FillPatternHints (クラス)
public final FillPatternHints
インポート元： CURL.GUI.STANDARD. package 内で定義されています CURL.GRAPHICS._2D.RENDERER2D.

オプションのヒントをカプセル化します。これは特定の FillPattern メソッドに与えられます。

説明

各 FillPatternHints オブジェクトには、標準のヒントまたは FillPattern の使用環境を説明するために提供するヒントのセットを保持することができます。

標準のヒントまたは独自のヒントから FillPatternHints オブジェクトを作成するには、FillPatternHints.create#factory クラス プロシージャを呼び出します。

標準のヒントには次のプロパティがあります。

グラフィカル オブジェクトに FillPattern を適用すると、標準の塗りつぶしパターン ヒント (上述) は通常自動的に提供されます。FillPattern がどのように使用されるかのほとんどはこの場合で決定されます。

一方、次の FillPattern.to-* メソッドを呼び出す際にいつでも独自のヒントを提供できます。これらはそれぞれキーワード引数として FillPatternHints オブジェクトを受け取ります。

FillPattern サブクラスを記述する場合、次を実行します。

コンストラクタ
create:指定されたヒントを使って FillPatternHints オブジェクトを作成します。
ファクトリ public implicit {FillPatternHints.create
width:Distance = -1m,
height:Distance = -1m,
resolution:Resolution = -1(dots/m),
...
}:FillPatternHints
default:新しい FillPatternHints オブジェクトを初期化します。
コンストラクタ public {FillPatternHints.default
_width:Distance,
_height:Distance,
_resolution:Resolution,
properties:#{HashTable-of String, any}
}

プロパティ
has-standard-hints?:この FillPatternHints オブジェクトが標準のヒント (幅、高さおよび解像度) を持っているかどうかを示します。
アクセサ public final inline FillPatternHints.has-standard-hints?:bool
height:FillPattern が使用される領域の高さを返します。
アクセサ public final inline FillPatternHints.height:Distance
resolution:FillPattern が使用される領域の解像度を返します。
アクセサ public final inline FillPatternHints.resolution:Resolution
width:FillPattern が使用される領域の幅を返します。
アクセサ public final inline FillPatternHints.width:Distance

クラス変数と定数
none:ヒントのない FillPatternHints オブジェクトです。
public constant FillPatternHints.none:FillPatternHints ={FillPatternHints.create}

メソッド
get:与えられたキーに対応する塗りつぶしパターンのヒント値を返します。
public inline {FillPatternHints.get key:String}:any



コンストラクタ詳細
create (ファクトリ)
public implicit {FillPatternHints.create
width:Distance = -1m,
height:Distance = -1m,
resolution:Resolution = -1(dots/m),
...
}:FillPatternHints

指定されたヒントを使って FillPatternHints オブジェクトを作成します。

説明

標準のヒントは width、height および resolution です。
width: FillPattern が使用される領域の幅。
height: FillPattern が使用される領域の高さ。
resolution: FillPattern が使用される領域の解像度。
...: コンマで区切られたリストとして独自のヒントを指定します。 key = value のフォームを使用します。

default (コンストラクタ)
public {FillPatternHints.default
_width:Distance,
_height:Distance,
_resolution:Resolution,
properties:#{HashTable-of String, any}
}

新しい FillPatternHints オブジェクトを初期化します。

導入: バージョン 6.0


プロパティ詳細
has-standard-hints? (アクセサ)
アクセサ public final inline FillPatternHints.has-standard-hints?:bool

この FillPatternHints オブジェクトが標準のヒント (幅、高さおよび解像度) を持っているかどうかを示します。

説明

to-* メソッドを実装する際にヒントが提供されているかどうかチェックするのにこれを使用できます。

height (アクセサ)
アクセサ public final inline FillPatternHints.height:Distance

FillPattern が使用される領域の高さを返します。

説明

これは標準のヒントの 1 つです。FillPattern は常に四角形の 2 次元領域で使用されるとは限らないので、この値は近似値になる場合があります。

resolution (アクセサ)
アクセサ public final inline FillPatternHints.resolution:Resolution

FillPattern が使用される領域の解像度を返します。

説明

これは標準のヒントの 1 つです。この値は近似値になる場合があります。

width (アクセサ)
アクセサ public final inline FillPatternHints.width:Distance

FillPattern が使用される領域の幅を返します。

説明

これは標準のヒントの 1 つです。FillPattern は常に四角形の 2 次元領域で使用されるとは限らないので、この値は近似値になる場合があります。


クラス変数と定数の詳細
none (クラス定数)
public constant FillPatternHints.none:FillPatternHints ={FillPatternHints.create}

ヒントのない FillPatternHints オブジェクトです。




メソッド詳細
get (メソッド)
public inline {FillPatternHints.get key:String}:any

与えられたキーに対応する塗りつぶしパターンのヒント値を返します。

説明

標準のヒントまたは独自のヒントのキーを任意に指定できます。
key: 有効な塗りつぶしパターン ヒント キーの String。

戻り値

ヒントに対応する値です。