パッケージの作成

パッケージの作成

Curlでパッケージを作成するには、まず以下のようにヘラルドにpackageを指定します。そのファイル内にpackage式を利用し、パッケージの内容を記述します。

{curl 6.0 package}

{package COM.CURLAP.ABC,
    author = “amori”,
    copyright = “Copyright ….”,
    version = “1.0”
}

|| ここに、クラスやプロシージャ等を定義していく。

ちなみに、Javaのようにディレクトリをパッケージ名と合わせる必要はありません。また、いくつかのファイルから構成される場合も、このpackageを指定しているファイル内で、includeを利用してファイルを読み込むことができます。 

{curl 6.0 package}

{package COM.CURLAP.ABC,
    author = “amori”,
    copyright = “Copyright ….”,
    version = “1.0”
}

|| クラス等を定義した外部ファイルを読み込む
{include “abc1.scurl”}
{include “abc2.scurl”}

|| 直接クラス等を記載できる。
{define-class public A
    || …
}
{define-class public B
    || …
}

パッケージのインポート

パッケージをインポートするにはimportを利用します。 

{import * from COM.CURLAP.ABC,
    location = “load.scurl” || 例えば上記のファイル名がload.scurlの場合
}

スーパーパッケージ

java7で出てきたsuperpackageのようなことも可能です。例えば以下のようにスーパーパッケージ(ここではCOM.CURLAP.SUPERPACK)を作成し、そのパッケージに含めるサブパッケージ(ここではCOM.CURLAP.AとCOM.CURLAP.B)をpublic属性付きでimportします。

{curl 6.0 package}

{package COM.CURLAP.SUPERPACK}

{import public * from COM.CURLAP.A}
{import public * from COM.CURLAP.B}

これをアプリケーションで利用する場合には、{import * from COM.CURLAP.SUPERPACK}と記述しますと、COM.CURLAP.AもCOM.CURLAP.Bもimportできます。

詳細については、こちらを参照ください。