row-prototype (プロシージャ)
public {row-prototype ...}:TableContentPrototype
インポート元： CURL.GUI.STANDARD. package 内で定義されています CURL.GUI.BASE.

Table に追加される要素の列をバンドルします。

...: row-prototype に対する各引数は、次のうちどれでも構いません：

戻り値

行を示す TableContentPrototype です。

説明

row-prototype により返される値は、Table が構築されたとき、あるいは後に Table.add を使用して、Table に追加されるように指定されています。Table 作成時における row-prototype の使用例は、Table のドキュメント、あるいはずっと後に出てくる例で紹介されています。Table.add を使用し、行を追加する例です。


例
{value
    let t:Table = {Table}
    let i:int = 1
    {t.add
        {row-prototype {CommandButton
                 label={no-break Add another},
                 {on Action do
                     {t.add {row-prototype "The square of", i, "is", i * i}}
                     set i = i + 1}}}}
    t}


次の例で示されるように、row-prototype をキーボード引数のみと使用して、既存する行にオプションを設定することは正当です。


例
{value
    let t:Table =
        {Table {row-prototype 1, 2, 3},
               {row-prototype 2, 4, 6},
               {row-prototype 3, 6, 9}}
    {t.add {row-prototype row=1, color="blue"}}
    t}


ただし、この操作の欠点として、Table の挿入カーソルが、追加された行のすぐ後ろにポイントしたままになることが挙げられます。そのため、さらなる Table.add 呼び出しがそのポイントから追加を開始し、上記の例の 3 と 6 が、下の例の赤い 4 と 8 で置き換えられます。


例
{value
    let t:Table =
        {Table {row-prototype 1, 2, 3},
               {row-prototype 2, 4, 6},
               {row-prototype 3, 6, 9}}
    {t.add {row-prototype row=1, color="blue"}}
    {t.add {row-prototype color="red", 4, 8}}
    t}


また、この例で、オプション指定 color="red" が影響を受ける行のすべての要素に適用されることに注意してください (オプションは TableRow で設定されているため)。これには、オプションの設定を行った Table.add 呼び出しに以前追加された要素も含まれます。

注意事項

要素を同一の Table に追加するために (単にオプションを設定するのではなく) 、row-prototype と column-prototype を一緒に使用することは推奨されません。この場合の Table の動作は指定されていません。