Applet (クラス)
public final Applet {inherits AppletRemoteInterface}
パッケージ: CURL.ENGINE.APPLET

現在のアプレット、その状態、および現在のブラウザとのインタラクションに使用可能なアプレットを表すオブジェクトです。

注意事項

現在の Applet は、{get-the-applet} によりアクセスします。

現在のアプレットの状態には、実際には Document オブジェクトに区分されるものもあります。これは {get-the-applet}.document によってアクセスします。

プロパティ
applet-id:指定された Applet.helper-id を持つアプレット間で一意のアプレットを識別する整数。
フィールド public constant Applet.applet-id:int
arguments:アプレットが収められているEMBED HTMLタグの属性からの引数。または、アプレットが収められているOBJECT内のPARAM HTMLタグからの引数、またはアプレットがどのようにして作成されたかを示すAppletData.defaultへ渡されるargumentsからの引数。
アクセサ public Applet.arguments:#Arguments
セッター public Applet.arguments:#Arguments
detached?:Applet が独立型アプレットの場合 true です。
アクセサ public Applet.detached?:bool
document:このアプレットで使用される Document です。
アクセサ public Applet.document:Document
セッター package Applet.document:Document
effective-url:
アクセサ public Applet.effective-url:Url
helper-id:Curl® 実行環境のエンジン間でグローバルに一意のヘルパーエンジンを識別する整数。
フィールド public constant Applet.helper-id:int
http-response-headers:アプレット ファイルを含むHTTPレスポンスの一部であるHTTPヘッダー
アクセサ public Applet.http-response-headers:#HttpResponseHeaders
inline-remote-connection:
アクセサ public final Applet.inline-remote-connection:RemoteConnection
inline-remote-connection-or-null:
フィールド public-get private-set Applet.inline-remote-connection-or-null:#RemoteConnection
launch-handler:この独立型アプレットのインスタンスを起動する度に呼び出されるハンドラが要求されます。
フィールド public Applet.launch-handler:#{proc-type {url:Url}:void} =null
parent-invoke-ready-callback:Applet.parent-invoke-async が呼び出される準備ができている場合に、呼び出されるコールバックです。
アクセサ public Applet.parent-invoke-ready-callback:#{proc-type {}:void}
セッター public Applet.parent-invoke-ready-callback:#{proc-type {}:void}
parent-invoke-ready?:Applet.parent-invoke-async が呼び出される準備ができているかどうかを示します。
アクセサ public Applet.parent-invoke-ready?:bool
parent-url:アプレットを保持しているページの Url です。
アクセサ public Applet.parent-url:#Url
url:このアプレットで使用される Url です。
フィールド public-get private-set Applet.url:Url ={url "curl://string/"}

クラス プロシージャ
applet-invoke-handler-for-object:web ブラウザ内の JavaScript が Object で定義されたメソッドを呼び出せるようにする Applet.register-applet-invoke-handler で使用されるハンドラを作成します。
public {Applet.applet-invoke-handler-for-object
object:Object
}:{proc-type {name:String, ...:JsonValue}:JsonValue}
default-applet-invoke-verifier:nullApplet.register-applet-invoke-handler に渡される時に使用される既定の verifier を実装します。
public {Applet.default-applet-invoke-verifier}:bool

メソッド
abort:アプレットを終了せずにアプレットの表示をキャンセルします。
public {Applet.abort}:void
allow-multiple-instances:この独立型アプレットの複数のインスタンスの起動を許可します。
public {Applet.allow-multiple-instances}:void
become-sticky:スティッキーなアプレットとしてマークします。
public {Applet.become-sticky}:void
browse-backward:履歴リストで戻るようにブラウザに依頼します。
public {Applet.browse-backward
offset:int = 1,
target:String = "_self"
}:void
browse-forward:履歴リストで進むようにブラウザに要求します。
public {Applet.browse-forward
offset:int = 1,
target:String = "_self"
}:void
browse-offset:履歴リストで進む、または戻るようにブラウザに要求します。
public {Applet.browse-offset offset:int, target:String = "_self"}:void
browse-url:指定された Url を表示するようにブラウザに要求します。
public {Applet.browse-url url:Url, target:String = "_self"}:void
browse-url-post:ポストを行い、プロセスで指定された データを送信して、指定された Url を表示するようにブラウザに要求します。
public {Applet.browse-url-post
target:String = "_self",
http-url:Url,
request-data:HttpRequestData,
request-headers:#HttpRequestHeaders = null
}:void
flush:イベントを処理できるようにするために、アプレット詳細を停止します。
public {Applet.flush}:void
parent-invoke-async:このアプレットの親にある機能を呼び出します。
public {Applet.parent-invoke-async
finish-proc:#{proc-type {exception:#Exception, result:JsonValue}:void} = null,
method-name:String,
...:JsonValue
}:void
register-applet-invoke-handler:JavaScript が web ブラウザや親アプレットから呼び出す 'applet_invoke' 用のハンドラを登録します。
public {Applet.register-applet-invoke-handler
handler:#{proc-type {name:String, ...:JsonValue}:JsonValue},
verifier:#{proc-type {}:bool} = null
}:void
register-resume-proc:
deprecated public {Applet.register-resume-proc
new-proc:{proc-type {}:void}
}:void
register-suspend-proc:
deprecated public {Applet.register-suspend-proc
new-proc:{proc-type {}:void}
}:void
set-purge-factor:
public {Applet.set-purge-factor purge-factor:Percent}:void
set-status:ステータス バーの内容を変更するようにブラウザに要求します。
public {Applet.set-status status:String}:void
set-title:タイトル バーの内容を変更するようにブラウザに要求します。
public {Applet.set-title title:String}:void
unregister-resume-proc:
deprecated public {Applet.unregister-resume-proc
old-proc:{proc-type {}:void}
}:void
unregister-suspend-proc:
deprecated public {Applet.unregister-suspend-proc
old-proc:{proc-type {}:void}
}:void
メソッド 継承 Object: object-describe, object-describe-for-debugging, object-serialize




プロパティ詳細
applet-id (フィールド)
public constant Applet.applet-id:int

指定された Applet.helper-id を持つアプレット間で一意のアプレットを識別する整数。



arguments (アクセサ)
アクセサ public Applet.arguments:#Arguments
セッター public Applet.arguments:#Arguments

アプレットが収められているEMBED HTMLタグの属性からの引数。または、アプレットが収められているOBJECT内のPARAM HTMLタグからの引数、またはアプレットがどのようにして作成されたかを示すAppletData.defaultへ渡されるargumentsからの引数。

注意事項

これはウェブブラウザか HTML からの予期されない特別な値を含むかもしれないため、その予期されない値は無視しなければなりません。
一部のウェブブラウザは対象の引数のキーを変える場合があります。

注意事項

HTML の OBJECT タグの中に PARAM タグが追加されている時、"SRC" の NAME と共に PARAM タグとアプレットがロードされた URL を追加する必要があります。これは "Internet Explorer" のバグに起因するものです。
導入: バージョン 7.0


detached? (アクセサ)
アクセサ public Applet.detached?:bool

Applet が独立型アプレットの場合 true です。

導入: バージョン 7.0


document (アクセサ)
アクセサ public Applet.document:Document
セッター package Applet.document:Document

このアプレットで使用される Document です。

説明

アプレットには、そのソース コードのインスタンス化された出力を表す Document が 1 つ含まれています。


effective-url (アクセサ)
アクセサ public Applet.effective-url:Url
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。


helper-id (フィールド)
public constant Applet.helper-id:int

Curl® 実行環境のエンジン間でグローバルに一意のヘルパーエンジンを識別する整数。



http-response-headers (アクセサ)
アクセサ public Applet.http-response-headers:#HttpResponseHeaders

アプレット ファイルを含むHTTPレスポンスの一部であるHTTPヘッダー

注意事項

これは、ローカル起動のアプレット ファイルの場合、nullになり、Webブラウザにアプレットが含まれている場合にも nullになることがあります。
導入: バージョン 7.0


inline-remote-connection (アクセサ)
アクセサ public final Applet.inline-remote-connection:RemoteConnection
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。


inline-remote-connection-or-null (フィールド)
public-get private-set Applet.inline-remote-connection-or-null:#RemoteConnection
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。


launch-handler (フィールド)
public Applet.launch-handler:#{proc-type {url:Url}:void} =null

この独立型アプレットのインスタンスを起動する度に呼び出されるハンドラが要求されます。

説明

通常、1 度に存在するのは、任意に指定された独立型アプレットの 1 つのインスタンスだけです。ただし、起動試行ごとに、このハンドラがそのインスタンスで呼び出されることになります。

注意事項

独立型アプレットに対してだけ意味があります。


parent-invoke-ready-callback (アクセサ)
アクセサ public Applet.parent-invoke-ready-callback:#{proc-type {}:void}
セッター public Applet.parent-invoke-ready-callback:#{proc-type {}:void}

Applet.parent-invoke-async が呼び出される準備ができている場合に、呼び出されるコールバックです。

注意事項

これが設定された時に、既に Applet.parent-invoke-ready?true の場合、コールバックはすぐに呼び出されます。
導入: バージョン 6.0


parent-invoke-ready? (アクセサ)
アクセサ public Applet.parent-invoke-ready?:bool

Applet.parent-invoke-async が呼び出される準備ができているかどうかを示します。

注意事項

true の場合、Applet.parent-invoke-ready-callback のコールバックが呼び出されます。
導入: バージョン 6.0


parent-url (アクセサ)
アクセサ public Applet.parent-url:#Url

アプレットを保持しているページの Url です。

注意事項

これは、アプレットに親のアプレットや親の HTML ページがない場合、null を返します。
導入: バージョン 6.0


url (フィールド)
public-get private-set Applet.url:Url ={url "curl://string/"}

このアプレットで使用される Url です。

説明

アプレットは、Url の内容を元に詳細化されます。これはすべての相対パスが関連付けられるものに対応します。




クラス プロシージャ詳細
applet-invoke-handler-for-object (クラスプロシージャ)
public {Applet.applet-invoke-handler-for-object
object:Object
}:{proc-type {name:String, ...:JsonValue}:JsonValue}

web ブラウザ内の JavaScript が Object で定義されたメソッドを呼び出せるようにする Applet.register-applet-invoke-handler で使用されるハンドラを作成します。

object: メソッドを呼び出す元となる Object です。派生クラスのパブリックなメソッドのみが呼び出されることができます。
導入: バージョン 6.0


default-applet-invoke-verifier (クラスプロシージャ)
public {Applet.default-applet-invoke-verifier}:bool

nullApplet.register-applet-invoke-handler に渡される時に使用される既定の verifier を実装します。

説明

これは、Applet.parent-urlhttp: または https:Url で、Applet.url と同じ web サーバーである場合にのみ true を返します。
導入: バージョン 6.0



メソッド詳細
abort (メソッド)
public {Applet.abort}:void

アプレットを終了せずにアプレットの表示をキャンセルします。



allow-multiple-instances (メソッド)
public {Applet.allow-multiple-instances}:void

この独立型アプレットの複数のインスタンスの起動を許可します。

説明

通常、1 度に存在するのは、任意に指定された独立型アプレットの 1 つのインスタンスだけです。ただし、このメソッドがそのインスタンスにより呼び出された後、以降の起動試行ごとに、独立型アプレットの新しいインスタンスが起動されます。

注意事項

独立型アプレットに対してだけ意味があります。


become-sticky (メソッド)
public {Applet.become-sticky}:void

スティッキーなアプレットとしてマークします。

説明

スティッキー アプレットは、中断された場合でもそのアプレットの url にブラウザがナビゲートを実行してこれを使用することがあります。この機能により、ハイパーリンクをナビゲーション ボタンとして使用できるようになります。

注意事項

この機能はすべてのブラウザではサポートされませんが、すべてのサポートされた Web ブラウザによってサポートされます。
現在、Firefox Web ブラウザの内部で実行されるすべてのアプレットは実際、スティッキーになるとみなされ、一部の Firefox のバグとなっています。


browse-backward (メソッド)
public {Applet.browse-backward
offset:int = 1,
target:String = "_self"
}:void

履歴リストで戻るようにブラウザに依頼します。

offset: 履歴内で後ろに移動する位置の数です。これは正の整数である必要があります。既定値は 1 です。
target: 移動後のアプレットが表示されるターゲット ウィンドウです。ターゲットの詳細については、Applet.browse-url を参照してください。

注意事項

この機能は、すべてのブラウザでサポートされているわけではありません。


browse-forward (メソッド)
public {Applet.browse-forward
offset:int = 1,
target:String = "_self"
}:void

履歴リストで進むようにブラウザに要求します。

offset: 履歴内で移動する位置の数です。これは正の整数である必要があります。既定値は 1 です。
target: 移動後のアプレットが表示されるターゲット ウィンドウです。ターゲットの詳細については、Applet.browse-url を参照してください。

注意事項

この機能は、すべてのブラウザでサポートされているわけではありません。


browse-offset (メソッド)
public {Applet.browse-offset offset:int, target:String = "_self"}:void

履歴リストで進む、または戻るようにブラウザに要求します。

offset: 履歴リスト内で進む (正の数の場合)、または戻る (負の数の場合) 位置の数です。
target: 移動後のアプレットが表示されるターゲット ウィンドウです。ターゲットの詳細については、Applet.browse-url を参照してください。

注意事項

この機能は、すべてのブラウザでサポートされているわけではありません。多くのブラウザでは、1 と -1 しかオフセットをサポートしていません。


browse-url (メソッド)
public {Applet.browse-url url:Url, target:String = "_self"}:void

指定された Url を表示するようにブラウザに要求します。

url: 表示される Url です。ブラウザが処理方法を知らない型のファイルを url が示す場合、ブラウザは代わりになんらかのエラー ダイアログを表示します。
target: url が表示されるターゲット ウィンドウです。target は、ブラウザ ウィンドウの名前、または先頭がアンダーラインで始まる特別なターゲット名 (下記参照) です。既定では、現在のブラウザ ウィンドウ ("_self") を使用します。

注意事項

さまざまなメソッドが特別な target キーワード引数を使用します。target は、「ブラウザ フレーム」 (トップレベルのブラウザ ウィンドウも場合もあります) の名前か、先頭が下線で始まる特別なターゲット名です。
ブラウザ フレームの名前とは、内部的にブラウザ フレームに関連付けられている名前のことです。通常は、ブラウザ フレームの内容またはそのタイトル バーの内容と、名前の間には関連性がありません。ブラウザ フレームの名前は ASCII 文字で始める必要があり、英数字と空白文字しか含めることができません。指定した target に一致する名前のブラウザ フレームが存在しない場合、通常はその名前で新しいブラウザ ウィンドウが作成され、以降はその target 名で参照できるようになります。
下線で始まる特別なターゲット名によって、名前が分からなくても特定のウィンドウを識別することができます。次のようなターゲット名があります。
ターゲット名 説明
"_blank" 名前の付けられていない、新規のブラウザ ウィンドウを使います。
"_self" 現在のフレームを使います (可能な場合)。フレームが存在しない場合、現在のウィンドウを使います (可能な場合)。
"_parent" 現在のフレームの直接の親を使います (可能な場合)。フレームが存在しない場合、通常は "_self" と同様に扱われます。
"_top" 現在のフレームを中に含むウィンドウを使います (可能な場合)。フレームが存在しない場合、通常は "_self" と同様に扱われます。
アプレットが実行されている現在のフレームまたはウィンドウが新しいページのロード先になる場合があります。例えば "_self" を使うと既定によりこの状況に当てはまります。このような場合、ブラウザはある時点で現在のアプレットを停止します。ただし、ブラウザによってはターゲットを完全に無視してしまう場合もあるので、"_blank" を使えば通常はこのような停止は避けられますが、これが常に可能であるとは限らないという点に注意してください。


browse-url-post (メソッド)
public {Applet.browse-url-post
target:String = "_self",
http-url:Url,
request-data:HttpRequestData,
request-headers:#HttpRequestHeaders = null
}:void

ポストを行い、プロセスで指定された データを送信して、指定された Url を表示するようにブラウザに要求します。

target: http-url が表示されるターゲット ウィンドウです。ターゲットの詳細については、Applet.browse-url を参照してください。
http-url: 表示される Url です。http-url のポスティングの結果がブラウザでの処理方法が不明の型のデータになる場合、ブラウザは代わりにエラー ダイアログを表示します。
request-data: ポストするデータを含む HttpRequestData です。
request-headers: ポストに含める任意の追加ヘッダーを含むHttpRequestHeaders です。

説明

プロシージャは、Applet.browse-url と同様の動作を行います。ただし、form が指定される必要があり、http-url は "http://" フォーム、または "https://" フォームである必要があります。

HttpRequestData は、ポストされるデータおよびそのデータ内容の型を持ちます。HttpFormData の場合は、フォームのフィールドと値を表します。そのフォーム データは抽出され、(そのエンコーディング型をもとに) エンコードされ、http-url にポストされます。

アプレットが位置するウィンドウまたはフレームと同じ場所に新しいページをロードするようにブラウザに要求する場合、ブラウザが機能しアプレットを中断するまで、アプレットは続行します。つまり、上記の場合、Applet.browse-url-post の呼び出し後には、イベント ループに復帰する以外アプレットに何もさせてはいけないということです。


flush (メソッド)
public {Applet.flush}:void

イベントを処理できるようにするために、アプレット詳細を停止します。



parent-invoke-async (メソッド)
public {Applet.parent-invoke-async
finish-proc:#{proc-type {exception:#Exception, result:JsonValue}:void} = null,
method-name:String,
...:JsonValue
}:void

このアプレットの親にある機能を呼び出します。

finish-proc: proc が設定されている場合に、呼び出しが失敗すると Exception で終わりその proc が呼び出されます。呼び出しが成功すれば、正規の JsonValue の戻り値で終わりその proc が呼び出されます。
method-name: 呼び出されるファンクション名です。親が HTML ページの JavaScript の場合、これはファンクションを評価する文字列になります。親が Curl アプレットの場合、これを問題なく解釈できます。
...: 親に渡されるパラメータです。その値は、JsonValue-writeJsonValue-parse が操作可能な JsonValue でなければなりません。

説明

このメソッドは、このアプレットの親内のファンクションを呼び出そうとします。ただし、サブ アプレットと HTML ページに組み込まれたアプレットのみが親を持つことができます。
親がアプレットの場合、AppletData.parent-invoke-handler を設定することで呼び出したい場合は、呼び出しを操作します。親がハンドラを設定していない場合に、Applet.parent-invoke-async を呼び出すと例外が発生し finish-proc に渡されます。
親が HTML ページの場合、呼び出しは web ブラウザ内の JavaScript で作成されます。
全ての場合において、Applet.parent-invoke-async の呼び出しを作成する前に Applet.parent-invoke-ready?true でなければなりません。

注意事項

同じ JavaScript であっても、ブラウザが異なれば多少異なる戻り値を返す可能性があり、又異なったエラーを報告する可能性があります。呼び出しに失敗した場合は、web ブラウザによっては単にnullJsonVoid を返すだけかもしれません。
導入: バージョン 6.0


register-applet-invoke-handler (メソッド)
public {Applet.register-applet-invoke-handler
handler:#{proc-type {name:String, ...:JsonValue}:JsonValue},
verifier:#{proc-type {}:bool} = null
}:void

JavaScript が web ブラウザや親アプレットから呼び出す 'applet_invoke' 用のハンドラを登録します。

handler: これは、web ブラウザやアプレットから'applet_invoke' が作成された時、呼び出される proc です。String と複数の他の引数をとります。Applet.applet-invoke-handler-for-object は、クラスに基づいたハンドラを作成するのに使用されます。
verifier: これは、web ブラウザや親アプレットが親のページの Url を提供した時に、'applet_invoke' の呼び出しが許可されているかどうかを確認するために呼び出される proc です。この機能が false を返した場合は、'applet_invoke' の呼び出しは許可されません。 verifiernull の場合、Applet.default-applet-invoke-verifier が使用されます。 verifier は、register-applet-invoke-handler の中で呼び出され、アプレットが一時停止したり回復した時に再度呼び出されます。

注意事項

ハンドラーからの全ての引数と戻り値は、JsonValue-writeJsonValue-parse が操作可能な JsonValue でなければなりません。
導入: バージョン 6.0


register-resume-proc (メソッド)
deprecated public {Applet.register-resume-proc
new-proc:{proc-type {}:void}
}:void

非推奨

代わりに register-resume-proc を使用します。


register-suspend-proc (メソッド)
deprecated public {Applet.register-suspend-proc
new-proc:{proc-type {}:void}
}:void

非推奨

代わりに register-suspend-proc を使用します。


set-purge-factor (メソッド)
public {Applet.set-purge-factor purge-factor:Percent}:void
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。


set-status (メソッド)
public {Applet.set-status status:String}:void

ステータス バーの内容を変更するようにブラウザに要求します。

status: 適切なステータス バーの内容です。

注意事項

通常、ブラウザはブラウザ ウィンドウの下部にステータス バーを表示します。
このメソッドは通常、アプレットがアクティブな場合のみ有効です。
この機能は、すべてのブラウザでサポートされているわけではありません。多くの新しいブラウザはステータス バーを持たないため、この情報は無視されます。


set-title (メソッド)
public {Applet.set-title title:String}:void

タイトル バーの内容を変更するようにブラウザに要求します。

title: 適切なタイトル バーの内容です。

注意事項

通常、ブラウザはブラウザ ウィンドウの上部にタイトル バーを表示します。

このメソッドは通常、アプレットがアクティブな場合のみ有効です。

このメソッドは通常、このアプレットのみがブラウザに表示されている場合に限り有効です。たとえば、アプレットが HTML ページに組み込まれている場合は、このメソッドは通常無効です。

このメソッドは、ブラウザ ウィンドウ タイトル全体のうちの一部のみを変更します。たとえば、タイトルにはブラウザの名前、アプレットの説明、またはそのようなものなども含まれています。

この機能は、すべてのブラウザでサポートされているわけではありません。


unregister-resume-proc (メソッド)
deprecated public {Applet.unregister-resume-proc
old-proc:{proc-type {}:void}
}:void

非推奨

代わりに unregister-resume-proc を使用します。


unregister-suspend-proc (メソッド)
deprecated public {Applet.unregister-suspend-proc
old-proc:{proc-type {}:void}
}:void

非推奨

代わりに unregister-suspend-proc を使用します。