ArrayUtil
Array-ofやFastArray-ofのユーティリティとして、ArrayUtilというクラスがあります。これを用いることで、標準APIには含まれないAPIを利用することが可能となります。
ArrayUtil.output
Arrayの全データを出力します。
def x = {{Array-of String} “apple”, “orange”, “pine”} {ArrayUtil.output x} |
#{apple orange pine}と表示されます。
ArrayUtil.unique / ArrayUtil.unique-clone
Array内のデータで重複をなくします。例えば、”apple”, “orange”, “pine”, “orange”, “pine”という5つのデータが存在する場合、重複を排除し、、”apple”, “orange”, “pine”という3つになります。
def x = {{Array-of String} “apple”, “orange”, “pine”, “orange”, “pine”} {ArrayUtil.unique x} || -> “apple”, “orange”, “pine” |
ArrayUtil.contains?
Array内にデータが含まれるか否かをチェックします。
def x = {{Array-of String} “apple”, “orange”, “pine”, “orange”, “pine”} {ArrayUtil.contains? x, “apple”} || -> true |
ArrayUtil.grep / ArrayUtil.grep-clone
Array内のデータを正規表現にマッチするものだけに絞り込みます。
def x = {{Array-of String} “a01”, “a02”, “b01”, “b02”, “c01”} |
似たようなAPIでArrayUtil.filter-by-prefixやArrayUtil.filter-by-suffixというものがあります。詳細はCurlドキュメンテーションを参照ください。
ArrayUtil.max / ArrayUtil.min / ArrayUtil.sum / ArrayUtil.avg
Arrayの中の最大値、最小値、合計、平均を結果として返します。
def x = {{Array-of int} 1, 2, 3, 4, 5} |
その他、Array-of、FastArray-ofのための便利APIが多く用意されています。詳細は、Curlドキュメンテーションをインストールしてご参照ください。(例えば、和集合、差集合などのunion / union-all / intersect / minusなど)
パッケージ名:COM.CURLAP.LIB.COLLECTIONS