プロキシキャッシュの制御について

◆ご質問◆
 最新版同期がうまくいかない原因が、
 Proxyサーバーによるキャッシュが原因だったとした場合、
 Proxyサーバー側で 拡張子.curl や.mcurlに対する振る舞いを変更しないと
 いけないのでしょうか?
 

◆回答◆
Webサーバのレスポンスを返す設定の中で「Cache-Control」ヘッダーを適切に設定して
頂くことが対策として考えられます。
この設定を行うことで途中の経路上でむやみにキャッシュに記録され、再利用さ
れないようになります。

なお、「Cache-Control」とはCurlの設定ではありません。

Cache-Controlとは、
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HTTPが規定するヘッダーの一つで,
キャッシュ・サーバーの動作を指定する。
キャッシュ・サーバーが読み取り,指示された動作を実行する。
no-cache(キャッシュ禁止)やmax-age(最大有効期限)などの
サブ命令を数多く持つ。
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Curlだけの設定ではプロキシサーバのキャッシュ機能をコントロールすることは不可能であり、
HTTPのレスポンスヘッダーの中でCache-Controlを設定することで
プロキシサーバのキャッシュ機能を「キャッシュ禁止」や、「有効期限の設定」を
行ったりすることが可能となります。
HTTPのレスポンスヘッダーの中にCache-Controlを設定するには
Webサーバの設定を変更等をして頂く必要があります。