JSONフォーマットの利用

JSON(JavaScript Object Notation)とは、Javascriptの言語仕様がベースになっている軽量のデータフォーマットです。JSONフォーマットはCurl6.0から扱えるようになりました。詳細については、以下のホームページをご参照ください。
  http://www.json.org/

JSONフォーマットのパースとフォーマット文字列の出力

まずは以下のJSONフォーマットで記載されたファイル(test.json)を用意します。 

{
  “id”:123,
  “name”:”岡田”,
  “address”:”東京都”,
  “hobbies”:[“snowboard”, “golf”]
}

 CurlはJSONデータタイプのクラスとして以下のものを用意しています。 

 クラス 説明 
 JsonValue  これはany型のシノニムです。
 JsonObject  これは{HashTable-of any}型のシノニムです。JSONフォーマットでは”{“及び”}”で囲まれたデータが連想配列となります。
 JsonArray  これは{Array-of any}型のシノニムです。JSONフォーマットでは”[“及び”]”で囲まれたデータが配列となります。

JSONフォーマットをパースし、JsonValueもしくはJsonObject・JsonArrayオブジェクトを生成するには、JsonValue-parseを使います。以下の例では、test.jsonのJSONフォーマットをパースし、JsonValueを作成しています。 

let obj:JsonObject =
    {JsonValue-parse {url “test.json”}} asa JsonObject
    {dump
        v[“id”],
        v[“name”],
        v[“address”],
        v[“hobbies”][0],
     v[“hobbies”][1]
    }

逆にJsonValueをJSONフォーマット(文字列)に変換するには、JsonValue-to-Stringプロシージャを利用します。

let str:String = {JsonValue-to-String v}{dump str}

サポートバージョン

RTE6.0以上