ループ式

Curlでのループ式の利用方法です。Curlでは、for、until、whileを利用することができます。また、他言語同様break、continueも装備しております。

for文

for文にはいくつかの記述方法があります。まずは、範囲内でのループの記述方法を記載します。

例えば、1づつ増加させていくようなループ文を記載するには、{for … to … step … do …}もしくは{for … below step … do …}を利用します。この2つのfor文は似ていますが、toは~までで、belowは~以下という場合に利用します。具体的なサンプルは以下の通りです。

|| 1づつ増やしていく
{for i:int = 0 below 8 do
    {output i}
}

これは0から7までの値をコンソールに表示します。またstepは、増分する値の幅を指定するために利用できます。

|| 2づつ増やしていく
{for i:int = 0 below 8 step 2 do
    {output i}
}

また減らしていく場合は、donwtoもしくはaboveを利用します。 

|| 2づつ減らしていく
{for i:int = 8 above 0 step 2 do
    {output i}
}

コンテナループについてはコレクション・クラスを説明の機会に紹介します。

 

while文

次にwhile文の記述方法です。条件がtrueの間、処理を繰り返します。 

{while 条件 do
    ….
}

サンプルは以下のようになります。

{while start < 10 do
    {output start}
    set start = start + 1
}

 

until文

Curlではuntil文についてもサポートしております。これは条件がfalseの間、処理を繰り返します。

{until 条件 do
    ….
}

サンプルは以下のようになります。

{until start == 10 do
    {output start}
    set start = start + 1
}

 

breakとcontinue

Curlは、他言語同様、breakやcontinueについてもサポートしております。 

{continue}

{break} 

 

関連ドキュメント

ループ式の構成