指定 Graphic をその親 Graphic 内で水平方向に中央に配置します。
説明
hcenter は、グラフィックの右と左に同量のスペースを挿入し、グラフィックが水平方向に中央に配置されるようにします。内部的には、スペースは
Fill オブジェクトです。
hcenter は
Fill の幅で
Elastic を使用します。ユーザーが提供する
伸長順位は、
Fill の伸長順位を指定し、さらにこれをグラフィックの伸長順位と比較することにより、互い、およびその親を基準とした場合、これらがどの程度の伸長性を持つかを決定します。
g: 中央に配置される Graphic です。テキストが指定されると、これは自動的に Graphic に変換されます。
stretch-order:
g の右、または左を埋めるスペース (
Fill オブジェクト) の幅に対する伸長順位です。次の
int 定数は、どれでも使用できます。これらの定数は、既定の伸長順位としてこれらを使用する
Graphic にちなんで名付けられています。これらは、伸長性の低いものから高いものの順でリストされています。
例
グラフィック オブジェクトをただ中央に配置する作業は、次の例で示されるように、割と簡単に指定できます。テキスト
"Centered" は、自動的に
Graphic に変換されることに注意してください。
例 |
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{Frame width=3in, background="pink",
{hcenter "Centered"}} | |
例 |
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{value let f:Frame={Frame width=3in, background="cyan"}
{f.add {hcenter "Centered"}}
f
}
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hcenter と
vcenter を組み合わせることにより、大きな四角形エリアでのオブジェクトの中央揃えは簡単に行えます。
例 |
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{Frame width=3in, height=1.5in, background="cyan",
{vcenter {hcenter "Centered"}}}
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注意事項