteArray として返します。
public {SQLiteInterface.column-blob
stmt:SQLiteStatementHandle,
column-index:int,
out:#ByteArray = null
}:#ByteArray
column-bytes:現在行のカラムの値のバイト数を返します。
public {SQLiteInterface.column-bytes
stmt:SQLiteStatementHandle,
column-index:int
}:int
column-count:結果セットのカラム数を返します。
public {SQLiteInterface.column-count stmt:SQLiteStatementHandle}:int
column-decltype:カラムの定義された型を返します。
public {SQLiteInterface.column-decltype
stmt:SQLiteStatementHandle,
column-index:int
}:#String
column-double:結果セットの現在行の列の値を double として返します。
public {SQLiteInterface.column-double
stmt:SQLiteStatementHandle,
column-index:int
}:double
column-int:結果セットの現在行の列の値を int として返します。
public {SQLiteInterface.column-int
stmt:SQLiteStatementHandle,
column-index:int
}:int
column-int64:結果セットの現在行の列の値を int64 として返します。
public {SQLiteInterface.column-int64
stmt:SQLiteStatementHandle,
column-index:int
}:int64
column-name:プリペアド SQL ステートメントでの列名。
public {SQLiteInterface.column-name
stmt:SQLiteStatementHandle,
column-index:int
}:String
column-text:結果セットの現在行の列の値を String として返します。
public {SQLiteInterface.column-text
stmt:SQLiteStatementHandle,
column-index:int
}:#String
column-type:カラムのデータ型を返します。
public {SQLiteInterface.column-type
stmt:SQLiteStatementHandle,
column-index:int
}:SQLiteDatatype
data-count:結果セットの現在の行の値の数を返します。
public {SQLiteInterface.data-count stmt:SQLiteStatementHandle}:int
errcode:SQLiteInterface API を呼び出して失敗した一番新しいエラーコードを返します。
public {SQLiteInterface.errcode}:SQLiteStatus
errmsg:SQLiteInterface API を呼び出して失敗した一番新しいエラーメッセージを String で返します。
public {SQLiteInterface.errmsg sqlite3:SQLiteDatabaseHandle}:String
exec:
public {SQLiteInterface.exec}:(SQLiteStatus, errmsg:String)
interrupt:実行中の操作を中断します。
public {SQLiteInterface.interrupt handle:SQLiteDatabaseHandle}:void
last-insert-rowid:最後に成功した INSERT ステートメントから生成され、自動的に増加するプライマリキーを返します。
public {SQLiteInterface.last-insert-rowid}:int64
libversion:SQLite ライブラリのバージョンを String として返します。
public {SQLiteInterface.libversion}:String
libversion-number:SQLite の数値としてのバージョン。
public {SQLiteInterface.libversion-number}:int
reclaim-resources:
protected {SQLiteInterface.reclaim-resources}:void
rekey:
public {SQLiteInterface.rekey}:SQLiteStatus
set-key:メインデータベースの暗号化キーを設定します。
public {SQLiteInterface.set-key}:SQLiteStatus
table-column-metadata:テーブル内のカラムの情報を指定します。
public {SQLiteInterface.table-column-metadata
sqlite3:SQLiteDatabaseHandle,
database-name:#String,
table-name:String,
column-name:String
}:(status:SQLiteStatus, datatype:#String, collation:#String, not-null?:bool, primary-key?:bool, auto-increment?:bool)
total-changes:データベース接続が作成されてから、編集、挿入、削除が行なわれたトータルの行数を返します。
public {SQLiteInterface.total-changes handle:SQLiteDatabaseHandle}:int
メソッド 継承 Object: object-describe, object-describe-for-debugging, object-serialize



コンストラクタ詳細
default (ファクトリ)
public {SQLiteInterface.default}:SQLiteInterface

SQLiteInterface オブジェクトを作成します。

説明

これはシングルトンオブジェクトです。よって、{SQLiteInterface} を呼ぶことは Curl プロセスのなかで同じ SQLiteInterface オブジェクトが返されます。





クラス プロシージャ詳細
set-library-url (クラスプロシージャ)
public {SQLiteInterface.set-library-url u:Url}:void
""



メソッド詳細
bind-blob (メソッド)
public {SQLiteInterface.bind-blob}:SQLiteStatus

プリペアド SQL ステートメントのパラメータに ByteArray を割り当て(バインドし)ます。

stmt:
コンパイルステートメントのハンドル。
SQLiteDatabaseHandle.prepare-statement も参照して下さい。
index:
セットされるパラメータのインデックス。
全てのパラメータはインデックスか番号で識別されます。例えば、位置引数は連続した整数値を使用して番号付けをし、その最初のパラメータは 1 から始まります。
val: index で指定されたインデックスのパラメータにバインドされる値。

注意事項

このメソッドは SQLiteDatabaseHandle.prepare-statementSQLiteStatementHandle.reset の後に呼び出され、SQLiteStatementHandle.step の前に呼び出されなければなりません。 バインドは SQLiteStatementHandle.reset メソッドによってリセットされません。バインドを解かれたパラメータは NULL として解釈されます。


bind-double (メソッド)
public {SQLiteInterface.bind-double}:SQLiteStatus

プリペアド SQL ステートメントのパラメータに double を割り当て(バインドし)ます。

stmt:
コンパイルステートメントのハンドル。
SQLiteDatabaseHandle.prepare-statement も参照して下さい。
index:
セットされるパラメータのインデックス。
全てのパラメータはインデックスか番号で識別されます。例えば、位置引数は連続した整数値を使用して番号付けをし、その最初のパラメータは 1 から始まります。
val: index で指定されたインデックスのパラメータにバインドされる値。

注意事項

このメソッドは SQLiteDatabaseHandle.prepare-statementSQLiteStatementHandle.reset の後に呼び出され、SQLiteStatementHandle.step の前に呼び出されなければなりません。 バインドは SQLiteStatementHandle.reset メソッドによってリセットされません。バインドを解かれたパラメータは NULL として解釈されます。


bind-int (メソッド)
public {SQLiteInterface.bind-int
stmt:SQLiteStatementHandle,
index:int,
val:int
}:SQLiteStatus

プリペアド SQL ステートメントのパラメータに int を割り当て(バインドし)ます。

stmt:
コンパイルステートメントのハンドル。
SQLiteDatabaseHandle.prepare-statement も参照して下さい。
index:
セットされるパラメータのインデックス。
全てのパラメータはインデックスか番号で識別されます。例えば、位置引数は連続した整数値を使用して番号付けをし、その最初のパラメータは 1 から始まります。
val: index で指定されたインデックスのパラメータにバインドされる値。

注意事項

このメソッドは SQLiteDatabaseHandle.prepare-statementSQLiteStatementHandle.reset の後に呼び出され、SQLiteStatementHandle.step の前に呼び出されなければなりません。バインドは SQLiteStatementHandle.reset メソッドによってリセットされません。バインドを解かれたパラメータは NULL として解釈されます。


bind-int64 (メソッド)
public {SQLiteInterface.bind-int64}:SQLiteStatus

プリペアド SQL ステートメントのパラメータに int64 を割り当て(バインドし)ます。

stmt:
コンパイルステートメントのハンドル。
SQLiteDatabaseHandle.prepare-statement も参照して下さい。
index:
セットされるパラメータのインデックス。
全てのパラメータはインデックスか番号で識別されます。例えば、位置引数は連続した整数値を使用して番号付けをし、その最初のパラメータは 1 から始まります。
val: index で指定されたインデックスのパラメータにバインドされる値。

注意事項

このメソッドは SQLiteDatabaseHandle.prepare-statementSQLiteStatementHandle.reset の後に呼び出され、SQLiteStatementHandle.step の前に呼び出されなければなりません。 バインドは SQLiteStatementHandle.reset メソッドによってリセットされません。バインドを解かれたパラメータは NULL として解釈されます。


bind-null (メソッド)
public {SQLiteInterface.bind-null}:SQLiteStatus

プリペアド SQL ステートメントのパラメータに null を割り当て(バインドし)ます。

stmt:
コンパイルステートメントのハンドル。
SQLiteDatabaseHandle.prepare-statement も参照して下さい。
index:
セットされるパラメータのインデックス。
全てのパラメータはインデックスか番号で識別されます。例えば、位置引数は連続した整数値を使用して番号付けをし、その最初のパラメータは 1 から始まります。

注意事項

このメソッドは SQLiteDatabaseHandle.prepare-statementSQLiteStatementHandle.reset の後に呼び出され、SQLiteStatementHandle.step の前に呼び出されなければなりません。 バインドは SQLiteStatementHandle.reset メソッドによってリセットされません。バインドを解かれたパラメータは NULL として解釈されます。


bind-parameter-count (メソッド)
public {SQLiteInterface.bind-parameter-count}:int

プリコンパイルされたステートメントのパラメータの数。

stmt:
コンパイルステートメントのハンドル。
SQLiteDatabaseHandle.prepare-statement も参照して下さい。

戻り値

stmt のパラメータ数。


bind-parameter-index (メソッド)
public {SQLiteInterface.bind-parameter-index}:int

プリコンパイルステートメントのパラメータのインデックス。

stmt:
コンパイルステートメントのハンドル。
SQLiteDatabaseHandle.prepare-statement も参照して下さい。
name: インデックスが要求されたパラメータの名前。

戻り値

指定された名前のパラメータのインデックス。
名前は正確に一致しなければなりません。指定された名前のパラメータが存在しない場合、このメソッドは 0 を返します。


bind-parameter-name (メソッド)
public {SQLiteInterface.bind-parameter-name}:#String

プリコンパイルステートメントのパラメータの名前。

stmt:
コンパイルステートメントのハンドル。
SQLiteDatabaseHandle.prepare-statement も参照して下さい。
index:
名前がリトリーブされるパラメータのインデックス。
全てのパラメータはインデックスか番号によって識別されます。例えば、位置引数は連続した整数値を使用して番号付けをし、その最初のパラメータは 1 から始まります。

戻り値

stmtindex のパラメータの名前。


bind-text (メソッド)
public {SQLiteInterface.bind-text}:SQLiteStatus

プリペアド SQL ステートメントのパラメータに String を割り当て(バインドし)ます。

stmt:
コンパイルステートメントのハンドル。
SQLiteDatabaseHandle.prepare-statement も参照して下さい。
index:
セットされるパラメータのインデックス。
全てのパラメータはインデックスか番号で識別されます。例えば、位置引数は連続した整数値を使用して番号付けをし、その最初のパラメータは 1 から始まります。
val: index で指定されたインデックスのパラメータにバインドされる値。

注意事項

このメソッドは SQLiteDatabaseHandle.prepare-statementSQLiteStatementHandle.reset の後に呼び出され、SQLiteStatementHandle.step の前に呼び出されなければなりません。 バインドは SQLiteStatementHandle.reset メソッドによってリセットされません。バインドを解かれたパラメータは NULL として解釈されます。


changes (メソッド)
public {SQLiteInterface.changes handle:SQLiteDatabaseHandle}:int

最も新しい UPDATEINSERTDELETE ステートメントによって完了した更新、挿入、削除されたデータベースの行数を返します。

sqlite3: SQLite データベースハンドル。

注意事項

UPDATEINSERTDELETE ステートメントによって直接明示された変更だけはカウントされます。トリガーによって引き起こされる補助的な変更はカウントされません。
トリガー内で呼ばれた場合、トリガー内の 最も最近実行された UPDATEINSERTDELETE ステートメントで変更された行の数をリポートします。
SQLite は where句を使わずに、一度テーブルをドロップし再構築する形でDELETE FROM table コマンドを実装しています。 この最適化によって、DELETE FROM table の変更カウントは、元々テーブル内にあったレコードの数に関わりなく、ゼロになります。本当に削除された行数を取得する為には、代わりにDELETE FROM table WHERE 1を使用します。これは最適化を無効にします。
SQLiteInterface.total-changes も参照して下さい。


clear-bindings (メソッド)
public {SQLiteInterface.clear-bindings}:SQLiteStatus

プリペアドステートメントのバインドされたパラメータをクリアします。

stmt:
コンパイルステートメントのハンドル。
SQLiteDatabaseHandle.prepare-statement も参照して下さい。


column-blob (メソッド)
public {SQLiteInterface.column-blob
stmt:SQLiteStatementHandle,
column-index:int,
out:#ByteArray = null
}:#ByteArray

結果セットの現在行の列の値を ByteArray として返します。

stmt:
コンパイルステートメントのハンドル。
SQLiteDatabaseHandle.prepare-statement も参照して下さい。
column-index: 取得するカラム値の順序。カラムインデックスはゼロベースです。

戻り値

カラムの ByteArray としての値。

注意事項

ステートメント処理が現在の有効な行を指していないか、カラムのインデックスが範囲外の場合、結果は定義されません。
blob でバイト数を取得するために SQLiteInterface.column-bytes を使うことができます。


column-bytes (メソッド)
public {SQLiteInterface.column-bytes
stmt:SQLiteStatementHandle,
column-index:int
}:int

現在行のカラムの値のバイト数を返します。

stmt:
コンパイルステートメントのハンドル。
SQLiteDatabaseHandle.prepare-statement も参照して下さい。
column-index: 取得するカラム値の順序。カラムインデックスはゼロベースです。

戻り値

現在行の列の値のバイト数。

注意事項

ステートメント処理が現在の有効な行を指していないか、カラムのインデックスが範囲外の場合、結果は定義されません。


column-count (メソッド)
public {SQLiteInterface.column-count stmt:SQLiteStatementHandle}:int

結果セットのカラム数を返します。

stmt:
コンパイルステートメントのハンドル。
SQLiteDatabaseHandle.prepare-statement も参照して下さい。

戻り値

結果セットのカラム数を返します。stmt が返り値の無い SQL ステートメントの場合それは 0 となります。


column-decltype (メソッド)
public {SQLiteInterface.column-decltype
stmt:SQLiteStatementHandle,
column-index:int
}:#String

カラムの定義された型を返します。

stmt:
コンパイルステートメントのハンドル。
SQLiteDatabaseHandle.prepare-statement も参照して下さい。
column-index: 取得するカラムのために定義されたタイプの順序。カラムインデックスはゼロベースです。

戻り値

データベースの CREATE TABLE ステートメントで定義されたカラムの型を返します。
カラムが実際のテーブルのカラムと合致しない場合は、null が返されます。


column-double (メソッド)
public {SQLiteInterface.column-double
stmt:SQLiteStatementHandle,
column-index:int
}:double

結果セットの現在行の列の値を double として返します。

stmt:
コンパイルステートメントのハンドル。
SQLiteDatabaseHandle.prepare-statement も参照して下さい。
column-index: 取得するカラム値の順序。カラムインデックスはゼロベースです。

戻り値

カラムの double としての値。

注意事項

ステートメント処理が現在の有効な行を指していないか、カラムのインデックスが範囲外の場合、結果は定義されません。
テーブルでアイテムが null である場合、0 が返されます。null 値か 値が 0 であるかどうかを見分けるための一つに、SQLiteInterface.column-type を使用することができます。


column-int (メソッド)
public {SQLiteInterface.column-int
stmt:SQLiteStatementHandle,
column-index:int
}:int

結果セットの現在行の列の値を int として返します。

stmt:
コンパイルステートメントのハンドル。
SQLiteDatabaseHandle.prepare-statement も参照して下さい。
column-index: 取得するカラム値の順序。カラムインデックスはゼロベースです。

戻り値

カラムの int としての値。

注意事項

ステートメント処理が現在の有効な行を指していないか、カラムのインデックスが範囲外の場合、結果は定義されません。
テーブルでアイテムが null である場合、0 が返されます。null 値か 値が 0 であるかどうかを見分けるための一つに、SQLiteInterface.column-type を使用することができます。


column-int64 (メソッド)
public {SQLiteInterface.column-int64
stmt:SQLiteStatementHandle,
column-index:int
}:int64

結果セットの現在行の列の値を int64 として返します。

stmt:
コンパイルステートメントのハンドル。
SQLiteDatabaseHandle.prepare-statement も参照して下さい。
column-index: 取得するカラム値の順序。カラムインデックスはゼロベースです。

戻り値

カラムの int64 としての値。

注意事項

ステートメント処理が現在の有効な行を指していないか、カラムのインデックスが範囲外の場合、結果は定義されません。
テーブルでアイテムが null である場合、0 が返されます。null 値か 値が 0 であるかどうかを見分けるための一つに、SQLiteInterface.column-type を使用することができます。


column-name (メソッド)
public {SQLiteInterface.column-name
stmt:SQLiteStatementHandle,
column-index:int
}:String

プリペアド SQL ステートメントでの列名。

stmt:
コンパイルステートメントのハンドル。
SQLiteDatabaseHandle.prepare-statement も参照して下さい。
column-index: 取得するカラム名の順序。カラムインデックスはゼロベースです。

戻り値

カラム名。


column-text (メソッド)
public {SQLiteInterface.column-text
stmt:SQLiteStatementHandle,
column-index:int
}:#String

結果セットの現在行の列の値を String として返します。

stmt:
コンパイルステートメントのハンドル。
SQLiteDatabaseHandle.prepare-statement も参照して下さい。
column-index: 取得するカラム値の順序。カラムインデックスはゼロベースです。

戻り値

カラムの String としての値。

注意事項

ステートメント処理が現在の有効な行を指していないか、カラムのインデックスが範囲外の場合、結果は定義されません。


column-type (メソッド)
public {SQLiteInterface.column-type
stmt:SQLiteStatementHandle,
column-index:int
}:SQLiteDatatype

カラムのデータ型を返します。

stmt:
コンパイルステートメントのハンドル。
SQLiteDatabaseHandle.prepare-statement も参照して下さい。
column-index: 取得するカラムタイプの順序。カラムインデックスはゼロベースです。

戻り値

stmt の結果セットの中で、順番を示す column-index で指定されたカラムのストレージクラスを返します。
SQLiteInterface.column-decltype も参照して下さい。


data-count (メソッド)
public {SQLiteInterface.data-count stmt:SQLiteStatementHandle}:int

結果セットの現在の行の値の数を返します。

stmt:
コンパイルステートメントのハンドル。
SQLiteDatabaseHandle.prepare-statement も参照して下さい。

戻り値

SQLiteStatementHandle.step の呼び出し前や SQLiteStatementHandle.step の呼び出し後に SQLiteStatus.ROW でない値が返る場合、返される値はゼロです。そうでない場合は、現在の結果セットの行数となります。


errcode (メソッド)
public {SQLiteInterface.errcode}:SQLiteStatus

SQLiteInterface API を呼び出して失敗した一番新しいエラーコードを返します。

sqlite3: SQLite データベースハンドル。

戻り値

sqlite3 データベースハンドルに関連する API が失敗した一番新しいエラーコード。

注意事項

先の API 呼び出しが失敗しますが、最新の API 呼び出しが成功する場合、この関数の返り値は未定義です。


errmsg (メソッド)
public {SQLiteInterface.errmsg sqlite3:SQLiteDatabaseHandle}:String

SQLiteInterface API を呼び出して失敗した一番新しいエラーメッセージを String で返します。

sqlite3: SQLite データベースハンドル。

戻り値

API 呼び出し時の English の一番新しいエラーメッセージ。

注意事項

一番最後に呼び出された API が成功している時、not an error のメッセージが返されます。


exec (メソッド)
public {SQLiteInterface.exec}:(SQLiteStatus, errmsg:String)
""


interrupt (メソッド)
public {SQLiteInterface.interrupt handle:SQLiteDatabaseHandle}:void

実行中の操作を中断します。

sqlite3: SQLite データベースハンドル。

注意事項

通常、ソートのコールバックから呼ばれます。


last-insert-rowid (メソッド)
public {SQLiteInterface.last-insert-rowid}:int64

最後に成功した INSERT ステートメントから生成され、自動的に増加するプライマリキーを返します。

sqlite3: SQLite データベースハンドル。

戻り値

プライマリキーの値。

注意事項

SQLite テーブルの各エントリーは一意の int キーを持っています。そのキーは、INTEGER PRIMARY KEY カラムがある場合、そのカラムの値となります。ない場合は、ランダムな値が生成されます。一意になるキーは常に ROWIDOID_ROWID_ として利用可能です。


libversion (メソッド)
public {SQLiteInterface.libversion}:String

SQLite ライブラリのバージョンを String として返します。



libversion-number (メソッド)
public {SQLiteInterface.libversion-number}:int

SQLite の数値としてのバージョン。

説明

バージョン番号が X.Y.Z であるなら、この番号は X*1000000 + Y*1000 + Z となります。


reclaim-resources (メソッド)
protected {SQLiteInterface.reclaim-resources}:void
""


rekey (メソッド)
public {SQLiteInterface.rekey}:SQLiteStatus
""


set-key (メソッド)
public {SQLiteInterface.set-key}:SQLiteStatus

メインデータベースの暗号化キーを設定します。



table-column-metadata (メソッド)
public {SQLiteInterface.table-column-metadata
sqlite3:SQLiteDatabaseHandle,
database-name:#String,
table-name:String,
column-name:String
}:(status:SQLiteStatus, datatype:#String, collation:#String, not-null?:bool, primary-key?:bool, auto-increment?:bool)

テーブル内のカラムの情報を指定します。

sqlite3: SQLite データベースハンドル。
database-name: テーブル内を検索するためのデータベース名。null の場合、テーブルにアタッチされたデータベース全てを検索します。
table-name: カラム内を検索するためのテーブル名。
column-name: メタデータを取得するためのカラム名。

戻り値

最初の戻り値が SQLiteStatus.OK でない場合、未定義の戻り値が返されます。

注意事項

これはカラムの falseauto-increment? が返されます。そのカラムの別名は ROWID ですが、ROWID は基本的に auto-increment となります。


total-changes (メソッド)
public {SQLiteInterface.total-changes handle:SQLiteDatabaseHandle}:int

データベース接続が作成されてから、編集、挿入、削除が行なわれたトータルの行数を返します。

sqlite3: SQLite データベースハンドル。

注意事項

全ての変更はカウントされ、トリガーによる変更と一時的で予備なデータベースの変更も含まれます。CREATE TABLE 構文のよう内部テーブルに対する変更はカウントされません。テーブル全体が DROP TABLE を使用して削除されるときの変更もまたカウントされません。
SQLite は where句を使わずに、一度テーブルをドロップし再構築する形でDELETE FROM table コマンドを実装しています。 この最適化によって、DELETE FROM table の変更カウントは、元々テーブル内にあったレコードの数に関わりなく、ゼロになります。本当に削除された行数を取得する為には、代わりにDELETE FROM table WHERE 1を使用します。これは最適化を無効にします。
データベース接続がオープンされていない場合、このメソッドは 0 を返します。
SQLiteInterface.changes も参照して下さい。