CurlORB 0.9 リリースノート

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Curl ORB for javaとは

Curl ORB for javaとは、CurlとJavaをシームレスに結合し、高速なデータ通信を実現するためのツールです。Curl ORBを利用することで、CurlアプリケーションからPOJO(Plain Old Java Object)で作成されたjavaオブジェクトのメソッドをコールし、戻り値をCurlアプリケーションで受け取ることができます。また、サーバサイドのjavaクラスからCurlのソースコードを自動生成することも可能です。このツールを用いれば、Curlとサーバサイドjavaとの連携を利用したシステム開発が容易になります。Curl ORB for javaはオープンソースプロジェクト(Apache License2.0)として公開されています。

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(上図説明)
コード自動生成ツールにてJavaのクラスからCurlコードを自動生成します。(CORBAなどのIDLは不要で、その代わりにCurlのスタブクラスを生成。)クライアントサイドでは、自動生成されたCurlクラス(サービスクラス)を実行しますと、自動的にサーバサイドのサービスクラスをコールし、処理を実施して結果をクライアントへ返します。 またこの際、Spring frameworkやSeasar2などのDIコンテナで管理されているJavaオブジェクトに対してもコールすることが可能となっています。

CurlORB for javaバージョン0.9 新機能

  • モバイル開発環境「Caede」のサポート (参考ページ)
  • 【注意点】CurlRTE 6.0, 7.0は未サポート(バージョン0.8をご利用ください)
  • その他、バグフィックス …など

CurlORB for javaバージョン0.8 新機能

  • CurlRTE8.0対応(6.0, 7.0も対応)
  • Valueクラスのサポート
  • Decimal型のサポート(Curl8.0以上)
  • クライアントキャッシュ機能
  • 【注意点】 パッケージ名の変更(COM.CURLAP.ORB → COM.CURL.ORB)
  • その他、バグフィックス …など

CurlORB for javaバージョン0.7 新機能

  • CurlRTE7.0対応(6.0も対応)
  • サーバプッシュ・インターオペラビリティ(Cometフレームワーク Atmosphere などとの連携)
  • チューニングパラメータ(@DoNotShareアノテーション) (参考ページ
  • NotNull機能(@NotNull, @DefaultNotNull, @Nullableアノテーション) (参考ページ)
  • サロゲートペア対応
  • SerializableなRecordDataサポート(参考ページ
  • その他、バグフィックス …など

CurlORB for javaバージョン0.6 新機能

  • 追加されたデータ型として、java.math.BigInteger, java.math.BigDecimal, java.sql.Date, java.sql.Timestamp, java.sql.Time, java.sql.Blob, java.sql.Clobを対応 (参考ページ
  • Apache Jmeterなど負荷試験用のORBクライアント (参考ページ
  • 新しいセキュリティ設定 (参考ページ
  • データ通信の圧縮・解凍参考ページ
  • クライアント・インターセプター(AOPのような) (参考ページ
  • コード生成ツールのユーザビリティ向上(クラスの一覧検索、デフォルト値の設定など) (参考ページ
  • サービスクラス機能追加(引数にリモートのクラスを指定可能、セッションKILLなど) (参考ページ)
  • サービスオブジェクトのコンテナ管理 (参照ページ
  • その他、各種名称変更及びバグフィックス、パフォーマンス向上 …など

CurlORB for javaバージョン0.5までの機能

  • CurlからPOJOで作成されたサービスクラスをコール(ステートフル、ステートレス)
  • 高速なデータ通信(バイナリデータを使って通信します。)
  • コード生成ツール
  • 各種データ型(プリミティブ型、String、配列、List、Map、ユーザ定義クラス、RecordSetなど)を対応
  • 非同期同期通信
  • 例外ハンドリング(サーバ例外をクライアントでCatchできます。) …など