TableRow

Table の行を表します。

プログラミング注意事項

この行に関連する Table は、TableRow.table を呼び出すことにより取得できます。Table 内のこの行のインデックスは、 TableRow.index を使用することにより取得できます。この TableRow で設定されるオプションは、テーブルのオプションルックアップ規則に従って行内の TableCell およびテーブル要素に反映されます。

Table の内部ボーダーの幅。

Table 行の高さを制御します。

説明

このオプションは、対応する行の高さを制御するために TableRow オブジェクトで設定できます。オプションの値は任意の Dimension が可能です。このオプションを設定した場合の効果は、高さが Dimension に設定されているテーブル行に Fill オブジェクトを追加する場合の効果に似ています。したがって、テーブル行のオブジェクトの伸長性が低い場合、またはその最小値がこのオプションの値である Dimension よりも大きい場合、このオプションの設定は効果がありません。

例

通常、このオプションは、Table 行に対して固定された最小の高さを指定するために使用され、Table 行の自動サイズ変更をオーバーライドしてこれが発生しないようにします。次の例では、このオプションを使用し、行に含まれるテキストの高さが異なる場合でも各行を同じ高さにしています。比較参考のために height が指定されていない Table が表示されています。

例

{Table cell-border-width=1pt, cell-border-color="blue",
       border-width=1pt, border-color="blue",
       {row-prototype height=36pt,
            {text font-size=12pt, Big},
            {text font-size=24pt, Hello}},
       {row-prototype height=36pt,
            {text font-size=16pt, Bigger},
            {text font-size=16pt, Goodbye}},
       {row-prototype height=36pt,
            {text font-size=24pt, Biggest},
            {text font-size=8pt, Maybe}}}
{Table cell-border-width=1pt, cell-border-color="blue",
       border-width=1pt, border-color="blue",
       {row-prototype {text font-size=12pt, Big},
            {text font-size=24pt, Hello}},
       {row-prototype {text font-size=16pt, Bigger},
            {text font-size=16pt, Goodbye}},
       {row-prototype {text font-size=24pt, Biggest},
            {text font-size=8pt, Maybe}}}

注意事項

このオプションは TableColumn および TableCell に設定できますが効果はありません。

この TableFile が行と列のいずれを表しているかを判断します。

戻り値

このオブジェクトが Table 行を表している場合は true です。この場合、このオブジェクトが TableRow であると見なしても安全です。このオブジェクトが Table 列を表している場合は false です。この場合、このオブジェクトが TableColumn であると見なしても安全です。