SkinSpec (クラス)
public abstract shared SkinSpec
インポート元： CURL.GUI.STANDARD. package 内で定義されています CURL.GUI.CONTROL-BASE.
直接継承しているサブクラス: DelegatingSkinSpec, FocusSkinSpec, RoundedRectangleSkinSpec

スキンが適用されたコントロールを描画するための仕様です。

導入: バージョン 6.0

プロパティ
margin-spec:このスキンを描画するために確保される各サイドにおける、ピクセルの最小値です。
アクセサ public abstract SkinSpec.margin-spec:OffsetSpec
minimum-height-pixels:ピクセルに関する最小の高さです。
アクセサ public abstract SkinSpec.minimum-height-pixels:int
minimum-width-pixels:ピクセルに関する最小の幅です。
アクセサ public abstract SkinSpec.minimum-width-pixels:int
orientation-aware?:この指定が、そのターゲットの Graphic の配置や方向に対して対応するかどうかを決定します。
アクセサ public SkinSpec.orientation-aware?:bool
overdraws-content?:この指定がコンテンツ ビジュアル上に描画されるかどうかを決定します。
アクセサ public abstract SkinSpec.overdraws-content?:bool

メソッド
draw-skin:Graphic に装飾を描画します。
public {SkinSpec.draw-skin
renderer2d:Renderer2d,
g:Graphic,
visual-state:SkinVisualState = SkinVisualState.enabled,
inset:#OffsetSpec = null,
orientation:any = null
}:void
draw-skin-into-bounds:draw-skin毎ですが、設定された境界に描画します。
public abstract {SkinSpec.draw-skin-into-bounds
renderer2d:Renderer2d,
g:Graphic,
bounds:GRect,
visual-state:SkinVisualState = SkinVisualState.enabled,
orientation:any = null
}:void
get-preferred-min-height:Distance として要求される最小の高さです。
public {SkinSpec.get-preferred-min-height psize:Distance}:Distance
get-preferred-min-width:Distance として要求される最小の幅です。
public {SkinSpec.get-preferred-min-width psize:Distance}:Distance
メソッド 継承 Object: object-describe, object-describe-for-debugging, object-serialize




プロパティ詳細
margin-spec (アクセサ)
アクセサ public abstract SkinSpec.margin-spec:OffsetSpec

このスキンを描画するために確保される各サイドにおける、ピクセルの最小値です。

説明

この SkinSpec を使用するオブジェクトでは、コンポーネント Distance が各サイドで見えるよう十分な余白を確保する必要があります。スキンが適用される Graphic が子を保持している場合、これはその子の周りの最小マージンとなります。そうでなければ、Graphic 自身の最小マージンとなります。
場合によっては、レイアウトが優先されこのマージンの値は提供されない可能性があります。
導入: バージョン 6.0

minimum-height-pixels (アクセサ)
アクセサ public abstract SkinSpec.minimum-height-pixels:int

ピクセルに関する最小の高さです。

説明

このプロパティは、装飾がうまくレンダリングしない可能性がある状況で、y 座標に沿った最小のピクセル サイズを規定します。このスペースには、SkinSpec.margin-spec によって要求されるスペースは含みません。
導入: バージョン 6.0

minimum-width-pixels (アクセサ)
アクセサ public abstract SkinSpec.minimum-width-pixels:int

ピクセルに関する最小の幅です。

説明

このプロパティは、装飾がうまくレンダリングしない可能性がある状況で、x 座標に沿った最小のピクセル サイズを規定します。このスペースには、SkinSpec.margin-spec によって要求されるスペースは含みません。
導入: バージョン 6.0

orientation-aware? (アクセサ)
アクセサ public SkinSpec.orientation-aware?:bool

この指定が、そのターゲットの Graphic の配置や方向に対して対応するかどうかを決定します。

説明

true の場合、この記述は、orientation の違いに基づき視覚的に異なる結果を生成する場合があり、 height プロパティ width プロパティ margin-spec プロパティは、与えられた Graphic の値に基づき（回転されて）解釈されます。
SkinSpec の orientation-aware? が true の場合、Orientation 型は最低限サポートされます。もし、TabPlacement 型が意味を成す場合にはサポートされます。
全ての方向（orientation）をサポートする SkinSpec では、既定では、垂直または”上”方向として認識されています。例えば、１つの"arrow"(矢印)の SkinSpec は、その TabPlacement に基づいて４方向のいずれかを指し示すような視覚デコレーションとして描画されます。既定では、TabPlacement.top （またはOrientation.vertical)）に対応して上を指し示します。

オーバーライド

既定では、これは false を返します。orientation をサポートするサブクラスは、true を返します。
導入: バージョン 6.0

overdraws-content? (アクセサ)
アクセサ public abstract SkinSpec.overdraws-content?:bool

この指定がコンテンツ ビジュアル上に描画されるかどうかを決定します。

説明

既定では、多くの SkinSpec はコンテンツ ビジュアルの下に描画されます。このプロパティが true の場合、順番は逆になります。単独の指定は1つもしくは他のビジュアルを処理しますが、両方を処理することはありません。
導入: バージョン 6.0




メソッド詳細
draw-skin (メソッド)
public {SkinSpec.draw-skin
renderer2d:Renderer2d,
g:Graphic,
visual-state:SkinVisualState = SkinVisualState.enabled,
inset:#OffsetSpec = null,
orientation:any = null
}:void

Graphic に装飾を描画します。

renderer2d: 描画に使用される Renderer2d です。
g: 描画される Graphic です。
visual-state: g の主な外観の状態です。
inset: g の端から装飾を挿入する OffsetSpec や Distance です。
orientation: g の方向、通常は、Orientation または TabPlacementです。特定の SkinSpec が、全方向をサポートしない場合、例えば、orientation-aware? 、または、渡された方を受け入れない場合、この引数は無視されます。

説明

既定では、このメソッドは Graphicg の境界を使用して SkinSpec.draw-skin-into-bounds を呼び出します。
導入: バージョン 6.0

draw-skin-into-bounds (メソッド)
public abstract {SkinSpec.draw-skin-into-bounds
renderer2d:Renderer2d,
g:Graphic,
bounds:GRect,
visual-state:SkinVisualState = SkinVisualState.enabled,
orientation:any = null
}:void

draw-skin毎ですが、設定された境界に描画します。

renderer2d: 描画に使用される Renderer2d です。
g: 描画する Graphic です。
bounds: 描画される GRect です。
visual-state: g の主な外観の状態です。
orientation: g の方向、通常は、Orientation または TabPlacementです。特定の SkinSpec が、全方向をサポートしない場合、例えば、orientation-aware? 、または、渡された方を受け入れない場合、この引数は無視されます。
導入: バージョン 6.0

get-preferred-min-height (メソッド)
public {SkinSpec.get-preferred-min-height psize:Distance}:Distance

Distance として要求される最小の高さです。

psize: 最小サイズが計算されるコンテキストにおける単一ピクセルのサイズです。

説明

このプロパティは、装飾がうまくレンダリングしない可能性がある状況で、y 座標に沿った最小サイズを規定します。これは、SkinSpec.margin-spec によって要求されるスペースを含みます。
既定では、これは SkinSpec.minimum-height-pixels と、SkinSpec.margin-spec によって返される上や下のマージンを組み合わせたものを返します。
導入: バージョン 6.0

get-preferred-min-width (メソッド)
public {SkinSpec.get-preferred-min-width psize:Distance}:Distance

Distance として要求される最小の幅です。

psize: 最小サイズが計算されるコンテキストにおける単一ピクセルのサイズです。

説明

このプロパティは、装飾がうまくレンダリングしない可能性がある状況で、x 座標に沿った最小サイズを規定します。これは、SkinSpec.margin-spec によって要求されるスペースを含みます。
既定では、これは SkinSpec.minimum-width-pixels と、SkinSpec.margin-spec によって返される左や右のマージンを組み合わせたものを返します。
導入: バージョン 6.0