AppletHistory (クラス)
public shared AppletHistory
パッケージ： CURL.ENGINE.BROWSER
直接継承しているサブクラス: AppletBrowser, AppletManager

順序付けられた履歴を持つ AppletData のコレクションです。

説明

このクラスの実際の意味は、メソッドがどれだけ多様にサブクラスによってオーバーライドされているかで決まります。AppletBrowser および AppletManager を参照してください。これらはもっとも有用な 2 つのサブクラスです。

しかしもっとも基本的なレベルでは、このクラスはアプレットのコレクションを管理し、個々のアプレットは AppletEntry の順序付けられた履歴とともに AppletData で管理されます。履歴は、拡張、移動および消去することができます。

プロパティ
ag:AppletGraphic です。既定では、新しい AppletData を作成する時、もしあればこれが使用されます。
フィールド public AppletHistory.ag:#AppletGraphic =null
current-data:現在の履歴エントリの AppletData にアクセスします。
アクセサ public final AppletHistory.current-data:AppletData
current-entry:現在の履歴エントリにアクセスします。
アクセサ public final AppletHistory.current-entry:AppletEntry
current-entry-or-null:現在の履歴エントリ (もしあれば) にアクセスします。
アクセサ public final AppletHistory.current-entry-or-null:#AppletEntry
current-index:現在の履歴エントリ (もしあれば) のインデックスです。
フィールド public-get package-set AppletHistory.current-index:int =-1
empty?:履歴エントリが存在するかどうか確認します。
アクセサ public final inline AppletHistory.empty?:bool
loading?:現在の履歴エントリ (もしあれば) がロード中かどうか確認します。
アクセサ public final AppletHistory.loading?:bool
size:履歴エントリの数です。
アクセサ public final inline AppletHistory.size:int

メソッド
add-entry:
protected final {AppletHistory.add-entry entry:AppletEntry}:void
cancel:現在の履歴エントリがある場合はそのロードをキャンセルします。
public {AppletHistory.cancel}:void
clear-history:
protected final {AppletHistory.clear-history}:void
destroy:AppletHistory を完全に破棄します。
public {AppletHistory.destroy}:void
free-applet-data:古い AppletData を破棄します。
protected {AppletHistory.free-applet-data data:AppletData}:void
get:指定されたインデックスの履歴エントリにアクセスします。
public final inline {AppletHistory.get index:int}:AppletEntry
legal-index?:指定されたインデックスが、AppletHistory.show-index の引数として正しいかどうか確認します。
public final {AppletHistory.legal-index? index:int}:bool
legal-offset?:指定されたオフセットが、AppletHistory.show-offset の引数として正しいかどうか確認します。
public final {AppletHistory.legal-offset? offset:int}:bool
make-applet-data:新しい AppletData を作成します。
protected {AppletHistory.make-applet-data url:Url}:AppletData
react:履歴変更など、さまざまな変更に応答します。
protected {AppletHistory.react}:void
reload:
public {AppletHistory.reload force-reload?:bool = false}:void
replace:old-data へのすべての参照を new-data への参照に置き換えます。
public {AppletHistory.replace
old-data:AppletData,
new-data:AppletData
}:void
show-index:指定されたインデックスでアプレットを表示します。
public {AppletHistory.show-index index:int}:void
show-nothing:何も表示しません。
public {AppletHistory.show-nothing}:void
show-offset:指定されたオフセットでアプレットを表示します。
public {AppletHistory.show-offset offset:int}:void
show-url:指定された Url でアプレットを表示します。
public {AppletHistory.show-url url:Url}:void
show-url-helper:
protected {AppletHistory.show-url-helper
url:Url,
anchor:String
}:AppletData
suspend-current-entry:
protected {AppletHistory.suspend-current-entry}:void
メソッド 継承 Object: object-describe, object-describe-for-debugging, object-serialize




プロパティ詳細
ag (フィールド)
public AppletHistory.ag:#AppletGraphic =null

AppletGraphic です。既定では、新しい AppletData を作成する時、もしあればこれが使用されます。

説明

詳細については、AppletHistory.make-applet-data を参照してください。

current-data (アクセサ)
アクセサ public final AppletHistory.current-data:AppletData

現在の履歴エントリの AppletData にアクセスします。

注意事項

履歴エントリが存在しない場合は、エラーをスローします。

current-entry (アクセサ)
アクセサ public final AppletHistory.current-entry:AppletEntry

現在の履歴エントリにアクセスします。

注意事項

履歴エントリが存在しない場合は、エラーをスローします。

current-entry-or-null (アクセサ)
アクセサ public final AppletHistory.current-entry-or-null:#AppletEntry

現在の履歴エントリ (もしあれば) にアクセスします。

注意事項

履歴エントリが存在しない場合は、null を返します。

current-index (フィールド)
public-get package-set AppletHistory.current-index:int =-1

現在の履歴エントリ (もしあれば) のインデックスです。

注意事項

履歴エントリが存在しない場合は -1 を返します。

empty? (アクセサ)
アクセサ public final inline AppletHistory.empty?:bool

履歴エントリが存在するかどうか確認します。


loading? (アクセサ)
アクセサ public final AppletHistory.loading?:bool

現在の履歴エントリ (もしあれば) がロード中かどうか確認します。


size (アクセサ)
アクセサ public final inline AppletHistory.size:int

履歴エントリの数です。





メソッド詳細
add-entry (メソッド)
protected final {AppletHistory.add-entry entry:AppletEntry}:void
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。

cancel (メソッド)
public {AppletHistory.cancel}:void

現在の履歴エントリがある場合はそのロードをキャンセルします。


clear-history (メソッド)
protected final {AppletHistory.clear-history}:void
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。

destroy (メソッド)
public {AppletHistory.destroy}:void

AppletHistory を完全に破棄します。


free-applet-data (メソッド)
protected {AppletHistory.free-applet-data data:AppletData}:void

古い AppletData を破棄します。

説明

既定では、このメソッドは単に AppletData を破棄するだけです。

AppletHistory のサブクラスの実際の意味を確定できるように、このメソッドをオーバーライドします。このメソッドは、サブクラス AppletManager によってオーバーライドされ、その非破壊的な性質を正しく使用できるようにします。

注意事項

このメソッドは直接呼び出さないでください。

get (メソッド)
public final inline {AppletHistory.get index:int}:AppletEntry

指定されたインデックスの履歴エントリにアクセスします。


legal-index? (メソッド)
public final {AppletHistory.legal-index? index:int}:bool

指定されたインデックスが、AppletHistory.show-index の引数として正しいかどうか確認します。


legal-offset? (メソッド)
public final {AppletHistory.legal-offset? offset:int}:bool

指定されたオフセットが、AppletHistory.show-offset の引数として正しいかどうか確認します。


make-applet-data (メソッド)
protected {AppletHistory.make-applet-data url:Url}:AppletData

新しい AppletData を作成します。

説明

既定では、このメソッドは引数として AppletHistory.ag および url を使用して単に新しい AppletData を作成するだけです。

そのため、AppletHistory.ag が NULL でない場合は結果のアプレットはその上に投影され、NULL の場合はアプレットは表示されなくなります。

また、AppletData の何らかのサブクラスではなく、AppletData を使用すると、結果のアプレットからの要求は特に意味のあるものではなくなります。

AppletHistory のサブクラスの実際の意味を確定できるように、このメソッドをオーバーライドします。このクラスの主な使用法には、アプレットからの要求の処理方法を反映させるために、AppletData の特定のサブクラスを作成するようにこのメソッドをオーバーライドすることがあります。

注意事項

このメソッドは直接呼び出さないでください。

react (メソッド)
protected {AppletHistory.react}:void

履歴変更など、さまざまな変更に応答します。

説明

これはサブクラスでのみ利用可能で、たとえば履歴の状態が変化したときにグラフィカル コントロールの状態を更新する場合などに使用されます。たとえば、[戻る] ボタンに関連付けられたグラフィカル コントロールは、{AppletHistory.legal-offset? -1} が true の場合のみ有効になる必要があります。このメソッドは、このような条件がチェックされる必要がある場合に常に呼び出されます。

reload (メソッド)
public {AppletHistory.reload force-reload?:bool = false}:void
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。

replace (メソッド)
public {AppletHistory.replace
old-data:AppletData,
new-data:AppletData
}:void

old-data へのすべての参照を new-data への参照に置き換えます。


show-index (メソッド)
public {AppletHistory.show-index index:int}:void

指定されたインデックスでアプレットを表示します。

説明

必要であれば現在の履歴エントリを中断し、その後必要であれば指定されたインデックスで履歴エントリを再開し、最後に指定されたインデックスの履歴エントリを履歴内の現在のエントリにします。

show-nothing (メソッド)
public {AppletHistory.show-nothing}:void

何も表示しません。

説明

必要であれば現在の履歴エントリを中断し、その後すべての履歴エントリをパージし、履歴を完全にクリアします。

show-offset (メソッド)
public {AppletHistory.show-offset offset:int}:void

指定されたオフセットでアプレットを表示します。

説明

必要であれば現在の履歴エントリを中断し、その後必要であればインデックスが現在の履歴エントリのインデックスから指定されたオフセットになる履歴エントリを再開し、最後に指定されたインデックスの履歴エントリを履歴内の現在のエントリにします。

show-url (メソッド)
public {AppletHistory.show-url url:Url}:void

指定された Url でアプレットを表示します。

説明

必要であれば新しい AppletData を作成し、指定された Url を使用して新しい履歴エントリを作成し、その後必要であれば現在の履歴エントリを中断し、現在の履歴エントリに続く履歴エントリが存在する場合はそれをパージし、最後に新しい履歴エントリを履歴に追加し、それを新しい現在の履歴エントリにします。

AppletBrowser サブクラスおよび AppletManager サブクラスは、ドキュメント化された動作を実装するため、巧妙な方法でこのメソッドを変更します。

show-url-helper (メソッド)
protected {AppletHistory.show-url-helper
url:Url,
anchor:String
}:AppletData
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。

suspend-current-entry (メソッド)
protected {AppletHistory.suspend-current-entry}:void
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。