RecordGridOptions (クラス)
public abstract RecordGridOptions {inherits OptionListInterface}
インポート元： CURL.GUI.STANDARD. package 内で定義されています CURL.GUI.CONTROL-LOGICAL.
直接継承しているサブクラス: BaseRecordGridColumn, RecordGridCell, RecordGrid

RecordGrid、RecordGridColumn、RecordGridCell で「継承可能」なローカル オプションの特別なグループを定義します。

説明

重要 : RecordGridColumn と RecordGridCell のインスタンス、および RecordGrid は、オプションの値がローカルで設定されていない場合に、ここで指定される値を相互に「継承」します。

プロパティ
cell-spec:この列にデータを表示するために使うカスタム RecordGridCell を指定します。
ローカル オプション public RecordGridOptions.cell-spec:any =null
cells-take-focus?:RecordGridCell がグリッド フォーカスの取得を許可されているかどうかを示します。
ローカル オプション public RecordGridOptions.cells-take-focus?:bool =true
column-movable?:RecordGridColumn をドラッグして移動できるかどうかを指定します。
ローカル オプション public RecordGridOptions.column-movable?:bool =true
column-resizable?:RecordGridColumn をドラッグしてサイズ変更できるかどうかを指定します。
ローカル オプション public RecordGridOptions.column-resizable?:bool =true
edit-on-focus?:グリッド フォーカスが受け取られると、すぐにセルにその編集 UI が表示されるかどうかを制御します。
ローカル オプション public RecordGridOptions.edit-on-focus?:bool =true
editable?:RecordGridCell に表示されるデータを編集できるかどうかを指定します。
ローカル オプション public RecordGridOptions.editable?:bool =true
enclose-header-label?:RecordGrid ヘッダー ラベルと共有列ヘッダーまたは上部の空間の間に、目に見える境界があるかどうか。
ローカル オプション public RecordGridOptions.enclose-header-label?:bool =true
filter-menu-proc:RecordGridCell 上のメニュー アイテムのフィルタを制御します。
ローカル オプション public RecordGridOptions.filter-menu-proc:#{proc-type {{Array-of MenuItem}, RecordGridCell}:{Array-of MenuItem}} =null
format-spec:この列のデータをどのように String にフォーマットするか指定します。
ローカル オプション public RecordGridOptions.format-spec:any =null
halign:RecordGridCell 内の内容の水平方向の配置。
ローカル オプション public RecordGridOptions.halign:any ="origin"
header-spec:この列の内容を表すヘッダー ラベルを指定します。
ローカル オプション public RecordGridOptions.header-spec:any =null
parse-spec:String の入力値を解析して、この列に関連付けられたフィールドに記入する方法を指定します。
ローカル オプション public RecordGridOptions.parse-spec:any =null
sort-spec:列基準で行うソート方法を指定します。
ローカル オプション public RecordGridOptions.sort-spec:any =RecordGridOptions.default-column-sort
valign:RecordGridCell の内容の垂直方向の配置を指定します。
ローカル オプション public RecordGridOptions.valign:any ="origin"
プロパティ 継承 OptionListInterface: option-parent, option-register-proc, options, options-present-here, registered-option-keys, style-options

メソッド
メソッド 継承 OptionListInterface: add-option, add-style-option, change-option-parent-notify, clone-options, get-option, get-option-by-name, keyword-init-arg, local-add-notify, local-remove-notify, name-to-option-key, new-option-item, notify-option-children, option-change-notify, option-changed, option-lookup, option-lookup-here, option-propagate-notify, option-set?, propagate-option-change, register-options, remove-option, remove-style-option, remove-styles, set-option-by-name, set-style-option-by-name, unset-option-by-name, unset-style-option-by-name
メソッド 継承 InitRestArgParser: non-keyword-init-arg, process-rest-args
メソッド 継承 Object: object-describe, object-describe-for-debugging, object-serialize




プロパティ詳細
cell-spec (ローカル オプション)
public RecordGridOptions.cell-spec:any =null

この列にデータを表示するために使うカスタム RecordGridCell を指定します。

説明

{proc {RecordGridColumn}:RecordGridCell} 型のプロシージャか、RecordGridCell のサブタイプの Type として指定します。
null の場合、コントロールによってセルの型が自動的に決まります。

cells-take-focus? (ローカル オプション)
public RecordGridOptions.cells-take-focus?:bool =true

RecordGridCell がグリッド フォーカスの取得を許可されているかどうかを示します。

説明

このオプションが false の場合、セルはグリッド フォーカスを持つことができないので、RecordGridUI 内の操作は、選択 (可能な場合) とスクロールに制限される場合があります。

column-movable? (ローカル オプション)
public RecordGridOptions.column-movable?:bool =true

RecordGridColumn をドラッグして移動できるかどうかを指定します。


column-resizable? (ローカル オプション)
public RecordGridOptions.column-resizable?:bool =true

RecordGridColumn をドラッグしてサイズ変更できるかどうかを指定します。


edit-on-focus? (ローカル オプション)
public RecordGridOptions.edit-on-focus?:bool =true

グリッド フォーカスが受け取られると、すぐにセルにその編集 UI が表示されるかどうかを制御します。

説明

RecordGridUI は、セル間のナビゲーションと編集における、バランスを管理する必要があります。KeyPress は、現在のセルを別のセルに変更するか、現在のセルの状態を変更するべきでしょうか？ オプションがセルに対し true の場合、編集が優先されます。false の場合、セル間ナビゲーションが優先されます。

注意事項

StandardRecordGridCell では、セルが RecordGridUI.grid-focus を受け取り、このオプションが true であると、StandardRecordGridCell.edit-active? プロパティはすぐに true になります。

例

このオプションが true の場合、StandardRecordGridCell は、RecordGridUI.grid-focus を受け取った直後にその編集できる Control が表示されます。このオプションが false である最初の列のセルにナビゲートする場合、編集できる UI はすぐには表示されませんが、入力またはダブルクリックすると、すぐに表示されます。

例: edit-on-focus?バリエーション
{let people:RecordSet =
    {RecordSet
        {RecordFields
            {RecordField "First", domain = String},
            {RecordField "Last", domain = String},
            {RecordField "Age", domain = int}
        },
        {RecordData First = "John", Last = "Smith", Age = 25},
        {RecordData First = "Jane", Last = "Smith", Age = 29},
        {RecordData First = "Jane", Last = "Jones", Age = 28}
    }
}

{RecordGrid
    record-source = people,
    height = 3cm,
    {RecordGridColumn "First", edit-on-focus? = false}
}

editable? (ローカル オプション)
public RecordGridOptions.editable?:bool =true

RecordGridCell に表示されるデータを編集できるかどうかを指定します。


enclose-header-label? (ローカル オプション)
public RecordGridOptions.enclose-header-label?:bool =true

RecordGrid ヘッダー ラベルと共有列ヘッダーまたは上部の空間の間に、目に見える境界があるかどうか。


filter-menu-proc (ローカル オプション)
public RecordGridOptions.filter-menu-proc:#{proc-type {{Array-of MenuItem}, RecordGridCell}:{Array-of MenuItem}} =null

RecordGridCell 上のメニュー アイテムのフィルタを制御します。

説明

このオプションにより、RecordGrid のコンテキストメニューに表示されるフィルタコントロールの、セル単位のカスタマイズが可能になります。


RecordGridUI の既定では、このプロシージャはコンテキストメニューがセルを作成されるたびに呼び出され、すべての標準のフィルタに関する MenuItem の配列およびコンテキストセルをその引数として受け取ります。その後、このプロシージャから返された配列が生成されたコンテキスト メニューのフィルタ セクションに設定されます。

format-spec (ローカル オプション)
public RecordGridOptions.format-spec:any =null

この列のデータをどのように String にフォーマットするか指定します。

説明

この値は、次のいずれかでなければなりません。
  • format マクロとともに使用するのが適切な String。
  • タイプ {proc {data:any}:String} のプロシージャ、ここで data は、セルに関連付けられたデータを表します。RecordGridCell.get-data による定義と同様です。
  • タイプ{proc {data:any, record:Record}:String} のプロシージャ、ここで data はこのセルに関連付けられたデータを表します。RecordGridCell.get-data と同様です。また、record は、現在セルで表示されているソースの Record を表します。record パラメータは、ソースの Record とその関連付けられた RecordSet の両方へのアクセスを提供する点に注意してください。そのため、コンテキストに応じたフォーマットを行う際、非常に有用です。
  • null (既定値)。
null の場合、代わりに、RecordGridCell.format がフォーマットに使用されます。
RecordGridCell.get-formatted-data も参照してください。

halign (ローカル オプション)
public RecordGridOptions.halign:any ="origin"

RecordGridCell 内の内容の水平方向の配置。

説明

使用可能な値の詳細は Frame.halign を参照してください。

header-spec (ローカル オプション)
public RecordGridOptions.header-spec:any =null

この列の内容を表すヘッダー ラベルを指定します。

説明

このプロパティが null (既定値) の場合、この列に表示される RecordField の caption プロパティに基づくヘッダー ラベルが使われます。このプロパティが {proc {RecordGridColumn}:Graphic} または {proc {BaseRecordGridColumn}:Graphic} 型のプロシージャの場合、このプロシージャを使ってヘッダーが動的に生成されます。その他の場合、このオプションの値が Graphic にキャストされ、ラベルとして使われます。
グリッド内のすべてのヘッダーを非表示にするには、RecordGrid.display-column-headers? を false に設定します。1 つまたは複数の列で空のラベルを表示するには、このプロパティを "" に設定します。

parse-spec (ローカル オプション)
public RecordGridOptions.parse-spec:any =null

String の入力値を解析して、この列に関連付けられたフィールドに記入する方法を指定します。

説明

この値は、次に示すプロシージャのいずれかでなけでばなりません。
  • タイプ {proc {value:String}:any} のプロシージャ、ここで、value はユーザによって入力される文字列を表します。
  • タイプ {proc {value:String, record:Record}:any} のプロシージャ、ここで value はユーザによって入力される文字列を表し、record は、現在セルで表示されているソース Record を表します。record パラメータは、ソースの Record と関連付けられた RecordSet の両方へのアクセスを提供する点に注意してください。そのため、コンテキストに応じた解析を行う際、非常に有用です。
  • null (既定値)。
null の場合、代わりに、RecordGridCell.parse が解析に使用されます。
このオプションに指定された任意のプロシージャが、入力の拒否を示す ValidationException を返す可能性があります。
RecordGridCell.get-parsed-value も参照してください。

sort-spec (ローカル オプション)
public RecordGridOptions.sort-spec:any =RecordGridOptions.default-column-sort

列基準で行うソート方法を指定します。

説明

RecordSort、{proc {RecordGridColumn}:RecordSort} 型のプロシージャ、または null のいずれかとして指定します。
null の場合、コントロールはこの列を基準とするソート用のインターフェイスを提供しません。
既定値は、列に関連付けられたフィールドに従い、この Domain で指定された比較を使ってレコードをソートします。

valign (ローカル オプション)
public RecordGridOptions.valign:any ="origin"

RecordGridCell の内容の垂直方向の配置を指定します。

説明

使用可能な値の詳細は Frame.valign を参照してください、。




メソッド詳細