CommandContext (クラス)
public shared CommandContext
インポート元： CURL.GUI.STANDARD. package 内で定義されています CURL.GUI.BASE.
直接継承しているサブクラス: RecordSetDisplay, SelectionContext, FocusManager

クエリ、観察、および実行が行われる可能性がある Command のコレクションを保持するオブジェクト。

説明

Command は、その名前を表す String によって参照されます。すでにコンテキスト内にある Command と同じ名前の Command を追加しようとすると、エラーが発生します。

Curl は、内部で使用されるピリオドを含まないコマンド名をすべて予約しています。外部の開発者は、company-domain.command-name というフォームの適格な名前を使用して、命名の競合を避けてください。

コンストラクタ
default:新しい CommandContext を作成します。
コンストラクタ public {CommandContext.default}

プロパティ
commands:Command.name で示されている、このコンテキストに存在する Command。
フィールド protected constant CommandContext.commands:{HashTable-of String, Command}

メソッド
add-command:Command を追加します。
public {CommandContext.add-command cmd:Command}:void
command-enabled?:この Command がサポートされ有効になっているかどうかを調べます。
public {CommandContext.command-enabled? name:String}:bool
command-supported?:この Command が存在するかどうかを調べます。
public {CommandContext.command-supported? name:String}:bool
create-command:時間をかけてコマンドを作成します。
protected {CommandContext.create-command name:String}:#Command
do-command:Command が存在する場合は実行します。
public {CommandContext.do-command
name:String,
throw-exception-on-failure?:bool = true
}:void
get-command:存在する場合は Command を、それ以外の場合は null を返します。
public {CommandContext.get-command name:String}:#Command
request-update-commands:すべての Command の更新を要求します。
public {CommandContext.request-update-commands}:void
メソッド 継承 Object: object-describe, object-describe-for-debugging, object-serialize



コンストラクタ詳細
default (コンストラクタ)
public {CommandContext.default}

新しい CommandContext を作成します。



プロパティ詳細
commands (フィールド)
protected constant CommandContext.commands:{HashTable-of String, Command}

Command.name で示されている、このコンテキストに存在する Command。





メソッド詳細
add-command (メソッド)
public {CommandContext.add-command cmd:Command}:void

Command を追加します。

cmd: 追加する Command。

注意事項

すでにコンテキストに存在するコマンドと同じ名前のコマンドを追加しようとすると、DuplicateCommandException がスローされます。

command-enabled? (メソッド)
public {CommandContext.command-enabled? name:String}:bool

この Command がサポートされ有効になっているかどうかを調べます。

説明

指定したコマンドがサポートされていない場合、このメソッドは単に false を返すことに注意してください。

command-supported? (メソッド)
public {CommandContext.command-supported? name:String}:bool

この Command が存在するかどうかを調べます。


create-command (メソッド)
protected {CommandContext.create-command name:String}:#Command

時間をかけてコマンドを作成します。

説明

通常は直接呼び出されません。代わりに、CommandContext.get-command を呼び出すことを検討してください。

オーバーライド

要求されたときにこの CommandContext で動的にインスタンス化する必要があるコマンドの場合は、このメソッドをオーバーライドします。スーパークラスから動的に作成されたコマンドも同様に継承したい場合は、必ずこのメソッドのスーパークラスの実装も呼び出してください。

なお、コマンドは、クラスのコンストラクタでメソッド CommandContext.add-command を呼び出して指定することもできます。パフォーマンスの理由と、サブクラスでコマンドをオーバーライドできるようにするために、このメソッドを代わりに使用することを推奨します。

do-command (メソッド)
public {CommandContext.do-command
name:String,
throw-exception-on-failure?:bool = true
}:void

Command が存在する場合は実行します。

throw-exception-on-failure?: このパラメータが true の場合、要求されたコマンドを実行できなかったときに CommandContext.do-command は CommandException をスローします。

get-command (メソッド)
public {CommandContext.get-command name:String}:#Command

存在する場合は Command を、それ以外の場合は null を返します。


request-update-commands (メソッド)
public {CommandContext.request-update-commands}:void

すべての Command の更新を要求します。