パッケージキャッシュについて

【ご質問】
 RTEコントロールパネルで、「(推奨)パーシステントパッケージキャッシュを有効にする」をチェックしています。
 また、「全てのアプレットの再同期を強制する」を選択しています。
 アプレットが変更された後、突然エラーになるPCがあります。
 「キャッシュを空にする」ボタンを押して再操作すると正常に動作します。
 どういった原因が考えられるでしょうか?

【回答】
このエラーは、キャッシュされたアプレットの構成ファイル(パッケージ)の
整合性が取れていないことが原因だと考えられます。

既にキャッシュとしてパッケージファイルが存在している状態で、
ファイルの修正およびデプロイを行うと修正されたパッケージファイルがキャッシュとして保存されます。
しかし、何らかの理由により”一部の”パッケージファイルは更新されず、
以前のパッケージがそのまま残ってしまった(つまりパッケージファイルの整合性が取れていない)場合、
追加・修正した内容が認識されません。
パッケージファイルの整合性が取れていない状況下で、
今回修正した処理を別パッケージから呼び出そうとした場合、
エラーの発生や追加・修正を行った処理内容が反映されない等の問題が生じます。
このような問題は、キャッシュをクリアすることにより、新旧パッケージが
削除され、再度パッケージを取得しなおすことになり、
パッケージ間で整合性が取れるようになります。
よって今回の現象が解消されることになります。

また、このような再デプロイ時の問題を解消する為には
resync-as-of 又はresync-file をご使用ください。
こちらを使用することで、強制的にパッケージキャッシュの同期を取ることができます。

詳細は、Curl開発者ガイドの
[コンテンツの構成要素]-[キャッシュと同期]
の項をご参照ください。