image (テキストプロシージャ)
{image source:#Url = null, blocking?:bool = false, ignore-exceptions?:bool = true, ...}:Graphic
インポート元: CURL.GUI.STANDARD. package 内で定義されています CURL.GUI.TEXT-FORMATS.

イメージを表示します。

説明

image はプログラミングには使用せずに、イメージをアプレットに組み込むためにドキュメント内で使用します。
source: url オブジェクトを使用して指定され、URL フォーマットを使用したイメージを表すファイル。
blocking?: イメージを非同期的にロードするか、あるいは同期的にロードするかを指定します。非同期的にロードする場合は、blockingfalse (既定) に設定し、それ以外は true に設定します。
ignore-exceptions?: イメージの取得あるいは表示に問題が発生した場合に、例外を設定するかまたは警告しないで無視するかを指定します。 既定では、 ignore-exceptions?true であり、呼び出し元に例外は設定されません。このためアプレットが最後までロードされます。この場合、イメージのプレースホルダ — — が表示されます。イメージがこのように表示される場合は、次のようなさまざまな問題が考えられますがこれらに限定されるわけではありません。: ignore-exceptions?false の場合は、例外がスローされます。非特権アプレットで例外がスローされた場合、内部でキャッチされ ImageException がスローされます。ImageException によってイメージのロードに失敗したことはわかりますが、原因はわかりません。
...: Graphicに設定することができるキーワード引数。たとえば、ユーザーは width および height キーワード引数を設定することができます。設定しない場合は、既定でソース ファイルで指定されているサイズになります。ユーザーはまた、イメージにアタッチされるイベント ハンドラを設定することもできます。

戻り値

画像を表示する Graphic
このオブジェクトは Visual を受け入れられるものであれば追加することができます。

予期されたイベント

LoadingFinished: イメージのロードが終了したときに起動します。 LoadingFinished も参照してください。


{image
    source={url "curl://install/docs/default/images/adria.jpg"},
    width=1in,
    height=1in
}

注意事項

画像データは通常キャッシュされます。アプレットの中で同じ URL の画像が複数使用されている場合でも、画像は一度だけサーバから取得されることを意味します。もし画像データをキャッシュさせたくない場合は、以下の処理の内一つを選択してください。 :
null でない source において、画像データがキャッシュされていると、blocking?ignore-exceptions?image の初回呼び出し時のみに使用されます。
サポートされる画像フォーマット以下の通りです。 :
  • GIF, 1ビットの透過度を含むので、ピクセル単位で完全に透過または不透過にでき、またアニメーションGIFも含みます。Curl 言語では GIF ファイルを作成しないように制限がかけられています。
  • JPG
  • BMP, 1、4、8、24、または32 ビット深度を含みます。Curl 言語では、圧縮された BMP ファイルをサポートしていません。カラー チャネルがインタリーブされているイメージだけをロードします。独立したカラー プレーンのイメージはロードしません。Curl 言語では、ピクセルあたり 32 ビットで、圧縮なしの BMP ファイルを生成します。
  • PPM
  • PNG, は、8 ビット深度の透過度をサポートします。Curl RTE バージョン 6.0 以前で、Curl のアプレットで部分的な透過性を正しく表示するには、イメージを AntialiasedFrame または Canvas に配置し、AntialiasMixin.use-host-rendering? プロパティを false に設定します。もう1つの方法は、set-rendering-mode を呼び出して、アプレット全体で部分的な透過性を有効にします。
  • TIFF, 複数イメージのファイルの最初のイメージのみ。追加のイメージにアクセスするには、ImageData を使用します。
ImageData.add-mime-handler を使用し他の画像フォーマットをインストールすることで上記のリストを拡張できます。


このオブジェクトは、"item"のスタイル ルールを記述することでスタイル化することが出来ます。