うるう秒について

【ご質問】
 うるう秒の調整に対して、Curlは影響を受けますでしょうか?

【回答】
Curlに限った話ではなく、うるう秒の調整は全世界で一斉に各国の時刻サービス
機関によって調整する作業であり、全世界のOS、プログラムもすべて影響される
ことになると思います。
うるう秒の調整は、必要な時にIERS(International Earth Rotation and
Reference Systems Service)と呼ばれる国際機関によって決定されるもので、
OSやプログラム側で事前に予測不可であることを予めお含みくださいませ。

CurlではRTEが起動したタイミングでOS側の日時を利用しますのでOS側で
NTPサーバなどの時刻同期サービスを利用している場合は、
うるう秒調整後に起動したCurlのアプリケーションに対して反映されます。
但し、うるう秒調整前に起動したCurlのアプリケーションに対しては直ちに
同期するわけではありませんので、アプリケーションがクライアント時刻に依存
しているサービスがある場合、うるう秒の調整前後で一秒の誤差が発生します。
(一定のタイミングでOS側と同期しますので誤差発生期間は数十秒です。)

またうるう秒調整前に生成したCurlのDateTimeで時刻の計算や計測においても
うるう秒の要素が考慮されてません
(人間の操作よって起きた時刻変更の為、対応できません)。

このような誤差の回避はできませんので、必要に応じてCurlのRTE再起動で対応を
お願いします。