印刷機能の強化

※v8.0からサポートされました。

印刷用APIに新しい印刷設定のサポートが追加されました。
印刷時にプリンタに対してきめ細かな指示を発行することができます。

Printクラスには次のクラスプロシージャが追加されています。

||給紙方法(用紙トレイ)のリストをPrintMediaSource型の配列で返します。
Printer.get-media-source
||カラー印刷をサポートしているかを返します。
Printer.get-color?
||部単位での印刷をサポートしているかを返します。
Printer.get-collate?
||両面印刷をサポートしているかを返します。
Printer.get-duplex?

print-graphicプロシージャはこれらの情報を受け取ることができるように以下の引数が追加されています。

||トレイ選択ができるプリンタでは、用紙トレイを選択できます。
media-source
||カラー/モノクロを選択指定できます。
color
||部単位印刷を指定できます。
collate
||両面印刷を指定できます。
duplex

media-sourceには
get-media-sourceプロシージャが返す
PrintMediaSourceオブジェクトのいずれかを
指定することができます。

color、collateはPrintSettingBool列挙型の
以下の三つの値をとります。

||trueに設定。
PrintSettingBool.yes
||falseに設定。
PrintSettingBool.no
||未指定、もしくは規定値に設定。
PrintSettingBool.default

duplexに関してはPrintDuplex列挙型の以下の四つの値をとります。

||両面印刷を無効にします。
PrintDuplex.simplex
||短辺とじで両面印刷を行います。
PrintDuplex.short-edge
||長辺とじで両面印刷を行います。
PrintDuplex.long-edge
||プリンタの既定に合わせた両面印刷を行います。
PrintDuplex.default

PCにインストールされているプリンタでこれらの属性を選択して印刷するサンプル

http://developers.curlap.com/curl/v8/printgraphic/sample.curl