(クラス)
public final serializable DateTimeData
{inherits
Serializable}
時刻を表す基本クラス。DateTimeData は Curl エポックから経過した秒数および秒数の端数を記述します。0 ~ (2^63)-1 の範囲の各コンポーネント。このクラスは不変です。一般には、このクラスを直接使う代わりに、DateTimeData、およびその他の日付と時刻に関連するクラスへのインターフェイスを提供する DateTime を使用してください。
説明
部分秒は、1 秒の 1/(2^63) と定義されています。
DateTimeData の部分コンポーネントは、丸 1 秒が過ぎた後の部分秒の数を表す整数です。
Windowsでは、ユーザーがシステム日付や時間を変更した場合に、その変更を反映させるインタフェースで最大 1 分かかる可能性があります。
コンストラクタ public | {DateTimeData.default partial-second:int64 = 0, ...:int64} |
epoch-second: | Curl エポック以降の秒数。これは、0 ~ (2^63)-1 の範囲 (0 と (2^63)-1 を含む) の符号付きの値です。 |
フィールド public-get private-set DateTimeData.epoch-second:
int64
fraction: | 0.0 (これを含む) ~ 1.0 (これを含まない) の倍精度浮動小数点値になるようにスケールを変えられた現在の部分秒を取得します。 |
アクセサ public inline DateTimeData.fraction:
double
partial-second: | Curl エポック以降に追加された秒数の端数。各秒数の端数は、1 秒の 1/(2^63) です。これは、0 ~ (2^63)-1 の範囲 (0 と (2^63)-1 を含む) の符号付きの値です。 |
フィールド public-get private-set DateTimeData.partial-second:
int64
public constant DateTimeData.epoch-simple:
DateTimeData ={DateTimeData {bit-sll 1 asa int64, 62}}
public constant DateTimeData.max:
DateTimeData ={DateTimeData max-int64, partial-second = max-int64}
public constant DateTimeData.min:
DateTimeData ={DateTimeData 0}
decimal: | 現在の partial-second を、指定した 10 の累乗にスケールを変え、端数を切り捨てて返します。 |
public | {DateTimeData.decimal power:int}:int64 |
public | {DateTimeData.object-describe-for-debugging}:void |
(コンストラクタ)
public | {DateTimeData.default partial-second:int64 = 0, ...:int64} |
整数秒と部分秒の初期値が与えられた DateTimeData オブジェクトを作成します。
...: 負でない整数としての秒の序数。この値が省略されている場合は、現在の時刻が使用されます。
partial-second: 負でない整数としての秒の序数。このパラメータはオプションです。現在の時刻から初期化する場合、既定値は現在の時刻に基づきます。それ以外の場合の既定値は 0 です。
説明
(ファクトリ)
DateTime から作成します。
説明
このファクトリーは、次の例のように暗黙的に呼び出すことができます。
let date:DateTimeData = {DateTime "2002-10-24"}
(コンストラクタ)
この項目はサポートされていません。内部使用限定となっています。
(フィールド)
public-get private-set DateTimeData.epoch-second:
int64 Curl エポック以降の秒数。これは、0 ~ (2^63)-1 の範囲 (0 と (2^63)-1 を含む) の符号付きの値です。
(アクセサ)
アクセサ public inline DateTimeData.fraction:
double 0.0 (これを含む) ~ 1.0 (これを含まない) の倍精度浮動小数点値になるようにスケールを変えられた現在の部分秒を取得します。
(フィールド)
public-get private-set DateTimeData.partial-second:
int64 Curl エポック以降に追加された秒数の端数。各秒数の端数は、1 秒の 1/(2^63) です。これは、0 ~ (2^63)-1 の範囲 (0 と (2^63)-1 を含む) の符号付きの値です。
(クラス定数)
public constant DateTimeData.epoch-simple:
DateTimeData ={DateTimeData {bit-sll 1 asa int64, 62}}
この DateTimeData は、DateTimeDataLine.simple の 1970-01-01 00:00:00 +0000 に対応しています。
(クラス定数)
public constant DateTimeData.max:
DateTimeData ={DateTimeData max-int64, partial-second = max-int64}
(クラス定数)
public constant DateTimeData.min:
DateTimeData ={DateTimeData 0}
(メソッド)
別の DateTimeData と比較します。
説明
selfより大きい場合は -1、等しい場合は 0、self より小さい場合は 1 を返します。
(メソッド)
public | {DateTimeData.decimal power:int}:int64 |
現在の partial-second を、指定した 10 の累乗にスケールを変え、端数を切り捨てて返します。
exponent: 1 ~ 18 の範囲の 10 の累乗。exponent に 3 を使用すると、ミリ秒を0 ~ 999 の整数で返します。
説明
これは、値を epoch-seconds に繰り越す必要があるため丸めを実行しない場合に、この値を表示できる形式で取得するために使用します。丸めに適した値を取得するには、fraction ゲッターを使用します。
(メソッド)
別の DateTimeData または現在の時刻に対する Time の量を算出します。
ending: 通常は、それ自体を基準として将来の時点を表す
DateTimeData 。この値が指定されていない場合は、現在の時刻が使用されます。
戻り値
経過した時間の量。それ自体より前の時点を ending が表す場合、この数量は負になります。
(メソッド)
public | {DateTimeData.object-describe-for-debugging}:void |
オブジェクトについて細部を記述します。これは主にデバッグ目的での使用が想定されています。
out: 文字が送られるストリーム。
locale:
self の表示方法をコントロールする
Locale。
説明
このメソッドは、一般に、"%y" フォーマット キーを使用して間接的に起動されます。"%y" フォーマット キーは、このメソッドによって生成された結果を、次のような何らかの型またはアドレス情報でラップします。
{do
let buf:StringBuf = {StringBuf}
{self.object-describe-for-debugging buf, {get-syntax-locale}}
{format out = out, "[<type> @<addr> %s]", buf}
}
このメソッドの既定の実装では
{format out = out, "%w", self} を呼び出します。
(「%w」フォーマット キーの詳細については、
format を参照してください)。
(メソッド)
クラス インスタンスが書き込まれるときに、シリアル化コードで呼び出されます。
説明
このメソッドは、次のステップを順番に実行する必要があります。
注意事項
このメソッドは、シリアル化可能なサブクラスでのみ定義する必要があります。