(クラス)
オプション リストを持つことができ、Event を受け取ることのできる抽象クラスです。
プログラミング注意事項
Curl® 言語で作成されたプログラムに明示的に
Visual を含む主な理由は、
Graphic またはテキストのいずれかである変数のタイプを宣言するためです。
ビジュアル テスト
以下のビジュアル テスト アクションはすべての
Visual オブジェクトで使用可能です。これらのアクションの多くは
Visual.test-run によって提供されますが、それ以外のものはビジュアル テスト インフラストラクチャに組み込まれています。追加のテスト アクションを持つクラスのリストについては、
test-type-name を参照してください。
名前 | 引数 | 説明 |
CallMethod | method:String [,arg1:any .... [,arg8:any]] | 最大 8 つの引数を持つ method メソッドを呼び出します。このアクションは、オブジェクトそのものではなく、ビジュアル テスト インフラストラクチャによって実装されます。QuickTest Property™ のビジュアル テスト環境では任意の実行時メソッドを直接呼び出せないため、代わりにこれを使用してください。 |
RawClick | x:int, y:int [,button:String [,modifiers:String]] | イベントの button フィールドは、オプションの button 引数が "LEFT"、"MIDDLE"、または "RIGHT" (既定値は "LEFT" で、 left-button に対応します) のいずれであるかに基づいて設定されます。 イベントの state-mask フィールドは、オプションの modifiers 引数の値に基づいて設定されます。この引数は、'+' で区切られる "Shift"、"Ctrl"、"Alt"、および "Menu" となります。既定値では、修飾子は設定されません。 イベントの送信は通常のディスパッチ メカニズムによって行われます。このため、たとえば別のオブジェクトがポインタをグラブした場合は、このオブジェクトではなくイベントが表示されます。 イベントはキューに入れられるため、test-run が終了するまでイベントは送信されません。 |
RawDoubleClick | x:int, y:int [,button:String [,modifiers:String]] | このアクションは、イベント順序が PointerPress、PointerRelease、PointerPress、PointerRelease の順であること以外は、RawClick と同じです。 |
MouseDrag | x1:int, y1:int, x2:int, y2:int [,button:String [,modifiers: String]] | このアクションは、イベント順序が PointerPress、2 つの PointerMotion、PointerRelease の順であること以外は、RawClick と同じです。ここで、(x1, y1) は PointerPress のピクセル位置、(x2, y2) はその他のイベントのピクセル位置です。これらの位置はオブジェクトの境界内になくてもかまいません。これらの位置はオブジェクトの左上隅を基準として計算されるだけです。 |
PressKey | key:String [,modifiers:String] |
イベントの state-mask フィールドは、オプションの modifiers 引数で決定されます。この引数は、'+' で区切られる "Shift"、"Ctrl"、"Alt"、および "Menu" となります。イベントの shifty? フィールドは、"Shift" が修飾子の 1 つである場合に true となります。イベントの normal? フィールドは、名前がキーの文字コードおよび空白文字と同じであるすべてのキーで true となります。これを指定しないと、既定では修飾子は設定されません。 |
Type | str:String | このアクションは、オブジェクトで一連の KeyPress イベントを発生させ、KeyPress.value が文字列内の各文字に設定されます。これは、挿入可能な文字で使用するためです。特に、制御文字は変換されず、たとえば '\n' は、ENTER キーを表しません。 |
コンストラクタ protected | {Visual.clone-appearance-from other:Visual} |
コンストラクタ public | {Visual.default ...} |
ファクトリ public implicit | {Visual.from-any obj:any}:Visual |
ファクトリ public implicit | {Visual.from-Path path:Path}:Visual |
ファクトリ public implicit | {Visual.from-Region region:Region}:Visual |
ファクトリ public implicit | {Visual.from-string obj:String}:Visual |
ローカル オプション protected Visual._style-element:
String
アクセサ protected Visual.clonable-class?:
bool
アクセサ protected Visual.completely-clonable-children?:
bool
cursor: | このオブジェクトに対するカーソルを指定します。 |
ローカル オプション public Visual.cursor:#
Cursor =null
data-source: | ドラッグ / ドロップ操作中に使用されるデータ ソースに Type を提供するのに使用します。 |
ローカル オプション public Visual.data-source:#
Type =null
ローカル オプション public Visual.dragee:#
Dragee =null
非ローカル オプション public Visual.font-size:
any
アクセサ public Visual.graphical-parent:#
Box
アクセサ public Visual.has-key-focus?:
bool
非ローカル オプション public Visual.input-method-enabled?:
bool
ローカル オプション public Visual.name:#
String =null
options: | このオブジェクトのオプション リストが存在する場合はそれを参照します。 |
アクセサ public Visual.possibly-displayed?:
bool
ローカル オプション public Visual.style-class:
String
アクセサ public Visual.style-element:
String
アクセサ public final Visual.test-child?:
bool
test-description: | ビジュアル テスト インフラストラクチャがこのオブジェクトの説明に使用する名前。エンド ユーザーはこの名前で視覚的にオブジェクトを探すことができます。 |
アクセサ public Visual.test-description:#
String
test-name: | ビジュアル テスト インフラストラクチャがこのオブジェクトをプログラムで探すために使用する名前。 |
ローカル オプション public Visual.test-name:#
String
ローカル オプション public Visual.test-parent?:
bool =false
test-type-name: | このオブジェクトをテストのメソッドとプロパティにマッピングするために、ビジュアル テスト インフラストラクチャが使用するタイプ名。 |
アクセサ public Visual.test-type-name:#
String
test-visible?: | このオブジェクトとその子孫をビジュアル テスト インフラストラクチャで使用できるようにするかどうかを示します。 |
ローカル オプション public Visual.test-visible?:
bool =true
ローカル オプション public Visual.tooltip:#
Tooltip =null
ローカル オプション public Visual.user-data:
any
アクセサ public Visual.visual-parent:#
Visual
protected | {Visual.add-from-init-args a:any}:void |
public | {Visual.animate}:Timer |
public | {Visual.clear}:void |
public | {Visual.clonable-appearance? complete-clone-required?:bool = false }:bool |
clone-appearance: | グラフィック上の外観が、このオブジェクトで始まるグラフィック階層の外観に似ているグラフィック階層を作成します (ただし、同じダイナミック イベント ハンドラを持たない場合があります)。 |
public | {Visual.clone-appearance}:#Visual |
protected | {Visual.clone-appearance-helper}:Visual |
public abstract | {Visual.find-graphical-ancestor}:#Graphic |
public | {Visual.find-test-children}:void |
public abstract | {Visual.get-graphical-root}:#Graphic |
public | {Visual.get-gui-path-to-child}:{Array-of int} |
public | {Visual.get-test-parent}:#Visual |
public | {Visual.get-test-property name:String}:any |
public | {Visual.get-text}:String |
public | {Visual.get-view}:#View |
protected final | {Visual.maybe-fire-attach-event}:void |
protected final | {Visual.maybe-fire-detach-event}:void |
public | {Visual.non-keyword-init-arg a:any}:void |
public | {Visual.note-attached}:void |
public final | {Visual.note-caret-position}:void |
public | {Visual.note-detaching}:void |
public | {Visual.prepare-test-object}:bool |
public | {Visual.prepare-test-parent}:bool |
public | {Visual.refresh-style-options}:void |
public | {Visual.release-key-focus}:void |
public abstract | {Visual.request-draw}:void |
public | {Visual.request-key-focus}:void |
public | {Visual.scroll-to-include}:void |
public | {Visual.test-record action:String, ...}:void |
test-run: | オブジェクトに対してビジュアル テスト アクションを実行します。 |
public | {Visual.transform-from-display-coordinates}:(new-x:Distance, new-y:Distance) |
public | {Visual.transform-to-display-coordinates}:(new-x:Distance, new-y:Distance) |
メソッド 継承 GuiEventTarget:
handle-delegate-event, handle-event, on-action, on-cancel-mode, on-command-changed, on-commit, on-composition-change-event, on-composition-result-event, on-context-menu-event, on-current-record-change-request, on-current-record-changed, on-destroy-notify, on-destroy-requested, on-drag-over, on-drag-pointer, on-drag-started, on-drop, on-end-composition-event, on-focus-event, on-focus-in, on-focus-out, on-gesture, on-gesture-begin, on-gesture-end, on-gesture-magnify, on-gesture-pan, on-gesture-rotate, on-gesture-swipe, on-gesture-tap, on-gesture-touch, on-grab-release, on-gui-event, on-input-method-event, on-inspection, on-key-event, on-key-press, on-pointer-button, on-pointer-crossing, on-pointer-event, on-pointer-motion, on-pointer-press, on-pointer-release, on-pointer-scroll, on-raw-key-event, on-raw-key-press, on-raw-key-release, on-reset, on-selectable-added, on-selectable-removed, on-selection-changed, on-selection-context-activated, on-selection-context-deactivated, on-selection-event, on-start-composition-event, on-start-event, on-stop-event, on-view-activate, on-view-deactivate, on-window-close, remove-event-handlers-for-event-class メソッド 継承 OptionListInterface:
add-option, add-style-option, change-option-parent-notify, clone-options, get-option, get-option-by-name, keyword-init-arg, local-add-notify, local-remove-notify, name-to-option-key, new-option-item, notify-option-children, option-change-notify, option-changed, option-lookup, option-lookup-here, option-propagate-notify, option-set?, propagate-option-change, register-options, remove-option, remove-style-option, remove-styles, set-option-by-name, set-style-option-by-name, unset-option-by-name, unset-style-option-by-name
(コンストラクタ)
protected | {Visual.clone-appearance-from other:Visual} |
このタイプの新しいオブジェクトを作成するために Visual.clone-appearance が使用するコンストラクタ。
説明
注意事項
クローン化をサポートする
Visual のサブクラスには、このコンストラクタを呼び出すコンストラクタが必要です。ただし、これらのコンストラクタがそれぞれ自身のオプションをクローン化する場合は、その限りではありません。
(コンストラクタ)
public | {Visual.default ...} |
このタイプの新しいオブジェクトを作成します。
注意事項
このメソッドは 2 種類の引数を受け取ります。
- それぞれのキーワード引数は、"name=value" というフォームで、新しく作成されるオブジェクトのオプション name に value を設定するように指定します。
- タイプ EventHandler の各ダイナミック イベント ハンドラ指定 (通常はon を使用して作成される) は、新たに作成されたオブジェクトに追加されるダイナミック イベント ハンドラ を指定します。
オーバーライド
(ファクトリ)
public implicit | {Visual.from-any obj:any}:Visual |
any から Visual を作成します。
説明
このファクトリーは、 他の Visual ファクトリーと一致しない型を持つ値を処理するために存在します。そのような型を処理するためには記述されておらず、動作も他のファクトリーと異ります。
(ファクトリ)
(ファクトリ)
public implicit | {Visual.from-Path path:Path}:Visual |
(ファクトリ)
(ファクトリ)
(ローカル オプション)
protected Visual._style-element:
String スタイリングの目的のために、この Visual の "要素" や "型" をオーバーライドします。
説明
使う場合は、このオプションの値はオブジェクトが始めてインスタンス化される際に設定し、その後は変更してはいけません。
導入:
バージョン 6.0
(アクセサ)
アクセサ protected Visual.clonable-class?:
bool 当該クラスがクローン化可能である場合は、true を返します。その他の場合は false を返します。
オーバーライド
既定の実装は
false を返します。クローン化機能を提供するクラスは、
{type-of self} == {compile-time-type-of self} を返すためには、このゲッターをオーバーライドする必要があります。クローン化可能な
Visual が必ずしもクローン化可能であるとは限らないので、単に
true を返すだけでは正しくありません。
(アクセサ)
アクセサ protected Visual.completely-clonable-children?:
bool Visual のすべての子を完全にクローン化できる場合は、true を返します。
オーバーライド
既定の実装は
true を返します。子がある
Box のようなサブクラスは、そのすべての子について、
complete-clone-required? が
true として渡された
Visual.clonable-appearance? が
true を返す場合は、このゲッターをオーバーライドし、
true を返す必要があります。その他の場合は
false を返すはずです。
(ローカル オプション)
public Visual.cursor:#
Cursor =null
このオブジェクトに対するカーソルを指定します。
説明
ポインタがこの
Visual の上に置かれると表示されるカーソルを指定するには、その
cursor オプションを、表示するカーソルを表す
Cursor オブジェクトである値に設定します。
cursor オプションが
null に設定されている場合、あるいはまったく設定されていない場合、この
Visual 上に表示されるカーソルはこれが含まれる
Visual 上に表示されるカーソルと同一のものになります。
例
次の例は、
RectangleGraphic とテキスト要素を示します。いずれにも、カスタム カーソルが指定されています。
例 |
|
{HBox spacing=12pt, valign="center",
{RectangleGraphic width=1in, height=0.5in, cursor=cursor-crosshair},
{text cursor=cursor-hand, Can I help you?}} | |
注意事項
ポインタがオブジェクトの上に配置されている間に、オブジェクトの
cursor オプションが未設定から設定へと変更される場合、表示されるカーソルは変更されません。
cursor オプションでの変更が表示されるカーソルに影響を与えるためには、ポインタが一度オブジェクトを離れ、再びオブジェクトの上に配置されなくてはなりません。
cursor オプションにおける変更が、ポインタがオブジェクト上に配置されている間に、直ちに表示カーソルに影響を与えるようにするには、オブジェクトの
cursor オプションは、ポインタがオブジェクトに配置されたときに設定されなくてはなりません。
オブジェクトのカーソルを指定カーソルと、これに含まれる
Visual のカーソルの切り替え変更を行うには、オブジェクトの
cursor オプションを指定カーソルと
null を交互に設定します。
cursor オプションを設定解除するのではなく、
null に設定すると、表示カーソルは
cursor 設定が変更されると直ちに変更されます。
(ローカル オプション)
public Visual.data-source:#
Type =null
ドラッグ / ドロップ操作中に使用されるデータ ソースに Type を提供するのに使用します。
プログラミング注意事項
注意事項
(非ローカル オプション)
このオブジェクトに関連付けられている DisplayContext。
プログラミング注意事項
このオプションは、Curl グラフィック システム内での通信のために使用されます。これは、ユーザー コードで不用意に設定や設定解除を行わないでください。また、通常は、ユーザー コードで直接読み取るべきではありません。現在の
DisplayContext が必要な場合は、
Visual.get-display-context を呼び出すことによりフェッチしてください。
画面上のウィンドウまたは印刷されたページで表示可能なすべてのグラフィック階層は、そのルートにおいて、
display-context オプションを
DisplayContext オブジェクトに設定するオブジェクトを持つ必要があります。このオブジェクトは、グラフィック階層の表示に使用される表示媒体に適しています。つまり、オブジェクトは、
display-context オプションの値が
null から非
null DisplayContext オブジェクトに変更されるのをモニタリングすることにより、表示不可能なグラフィック階層に連結されていることを認識します。したがって、特定の動作を実行する必要のある
Visual のサブクラスは、表示不可能なグラフィック階層に接続された場合、次のようなオプション宣言を含むことにより
display-context オプションをモニタリングします。
{nonlocal-option public display-context:#DisplayContext
change handler}ここで、
change handler 内のコードは
display-context オプションの現在値 (変数
display-context の値として、変更ハンドラ内にある) を取得し、
null および非
null の値の間で行われる変更をモニタリングし、必要とされる動作を実行します。
ただし、このプログラミング熟語を使用するプログラマーは、グラフィカル表示を再配列する際、グラフィック階層からグラフィカル オブジェクトを一時的に分離し、これらを同じ階層に再アタッチすることが、割に一般的であることを理解するべきです。この処理により、一時的に分離されたオブジェクトは、
display-context オブジェクトが
null になり、再び非
null になるのを観察します。
display-context オプションでの変更をモニタリングするコードは、この可能性を考慮に入れ、この状況における望ましくない動作の実行を回避しなくてはなりません。
(ローカル オプション)
public Visual.dragee:#
Dragee =null
ドラッグ / ドロップ操作で Visual がドラッグできることを指定します。
説明
このオプションの値は、
Dragee サブクラスでなければなりません。
例
(非ローカル オプション)
public Visual.font-size:
any オブジェクト内のテキストの既定サイズを指定します。
説明
値は正の値でなければなりません。負の値や、0 はオプションをに設定することはできますが、実行する際にランタイムエラーが発生します。
例
font-size オプションを使用したテキスト サイズの指定方法の例をいくつか示します。"Medium" という語を持つテキスト オブジェクトが、それを含むテキスト オブジェクトから、どのようにフォント サイズを取得するかに注意してください。
例 |
|
{text font-size=12pt,
{text font-size=8pt, Little}
{text font-size=1cm, Pretty big}
{text Medium}
{text font-size=1in, Huge!}
}
{text And this is the default}
| |
参照:
(アクセサ)
アクセサ public Visual.graphical-parent:#
Box Boxであるもっとも近い祖先を返します。
導入:
バージョン 7.0
(アクセサ)
アクセサ public Visual.has-key-focus?:
bool このオブジェクトがキーボード フォーカスを持つかどうかを示します。
説明
この
Visual の
FocusManager がキーボードフォーカスを持ち、そのフォーカスのターゲットが
Visual の時、このプロパティは
true になります。
注意事項
このプロパティのセッターは、非推奨です。このセッターを持つクラスで、セッターを呼び出しても効果がありません。また将来のリリースで削除される予定です。
導入:
バージョン 7.0
(非ローカル オプション)
public Visual.input-method-enabled?:
bool 入力メソッドが有効であるかどうかを示します。
説明
入力メソッドは
InputMethodClient および
Visual から継承するオブジェクトがキー フォーカスを持ち、このオプションが
true に設定されている場合にのみ有効です。
これは、入力メソッド サポートは、この値を
false に設定することにより、グラフィカル階層の部分で無効にできることを意味しています。
このオプションの値は、キー フォーカスを持つオブジェクトが
InputMethodClient でない場合は無関係です。
(非ローカル オプション)
入力メソッドがキーストロークをどのように解釈するかを示します。
説明
いくつかの階層からなる解釈を実行する入力メソッドもあります。たとえば、最初の階層は一般的にキーストロークの簡単な変換で、他の階層には文字シーケンスから他の文字への変換を含める場合などです。
多くの場合、最初の変換階層はモーダルです。Visual がフォーカスを得たときに、このオプションは入力メソッドに対して適切なモードを指示します。
このオプションの値を使い、入力メソッドにキーボード モードを変更するよう要求します。この要求は、オプションが変更されたとき、Visual が最初にキーボード フォーカスを得たときの 2 つの状況で発生します。このオプションは要求に使われる値を表すもので、入力メソッドのキーボード モードに起こる他の変更を反映するためにこの値が更新されることはありません。
default 値は、入力メソッドが現在のキーボード モードを保持することを意味します。
注意事項
入力メソッドは、さまざまな方法でキーボード モードの変更要求に応答します。たとえば、入力メソッドにはこのような要求をまったくサポートしないもの、特定の要求のみサポートするものがあります。入力メソッドは単一言語のみサポートするのが一般的で、異なる言語のキーボード モードで要求が行われた場合、予期せぬ動作を引き起こす可能性があります。
このオプションは現在、Mac OS X または、Linux 上では効果がありません。
(ローカル オプション)
public Visual.name:#
String =null
この Visual に対するユーザー定義可能な名前です。
説明
名前はどのような目的にも使用できます。その値、または使用については特別な意味、あるいは制限はありません。たとえば、ビジュアルへの名付けは、必須ではありません。また、指定のスコープ内で名前を固有にする必要もありません。
(アクセサ)
このオブジェクトのオプション リストが存在する場合はそれを参照します。
説明
(アクセサ)
アクセサ public Visual.possibly-displayed?:
bool このオブジェクトが表示されているかどうかを伝えます。
説明
このオブジェクトがスクリーン上に表示されているかもしれない時、true を返します。オブジェクトが明らかに表示されていない時は、false を返します。解はあくまで"ベストエフォート"
を基本にしており、オブジェクトが表示されていない時でも true を返す可能性があります。
導入:
バージョン 7.0
(ローカル オプション)
public Visual.style-class:
String この Visual が のメンバーであるスタイル クラスです。(空白で区切られています。)
導入:
バージョン 6.0
(アクセサ)
アクセサ public Visual.style-element:
String スタイリングの目的のための、この Visual の "要素" や "型" です。
説明
オーバーライド
Visual のサブクラスのスタイルが他のオブジェクトと異なる場合、このゲッターは適切な文字列を返すようにオーバーライドされる必要があります。 慣例では,この文字列はクラス名または、オブジェクトを生成するマークアップの名前です。
オーバーライドでは、空の文字列でないかぎり、self._style-elementを返さなければなりません。
導入:
バージョン 6.0
(非ローカル オプション)
(アクセサ)
スタイル の機能を通してこのオブジェクトに指定されたオプションです。
説明
導入:
バージョン 6.0
(アクセサ)
アクセサ public final Visual.test-child?:
bool このVisualが、ビジュアル テスト システムに存在するかどうかを示します。
説明
このゲッターは、全てのテスト オブジェクトに対して true を返します。それに加え、全ての
テストの親
(
test-parent?オプションがtrueに設定されているオブジェクト)にtrueを返します。
導入:
バージョン 7.0
(アクセサ)
アクセサ public Visual.test-description:#
String ビジュアル テスト インフラストラクチャがこのオブジェクトの説明に使用する名前。エンド ユーザーはこの名前で視覚的にオブジェクトを探すことができます。
説明
これは、ビジュアル テスト インフラストラクチャを実行するテスト ツールのユーザー インターフェイスに表示される値です。
既定では、この値はこのオブジェクトを参照する
Label (ある場合) を探して取得されます。独自の説明が設定されているオブジェクトは、このメソッドをオーバーライドする必要があります。たとえば、
CommandButton には内部の
Label が含まれているため、その Lavel の値を返します。
(ローカル オプション)
public Visual.test-name:#
String ビジュアル テスト インフラストラクチャがこのオブジェクトをプログラムで探すために使用する名前。
説明
テスト名は、特定のテスト ペアレント内でユニークでなければなりません。詳細は、
test-parent?をご覧ください。
この値がnullの時、
Visual.nameオプションの値が、代わりに使用されます。 この値もまた、テスト ペアレント内でユニークでなければなりません。
test-nameと
nameのいずれもがnullの時、ユニークな名前が生成されます。しかしながらグラフィカル階層の変更は、生成された名前の変更を引き起こします。ですから各テスト オブジェクトにユニークなテスト名を定義することが望ましいです。
test-descriptionもご覧ください。
(ローカル オプション)
public Visual.test-parent?:
bool =false
このオブジェクトでテスト名の新しい名前空間を使用するかどうかを示します。
説明
ビジュアル テスト インフラストラクチャは、特定のテストの親の中で
test-name を照合してテスト オブジェクトを探します。
注意事項
(アクセサ)
アクセサ public Visual.test-type-name:#
String このオブジェクトをテストのメソッドとプロパティにマッピングするために、ビジュアル テスト インフラストラクチャが使用するタイプ名。
説明
ビジュアル テストを正しく実行するには、テストは次のいずれかのタイプでなければなりません。特定のテスト タイプの詳細については、リストされている実装例の test-run および get-test-property メソッドの説明を参照してください。
オブジェクトのセマンティクスに近い、いずれかの定義済みテスト タイプの使用を検討してください。ただし、テスト タイプを変更せずにオブジェクトにテストのアクションとプロパティを追加する方が簡単な場合もあります。
(ローカル オプション)
public Visual.test-visible?:
bool =true
このオブジェクトとその子孫をビジュアル テスト インフラストラクチャで使用できるようにするかどうかを示します。
説明
この値を false に設定すると、このオブジェクトとその子孫はテストの子として表示されなくなります。
たとえば、
RichTextArea はその中のコントロールに対して
test-visible? を false に設定します。これは、独自の高レベルのイベントを使用してコントロールのアクションを記録するためです。
注意事項
(ローカル オプション)
public Visual.tooltip:#
Tooltip =null
チップヘルプをこの Visual と関連付けます。
プログラミング注意事項
例
例 |
|
{CommandButton
control-appearance-changeable?=true,
label="Hi there!",
control-color="yellow",
color="red",
tooltip={Tooltip "Tickle me if you dare!"}
}
| |
(ローカル オプション)
public Visual.user-data:
any 任意のユーザー定義値の格納先です。
説明
このオプション名は、ユーザー プログラムが指定のグラフィカル オブジェクトに関連付る必要のある、1 つの任意情報ピースを格納する、ユーザー コードに使用されるため予約されています。これは,デバッグ情報やタグ情報を格納する、便利な場所です。
(アクセサ)
アクセサ public Visual.visual-parent:#
Visual このオブジェクトの直接の親であるVisualを取得します。
戻り値
このオブジェクトの直近の親である
Visual。このオブジェクトが親を持たない場合、
nullが返されます。
導入:
バージョン 7.0
(メソッド)
子アイテムを Visual に追加します。
g: 追加されるアイテムです。
g がこのオブジェクトへの追加に適したタイプではない場合、
g は
Visual のサブタイプをタイプとする適切な値に強制変換され、その結果が追加されます。
戻り値
追加された実際の値。追加された
Visual のサブタイプになります。
オーバーライド
オブジェクトの追加方法を指定する必要のあるクラスによりオーバーライドされます。
Visual.add の既定実装は、子オブジェクトをオブジェクトに追加できない旨を知らせる
error を呼び出します。
このメソッドをオーバーライドするクラスは、
Visual.clear もオーバーライドする必要があります。
(メソッド)
protected | {Visual.add-from-init-args a:any}:void |
この Visual のコンストラクタに渡されるオブジェクトを Visual の内容に追加します。
プログラミング注意事項
オーバーライド
このメソッドの既定の実装では、
Visual.add が呼び出されるだけです。サブクラスではこのメソッドをオーバーライドし、コンストラクタを使ってこの
Visual に内容を追加する際の特別な処理を指定してください。
(メソッド)
public | {Visual.animate}:Timer |
Visual をアニメーションにする便利な方法を提供します。
このメソッドは Timer を作成し、このタイマーに対してイベント ハンドラ on-timer-event を追加します。
アニメーションは、この Visual が RootFrame にアタッチされたグラフィカル階層に追加された場合にのみ開始し、削除されると停止します。
また、この RootFrame が View で、この View が最小化された場合にもアニメーションは停止します。
repeat:
on-timer-event イベント ハンドラが呼び出される回数です。負の数字は、制限なく繰り返すことを意味します。
詳細については、
Timer.repeat を参照してください。
interval:
on-timer-event イベント ハンドラが呼び出される間隔です。
詳細については、
Timer.interval を参照してください。
frequency:
on-timer-event イベント ハンドラが呼び出される頻度です。
詳細については、
Timer.frequency を参照してください。
when:
on-timer-event イベント ハンドラへの最初の呼び出しがいつ行われるかを決定します。
詳細については、
Timer を参照してください。
delay: 値が負ではなく、
when が
null の場合は、
Timer の作成時から最初の
TimerEvent が発生するまでの待ち時間の長さを指定します (
Timer がアクティブであることを前提とする)。
これを
0s に設定すると、
on-timer-event イベント ハンドラが直ちに呼び出されます。
詳細については、
Timer を参照してください。
戻り値
このアニメーションに対して作成および使用される
Timer です。
これを使用すると、アニメーションを制御できます。
注意事項
(メソッド)
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。
(メソッド)
public | {Visual.clear}:void |
(メソッド)
public | {Visual.clonable-appearance? complete-clone-required?:bool = false }:bool |
Visual.clone-appearance が有効なクローン (たとえば、非 NULLl 値) を返すかどうかを示します。
戻り値
プログラミング注意事項
このメソッドの目的は、時間と労力を費やしてオブジェクトのクローンを作成する前に比較的簡単なチェックを行って、オブジェクトがクローン可能であるかどうかを確認することです。
オーバーライド
(メソッド)
public | {Visual.clone-appearance}:#Visual |
グラフィック上の外観が、このオブジェクトで始まるグラフィック階層の外観に似ているグラフィック階層を作成します (ただし、同じダイナミック イベント ハンドラを持たない場合があります)。
fixup: 次の 2 つの引数で呼び出されるプロシージャ (提供される場合) です。元のオブジェクト、ならびにコア 外観クローン作成のメカニズムにより生成されたコピーです。
Visual.clone-appearance により返された最終値は、このプロシージャにより返される値になります (提供される場合)。これらのプロシージャは null を返すことはできません。
complete-clone-required?: true の場合、グラフィック階層が完全にコピーされることを指定します。それ以外の場合は null が返されます。complete-clone-required? が false の場合、元の階層におけるいくつかの部分が欠落しているコピー、「ベスト・エフォート」クローンが返される場合があります。
戻り値
結果のグラフィック階層、あるいはクローンが作成されない場合は null です。
説明
オーバーライド
(メソッド)
protected | {Visual.clone-appearance-helper}:Visual |
クローンを作成し、クローン自体を返します。
オーバーライド
既定の実装はエラーをスローします。クローン化機能を提供するクラスは、
{{compile-time-type-of self}.clone-appearance-from self, fixup}
を返すためには、このゲッターをオーバーライドする必要があります。
(メソッド)
public abstract | {Visual.find-graphical-ancestor}:#Graphic |
与えられた述語に適合する最も近いグラフィックの祖先を返します。
p: 述語を指定するプロシージャ。
戻り値
{p a} が true を返す最も近い祖先 a。{p self} が true を返す場合、self が返されます。p に適合する祖先が見つからない場合、戻り値は null になります。
(メソッド)
public | {Visual.find-test-children}:void |
フィルタに基づいてテストの子を蓄積します。
children: 配列。フィルタを渡すテストの子はこの配列に追加されます。
filter: 引数としてテストの子を受け取り、子が許可されるかどうかを示す論理値を返すプロシージャ。
注意事項
(メソッド)
オブジェクトの現在のフォーカス マネージャを取得します。
戻り値
注意事項
フォーカス マネージャは、現在のオブジェクトの focus-manager オプションにおける値です。
オーバーライド
通常はオーバーライドされません。
(メソッド)
public abstract | {Visual.get-graphical-root}:#Graphic |
Visual のグラフィック階層のルートで、オブジェクトを取得します。
戻り値
オーバーライド
(メソッド)
ソート目的で位置の配列を提供します。
戻り値
このメソッドは、root配下のグラフィック階層内のVisualの位置を、親の中でのそれぞれの親オブジェクトを表す整数の配列として返します。その配列は、グラフィックオブジェクトの合理的な順序を取得する為に比較されます。
注意事項
コンテナオブジェクトは、子オブジェクト左から右に並べる為に、合理的なスキーマを使用するかもしれません。その為GUIパスの数値の詳細は、あるCurlセッションと他のセッションで同じであることは保証されません。
オーバーライド
Visual上の子のメソッドの基本定義は、エラーをスローするだけです。
Visualの直接のサブクラスの多く、例えば
Graphicは、このメソッドに適した定義を提供しています。したがって、
Visualから間接的に継承されたユーザー定義のクラスは、一般的にこのメソッドをオーバーライドする必要はありません。
導入:
バージョン 7.0
(メソッド)
public | {Visual.get-gui-path-to-child}:{Array-of int} |
指定されたBoxから、指定されたこのオブジェクトの子に向かうGUIパスを計算します。
child: パスが計算される
Visual。
childは、
selfの直接の子であることが必要です。
root: childへ向かうパスのスタート地点
プログラミング注意事項
注意事項
コンテナオブジェクトは、子オブジェクト左から右に並べる為に、合理的なスキーマを使用するかもしれません。その為GUIパスの数値の詳細は、あるCurlセッションと他のセッションで同じであることは保証されません。
オーバーライド
Visual 上のこのメソッドの基本定義は、エラーをスローするだけです。
Box や
Shape のような多くのコンテナは、このメソッドに適した定義を提供しています。ですから、これらから継承したユーザー定義のクラスは、一般的にこのメソッドをオーバーライドする必要はありません。
導入:
バージョン 7.0
(メソッド)
このオブジェクトの現在の LayoutContext を返します。
戻り値
オーバーライド
ローカルにキャッシュされた、適切な
LayoutContext へのポインタを保持するオブジェクトは、このメソッドをオーバーライドしてそのポインタを返すことができます。
説明
(メソッド)
グラフィック階層内における指定された祖先に対する Visual の相対的位置を見つけます。
ancestor: 対象の上位オブジェクトです。
戻り値
対象の座標、ならびに
ancestor が
self の上位オブジェクトである場合は true に、それ以外の場合は false に指定された
bool です。この
bool が false の場合、返される座標には意味はありません。
オーバーライド
これは
Visual のサブクラスに定義されなくてはならない抽象メソッドです。
注意事項
このメソッドは有効なレイアウトを持つオブジェクトで呼び出されなければなりません。そうでなければ、このメソッドの戻り値は有用ではありません。
(メソッド)
グラフィック階層のルートにあるオブジェクトを基準とし、Visual の位置を取得します。
戻り値
ロケーションとルート オブジェクトでは次のようになります。
- ルートの内側起点を基準とした、Visual の内側起点の x 座標。
- ルートの内側起点を基準とした、Visual の内側起点の y 座標。
- ルート オブジェクトそのもの ( Graphic)。
注意事項
(メソッド)
public | {Visual.get-test-parent}:#Visual |
テストの親でもあるビジュアルな祖先を返します。
注意事項
オーバーライド
通常はオーバーライドされません。
(メソッド)
public | {Visual.get-test-property name:String}:any |
このオブジェクトのテスト プロパティ値を返します。
説明
既定の実装では、リフレクションを使用してオブジェクトの実行時プロパティの値を取得します。プロパティを実行時のインターフェイスではなくテスト環境に追加する場合は、サブクラスでこのメソッドをオーバーライドする必要があります。
注意事項
(メソッド)
public | {Visual.get-text}:String |
可視オブジェクトの内容を表す文字列を取得します。
戻り値
テキスト文字列です。
オーバーライド
Visual のこのメソッドの既定定義は、単純に空文字列を返します。この要求への応答において役立つテキスト文字列を提供できる
Visual のサブクラスは、このメソッドをそのような文字列を返すメソッドでオーバーライドするようにします。
注意事項
このメソッドにより返される文字列は、記述的な性質を持ち、目次またはその他の要約リストへ含まれるのに適切なものでなくてはなりません。この文字列は、Curl オブジェクトを作成するために評価されることを予測されていません。
(メソッド)
グラフィック階層に含まれる指定上位オブジェクトの座標フレームでこのオブジェクトの左上隅のロケーションを見つけます。
ancestor: 対象の上位オブジェクトです。
戻り値
対象の座標、ならびに
ancestor が
self の上位オブジェクトである場合は true に、それ以外の場合は false に指定された
bool です。この
bool が false の場合、返される座標には意味はありません。
オーバーライド
これは
Visual のサブクラスに定義されなくてはならない抽象メソッドです。
注意事項
(メソッド)
public | {Visual.get-view}:#View |
(メソッド)
protected final | {Visual.maybe-fire-attach-event}:void |
(メソッド)
protected final | {Visual.maybe-fire-detach-event}:void |
(メソッド)
public | {Visual.non-keyword-init-arg a:any}:void |
InitRestArgParser.process-rest-args で非キーワード引数が検出されると、呼び出されます。
説明
Visual によるこのメソッドの実装では、最初にこのメソッドへの入力値をオブジェクトに関連するメタデータとして解釈を試みます。たとえば、オブジェクトに関連する
EventHandler と
DataBinding を認識してから、これらをアタッチするための適切な手順を実行することになります。
オーバーライド
オブジェクトに関連付けられた追加のメタデータも受け入れるようにするには、このメソッドをオーバーライドします。実装では通常、解釈に失敗した入力値でスーパー実装が呼び出されるようにします。
(メソッド)
public | {Visual.note-attached}:void |
(メソッド)
public final | {Visual.note-caret-position}:void |
キャレットの現在の位置を示します。
top, left, width, height: Visual の基点と相対的な、キャレットの位置およびサイズ。
注意事項
一部のプラットフォームは、キャレットの位置を識別する、ユーザー インターフェイス サポートを提供します。キーボード インプットを受け入れる Visual は、キャレットの位置が設定または変更される場合に、このメソッドを呼び出す必要があります。
(メソッド)
public | {Visual.note-detaching}:void |
(メソッド)
(メソッド)
(メソッド)
(メソッド)
(メソッド)
(メソッド)
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。
(メソッド)
public | {Visual.prepare-test-object}:bool |
このオブジェクトをビジュアル テスト用に準備します。
戻り値
オブジェクトがテスト可能かどうかを示す bool 値。
説明
このメソッドは、テスト オブジェクトが見つかってから
test-run が呼び出される直前にビジュアル テスト インフラストラクチャによって呼び出されます。
ビジュアル テスト インフラストラクチャは、戻り値が true になるかタイムアウトが発生するまで、テスト オブジェクトを繰り返しポーリングします。
オーバーライド
既定の実装では、単に
enabled? の値を返します。一般的には、サブクラスが
super.prepare-test-obj を呼び出してその戻り値をチェックします。
(メソッド)
public | {Visual.prepare-test-parent}:bool |
このオブジェクトをテストの親として準備します。
説明
オーバーライド
オーバーライド メソッドでは、実装の先頭部分で {super.prepare-test-parent} を呼び出す必要があります。
(メソッド)
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。
(メソッド)
幅 (境界幅など) をピクセル サイズの倍数になるように数量化します。
what:
Distance または
Quantity として初めに指定された幅です。
戻り値
display-context で指定されたピクセルの倍数である値 (ポイント単位) です。この値は、what が 0 以下の場合、または 0 に等しい場合は 0 です。what が 0 ピクセル以上、1.5 ピクセル以下の場合、サイズは 1 ピクセルです。それ以外の場合、what に近いピクセル サイズの倍数です。
プログラミング注意事項
オプションが境界の幅またはアイテム間のスペースを指定する様々な場所で、実際に使用される幅がピクセル サイズの倍数であることを確認するために使用されます。
オーバーライド
通常はオーバーライドされません。
(メソッド)
public | {Visual.refresh-style-options}:void |
このオブジェクトに現在のスタイルルールを適用します。
説明
導入:
バージョン 7.0
(メソッド)
public | {Visual.release-key-focus}:void |
キーボード フォーカスがこのオブジェクトから取り去られるよう要求します。
注意事項
オーバーライド
通常はオーバーライドされません。
(メソッド)
public abstract | {Visual.request-draw}:void |
描画する Visual に属するピクセルを確認します。
注意事項
プログラミング注意事項
このオブジェクトのピクセルの再ペイントが必要になる何らかの理由があったとき、このメソッドが呼び出されます。このような状況が発生するのは、オブジェクトが初めて表示されるとき、ビューから削除されるとき、移動やサイズ変更が行なわれるとき (この場合、移動やサイズ変更の前と後でこのメソッドを呼び出す必要があります) などがあります。
(メソッド)
public | {Visual.request-key-focus}:void |
このオブジェクトに対してキーボード フォーカスを要求します。
説明
注意事項
オーバーライド
通常はオーバーライドされません。
(メソッド)
public | {Visual.scroll-to-include}:void |
すべての ScrollerInterface のスクロール位置を、現在のオブジェクトの指定ポイントが可視状態になるように設定します。
x, y: 現在のオブジェクトの起点を基準とし、指定ポイントの座標を指定するキーワード引数です。いずれかの引数が提供されていない場合、スクロールはその方向に実行されません。
min-window: このオブジェクトの直属のグラフィック祖先である
ScrollerInterface のビューポート領域の上および左側の境界を指定するキーワード 引数です。指定ポイントはスクロールするとこの領域内に表示されます。
min-window は、0 から 1 の間の数字で、指定位置の上 (および左側) にあるビューポートの範囲の割合を指定します。既定値は 0 です。
max-window: このオブジェクトの直属のグラフィック祖先である ScrollerInterface のビューポート領域の下および右側の境界を指定するキーワード 引数です。 指定ポイントはスクロールするとこの領域内に表示されます。min-window と同様、max-window は 0 から 1 の間で、既定値は 1 です。
注意事項
(メソッド)
public | {Visual.test-record action:String, ...}:void |
オブジェクトのテスト アクションを記録します。
action: 記録するアクションの名前。アクションは、次のいずれかである必要があります。
- このオブジェクトの test-run メソッドでサポートされているアクション。
- このオブジェクトの実行時メソッドの名前。リフレクションで検出できるメソッドでなければなりません (ClassType.get-method を参照)。QuickTest Professional™ のビジュアル テスト環境を使用する場合、メソッド名にはダッシュを使用できません。
- CallMethod アクション。これはビジュアル テスト インフラストラクチャで処理される特殊なアクションです。このアクションでは、最初の引数をオブジェクトの実際のアクションの名前として使用します。このアクションを使用すると、QuickTest Professional™ のビジュアル テスト環境でも、名前にダッシュを含む実行時メソッドを呼び出すことができます。
説明
このメソッドは、ユーザー インターフェイス操作に応じて、オブジェクトがその操作に反応する前に呼び出す必要があります。システムはオブジェクトの代わりに多くのイベントをまとめて記録します。このような包括的な記録が行われないようにするには、ユーザー インターフェイス操作に関連付けられているイベントの
GuiInputEvent.test-recorded? フラグを、記録前に true に設定します。
通常のプログラムの API からの呼び出しにより変更が生じる場合は、このメソッドを呼び出さないでください。ユーザー インターフェイス操作が行われなくてもその呼び出しが発生する可能性があるからです。
これらのルールに従わない場合、エラーが発生するか、再生時にアクションが重複する可能性があります。
注意事項
テスト オブジェクトとするには、null 以外の
test-name または
test-type-name が必要です。ビジュアル テスト インフラストラクチャは、テスト オブジェクト以外は見つけられません。記録されたアクションが正しく再生されないため、オブジェクトがテスト オブジェクトでない場合、このメソッドはエラーをスローします。
オーバーライド
(メソッド)
オブジェクトに対してビジュアル テスト アクションを実行します。
action: 実行するアクションの名前。
args: ビジュアル テスト アクションの引数。ビジュアル テスト インフラストラクチャは、引数の数と型をチェックしますが、値はチェックしません。実装では、すべての有効な値を処理し、不正な値に対しては例外またはエラーをスローするようにしてください。
説明
そのクラスによってサポートされたテスト動作のリストについてクラスのドキュメントを御読み下さい。
既定の実装では、RawClick などの一般的な操作を処理し、action が既知のアクションに一致しない場合にはリフレクションを使用してメソッドを呼び出します。
注意事項
QuickTest Property™ のビジュアル テスト環境では、任意の実行時メソッドを直接呼び出せません。代わりに CallMethod アクションを使用して、最初の引数としてメソッド名を渡してください。ビジュアル テスト インフラストラクチャは、CallMethod アクションを実際のアクションに変換してから test-run を呼び出します。
注意事項
オーバーライド
新しいテスト アクションを追加するには、action と新しいアクションの名前を照合します。一致する場合は、引数を処理してアクションを実行し、適切なタイプの値 (戻り値がない場合は null) を返します。action が新しいテスト アクションに一致しない場合は、super.test-run を呼び出します。
(メソッド)
public | {Visual.transform-from-display-coordinates}:(new-x:Distance, new-y:Distance) |
このオブジェクトの Display の座標系からこのオブジェクトの座標系に座標を変換します。
x, y: Display の座標系の座標。
戻り値
このオブジェクトの座標系の座標。
注意事項
(メソッド)
このオブジェクトのグラフィック階層のルートにあるオブジェクトの座標系からこのオブジェクトの座標系に座標を変換します。
x, y: グラフィカル ルートの座標系の座標。
戻り値
- このオブジェクトの起点を基準とする x 座標。
- このオブジェクトの起点を基準とする y 座標。
- グラフィカル ルート自体。
注意事項
(メソッド)
public | {Visual.transform-to-display-coordinates}:(new-x:Distance, new-y:Distance) |
このオブジェクトの座標系から Display の座標系に座標を変換します。
x, y: このオブジェクトの座標系の座標。
戻り値
表示の座標系の起点を基準とする座標です。
注意事項
(メソッド)
このオブジェクトの座標系からこのオブジェクトのグラフィック階層のルートにあるオブジェクトの座標系に座標を変換します。
x, y: このオブジェクトの座標系の座標。
戻り値
- オブジェクトのグラフィカル ルートの起点を基準とする x 座標。
- オブジェクトのグラフィカル ルートの起点を基準とする y 座標。
- グラフィカル ルート自体。
注意事項
(メソッド)
2 つのグラフィカル オブジェクトの起点の間の (x,y) オフセットを算出します。
g: オフセットを算出する対象のグラフィック。
戻り値
返される 2 つのポイントは、現在のオブジェクトから
g までの (x,y) オフセット (ポイント単位) です。返された
bool 値は、このオフセットが有効かどうかを示します。
bool が false の場合、返されるオフセットは有効ではありません。これは、2 つのオブジェクトが同じ画面上に現在表示されていない場合に発生する可能性があります。
オーバーライド