RichTextAttributeCommand (クラス)
public final RichTextAttributeCommand {inherits SelectionContextCommand}
インポート元： CURL.GUI.STANDARD. package 内で定義されています CURL.GUI.CONTROL-LOGICAL.

RichTextArea の選択範囲の属性値を変更する Command。


プロパティ
enabled?:適切なパラメータ設定が適用されるとして、この CommandImpl が実行可能な状態にあるかどうかを調べます。
アクセサ public RichTextAttributeCommand.enabled?:bool
key:コマンドが実行された場合に変更する属性のキー。
フィールド public constant RichTextAttributeCommand.key:String
new-value-param:コマンドの実行時に属性が取る値。
アクセサ public RichTextAttributeCommand.new-value-param:any
セッター public RichTextAttributeCommand.new-value-param:any
プロパティ 継承 SelectionContextCommand: context
プロパティ 継承 CommandImpl: has-prompt?, impl, valid?
プロパティ 継承 Command: name
プロパティ 継承 Observable: has-observers?, notify-observers?

クラス プロシージャ
get-unset-value:設定解除されたテキスト属性の値を表すために使う、独立した一意の値。
public {RichTextAttributeCommand.get-unset-value}:any

メソッド
execute:CommandImpl を実行します。
public {RichTextAttributeCommand.execute}:void
get-current-value:属性の現在値を取得します。
public {RichTextAttributeCommand.get-current-value
}:(value:any, valid?:bool)
prepare:使用する CommandImpl を準備します。
public {RichTextAttributeCommand.prepare}:void
update:この Command の状態を再計算します。
public {RichTextAttributeCommand.update}:void
メソッド 継承 CommandImpl: do-command, prompt, update-completed
メソッド 継承 Command: ensure-updated, note-state-changed, request-update
メソッド 継承 Observable: add-observer, notify-observers, remove-observer
メソッド 継承 Object: object-describe, object-describe-for-debugging, object-serialize




プロパティ詳細
enabled? (アクセサ)
アクセサ public RichTextAttributeCommand.enabled?:bool

適切なパラメータ設定が適用されるとして、この CommandImpl が実行可能な状態にあるかどうかを調べます。

オーバーライド

実装では、論理値、計算した任意の値、および super.enabled? を返します。

key (フィールド)
public constant RichTextAttributeCommand.key:String

コマンドが実行された場合に変更する属性のキー。


new-value-param (アクセサ)
アクセサ public RichTextAttributeCommand.new-value-param:any
セッター public RichTextAttributeCommand.new-value-param:any

コマンドの実行時に属性が取る値。




クラス プロシージャ詳細
get-unset-value (クラスプロシージャ)
public {RichTextAttributeCommand.get-unset-value}:any

設定解除されたテキスト属性の値を表すために使う、独立した一意の値。

説明

この値の使用は RichTextArea.distinguish-unset-attributes? オプションの影響を受けます。
このオプションが false の場合、設定解除されたテキスト属性の値に対して get-current-value はこの値を返します。
このオプションが true の場合、この値はテキスト属性の既定値によって置き換えられ有効になります。


メソッド詳細
execute (メソッド)
public {RichTextAttributeCommand.execute}:void

CommandImpl を実行します。

説明

ユーザーは、このメソッドを直接呼び出すべきではありません。代わりに、CommandImpl.do-command の呼び出しを考えてください。これは、実際の実行前に必要な任意の検証とプロンプト表示を含んでいます。

get-current-value (メソッド)
public {RichTextAttributeCommand.get-current-value
}:(value:any, valid?:bool)

属性の現在値を取得します。

戻り値

有効な場合の値と、有効性を示すフラグ。
値が存在して RichTextArea の選択範囲全体に当てはまる場合、valid? は true になり、その他の場合は false になります。

注意事項

この値は RichTextArea.distinguish-unset-attributes? オプションの影響を受けます。
このオプションが true の場合、RichTextString で設定解除されたテキスト属性はその既定値で設定されたかのように扱われます。このオプションが false の場合、設定解除されたテキスト属性の値は get-unset-value の値に等しくなります。

prepare (メソッド)
public {RichTextAttributeCommand.prepare}:void

使用する CommandImpl を準備します。

説明

このメソッドは、常に、コマンドを操作または実行する任意のアプリケーション コード ブロックの前に呼び出す必要があります。たとえば、このメソッドは、コマンドが適切に更新され、その既定値にリセットされていることを保証します。

オーバーライド

実装では、メソッドの最初でこのメソッドのスーパー実装を呼び出す必要があります。

update (メソッド)
public {RichTextAttributeCommand.update}:void

この Command の状態を再計算します。

説明

このメソッドは、コマンドの状態を再計算するために呼び出されます。これは、たとえば、コマンドが依存するオブジェクトが変更されたときにトリガされることがあります。

このメソッドは、通常、サブクラスからは呼び出されません。代わりに Command.request-update を使用します。

オーバーライド

実装では、このメソッドの最初に super.update を呼び出す必要があります。