ConnectedRecordSet (クラス)
public abstract ConnectedRecordSet {inherits RecordSet}
パッケージ： CURL.DATA-ACCESS.CONNECTED
直接継承しているサブクラス: BasicConnectedRecordSet, ConnectedFileRecordSet

このクラスは、Connection オブジェクトを介してデータを取得および更新する RecordSet を表します。


コンストラクタ
default:新しい ConnectedRecordSet を初期化して返します。
コンストラクタ public {ConnectedRecordSet.default
connection:Connection,
database-name:String,
query:String,
request-modifiable?:bool,
size-limit:int,
...:EventHandler
}

プロパティ
connection:この ConnectedRecordSet がデータを取得して更新を送信するのに使う接続オブジェクト。
アクセサ public ConnectedRecordSet.connection:Connection
database-name:この ConnectedRecordSet と関連付けられているデータベースの名前。
フィールド public-get protected-set ConnectedRecordSet.database-name:String
query:このレコードセットをポピュレートするのに使うクエリ。
フィールド public-get protected-set ConnectedRecordSet.query:String
request-modifiable?:true の場合、変更可能な RecordSet を返す動作が行われます。一部のサブクラスでは変更可能な RecordSet を作成できないことがありまます。これは、query が複雑すぎる場合、または何かの理由により Connection がクエリを許可しない場合に起こります。
フィールド public-get protected-set ConnectedRecordSet.request-modifiable?:bool
size-limit:ロードされるレコード数の上限。既定値の -1 は、制限なしを意味します。
フィールド public-get protected-set ConnectedRecordSet.size-limit:int
プロパティ 継承 RecordSet: batch-events?, fields, load-state, modifiable?, pending-update?, registered-views, size
プロパティ 継承 EventTarget: event-handlers

メソッド
fill:新しいクエリに従い、この ConnectedRecordSet を再ポピュレートします。その結果、フィールドとデータの両方が変更する可能性があります。
public abstract {ConnectedRecordSet.fill
database-name:String = self.database-name,
query:String = self.query,
request-modifiable?:bool = self.request-modifiable?,
size-limit:int = self.size-limit
}:void
メソッド 継承 RecordSet: append, commit, delete-all, ensure-attached, ensure-modifiable, handle-event, load, member?, new-record, on-record-set-event, register-view, revert, select, select-one, to-Iterator, unregister-view
メソッド 継承 EventTarget: accepts-event-class?, add-event-handler, event-handler-present?, remove-event-handler, verify-event
メソッド 継承 BasicEventTarget: enqueue-event
メソッド 継承 Object: object-describe, object-describe-for-debugging, object-serialize



コンストラクタ詳細
default (コンストラクタ)
public {ConnectedRecordSet.default
connection:Connection,
database-name:String,
query:String,
request-modifiable?:bool,
size-limit:int,
...:EventHandler
}

新しい ConnectedRecordSet を初期化して返します。

説明

通常このコンストラクタは直接呼び出しません。代わりに、Connection のサブクラスを最初に呼び出してからその Connection.create-record-set メソッドを呼び出して、該当する型の ConnectedRecordSet がその Connection で使用できるようこれを初期化します。
レコードセットの内容はデータベース サーバーから query パラメータの指定に従って取得されます。
データベースのアクセス権、レコードセットの作成に必要な特定の形式などの要因によって、ConnectedRecordSet で更新がサポートされる場合とそうでない場合があります。
connection: このレコードセットのデータにアクセスするのに使われる接続オブジェクト。
database-name: Connection で認識されているデータベースの名前。(これらの名前のリストを得るには Connection.get-database-names を使います。)
query: RecordSet にデータを挿入するのに使うクエリ。query が単純な SQL 識別子の場合はテーブル名であるとみなされ、レコードセットにはこのテーブルのすべての列が含まれます。
request-modifiable?: true の場合、変更可能な RecordSet を返す動作が行われます。一部のサブクラスでは query が複雑すぎる場合に変更可能な RecordSet を作成できないことがあります。
size-limit: ロードされるレコードの数を制限するのに使われます。既定値の -1 は、制限なしを意味します。
...: このレコードセットに追加される EventHandler を含めることができます。


プロパティ詳細
connection (アクセサ)
アクセサ public ConnectedRecordSet.connection:Connection

この ConnectedRecordSet がデータを取得して更新を送信するのに使う接続オブジェクト。


database-name (フィールド)
public-get protected-set ConnectedRecordSet.database-name:String

この ConnectedRecordSet と関連付けられているデータベースの名前。


query (フィールド)
public-get protected-set ConnectedRecordSet.query:String

このレコードセットをポピュレートするのに使うクエリ。


request-modifiable? (フィールド)
public-get protected-set ConnectedRecordSet.request-modifiable?:bool

true の場合、変更可能な RecordSet を返す動作が行われます。一部のサブクラスでは変更可能な RecordSet を作成できないことがありまます。これは、query が複雑すぎる場合、または何かの理由により Connection がクエリを許可しない場合に起こります。


size-limit (フィールド)
public-get protected-set ConnectedRecordSet.size-limit:int

ロードされるレコード数の上限。既定値の -1 は、制限なしを意味します。

説明

この制限を変更しても、Connection からデータがロードされるまで適用されません。強制的に再ロードを実行するには、この値を直接設定する代わりに ConnectedRecordSet.fill を呼び出します。




メソッド詳細
fill (メソッド)
public abstract {ConnectedRecordSet.fill
database-name:String = self.database-name,
query:String = self.query,
request-modifiable?:bool = self.request-modifiable?,
size-limit:int = self.size-limit
}:void

新しいクエリに従い、この ConnectedRecordSet を再ポピュレートします。その結果、フィールドとデータの両方が変更する可能性があります。

説明

パラメータから ConnectedRecordSet のプロパティを更新し、サーバーから新規データを取得します。size-limit を超えるレコードは追加されません。RecordFieldsBulkChanges と RecordsBulkChanges イベントが適宜トリガされます。
database-name: Connection で認識されているデータベースの名前。(これらの名前のリストを得るには Connection.get-database-names を使います。)
query: RecordSet にデータを挿入するのに使うクエリ。query が単純な SQL 識別子の場合はテーブル名であるとみなされ、レコードセットにはこのテーブルのすべての列が含まれます。
size-limit: ロードされるレコードの数を制限するのに使われます。既定値の -1 は、制限なしを意味します。