ImageDragee (クラス)
public ImageDragee {inherits Dragee}
インポート元： CURL.GUI.STANDARD. package 内で定義されています CURL.GUI.BASE.
直接継承しているサブクラス: ListItemDragee

Curl ドラッグ / ドロップ メカニズムを利用してドラッグできるオブジェクトをサポートします。

説明

Graphic g に Graphic.dragee オプションが指定されている場合、そのオブジェクトはドラッグ/ドロップ操作でドラッグできます。

プログラミング注意事項

このオブジェクトのインスタンスを Graphic.dragee オプションの値として作成します。

オーバーライド

通常は、オーバーライドされません。

例

詳細情報および例については、『Curl 開発者ガイド』の「ドラッグ アンド ドロップ」のセクションを参照してください。

コンストラクタ
default:新しい ImageDragee オブジェクトを作成します。
コンストラクタ public {ImageDragee.default
drag-graphic:#Graphic = null,
effect:DragEffect = {DragEffect "all"}
}

プロパティ
プロパティ 継承 Dragee: drag-object, effect, x-mouse, x-mouse-offset, x-outside-origin-offset, y-mouse, y-mouse-offset, y-outside-origin-offset

メソッド
clone:EventDelegation オブジェクトのクローンを作成します。
public {ImageDragee.clone}:EventDelegation
draw-image:
protected {ImageDragee.draw-image gc:Renderer2d}:void
invalidate-image:
protected {ImageDragee.invalidate-image v:View}:void
note-drag-begin:ドラッグ操作を開始する直前に呼び出されます。
public {ImageDragee.note-drag-begin}:void
note-drag-end:ドラッグ操作が終了した直後に呼び出されます。
public {ImageDragee.note-drag-end}:void
メソッド 継承 Dragee: get-drop-offsets, get-drop-position, get-offsets, get-visuals-to-drag, on-drag-started
メソッド 継承 EventDelegation: connect-event-handler, get-connected-object
メソッド 継承 Object: object-describe, object-describe-for-debugging, object-serialize



コンストラクタ詳細
default (コンストラクタ)
public {ImageDragee.default
drag-graphic:#Graphic = null,
effect:DragEffect = {DragEffect "all"}
}

新しい ImageDragee オブジェクトを作成します。

drag-graphic: このパラメータが null の場合、ドラッグされている Graphic の外観は変化しません。このパラメータに別の Graphic を渡すと、その Graphic が、ドラッグ中に元の Graphic の代わりに表示されます。
effect: ソース ドラッグ対象がサポート可能な効果を記述する DragEffect。既定で、すべてを使用できます。

説明

drag-graphic として代入する Graphic がグラフィック階層に含まれていない (レイアウトされていない) 場合、drag-graphic は、その非ローカル オプション オプションをドラッグされている Graphic が表示される View から継承します。


プロパティ詳細


メソッド詳細
clone (メソッド)
public {ImageDragee.clone}:EventDelegation

EventDelegation オブジェクトのクローンを作成します。

説明

EventDelegation の実装はすべて、このメソッドを実装する必要があります。Visual.clone-appearance を使用して、値が EventDelegation であるオプションを持つ Visual オブジェクトのクローンを作成するときに使用されます。

draw-image (メソッド)
protected {ImageDragee.draw-image gc:Renderer2d}:void
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。

invalidate-image (メソッド)
protected {ImageDragee.invalidate-image v:View}:void
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。

note-drag-begin (メソッド)
public {ImageDragee.note-drag-begin}:void

ドラッグ操作を開始する直前に呼び出されます。

注意事項

このメソッドはドラッグ操作の開始直前に GuiManager によって呼び出されます。
既定では、このメソッドは何も行いません。サブクラスでドラッグ操作の前に行なう処理を指定するオーバーライドを行なうことができます。

note-drag-end (メソッド)
public {ImageDragee.note-drag-end}:void

ドラッグ操作が終了した直後に呼び出されます。

注意事項

このメソッドはドラッグ操作の直後に GuiManager によって呼び出されます。
既定では、このメソッドは何も行ないません。サブクラスでドラッグ操作の後に行なう処理を指定するオーバーライドを行なうことができます。