◆ご質問◆
カレンダーからの入力補助機能はあるのでしょうか。
◆回答◆
Curlの実行環境5.0よりDateFieldコントロールが用意されており、
カレンダーからの日付入力補助を含めた豊富な機能が標準で利用可能です。
Curlの仕様に関して、過去にお問い合わせの多かった事例を紹介いたします。記載日時点での状況(最新or問い合わせ時指定バージョンにおける仕様)を元に回答したものです。
◆ご質問◆
カレンダーからの入力補助機能はあるのでしょうか。
◆回答◆
Curlの実行環境5.0よりDateFieldコントロールが用意されており、
カレンダーからの日付入力補助を含めた豊富な機能が標準で利用可能です。
◆ご質問◆
Curl コントロールパネルのセキュリティタブにデフォルトで”secure.curl.com”の設定がありますが、
このホストに対する特権の解除を行なっても問題はありませんでしょうか。
◆回答◆
以前は”secure.curl.com”を使用しており、特権の設定を行う必要があったため、
デフォルトで”secure.curl.com”に特権を設定していましたが、
現在は使用していないため、このホストに対する特権の解除を行っても問題はありません。
【ご質問】
中国語・韓国語の対応を検討しています。
Curlでは上記言語の対応はされているのでしょうか。
【回答】
Curlで正式にサポートしている言語は日本語と英語のみです。
中国語・韓国語の動作保障はしておりません。
「動作保障はしていない」ことは「動作しない」ことを意味するものではありません。
※バージョン8.0.1から韓国語版の提供を行っています。
バージョン8.0.1から韓国語版のインストーラの提供を行っています。
以下のページをご参照ください。
http://www.curl.com/ko/download/
【ご質問】
独立型アプレットでのオフライン実行(OCC)は可能でしょうか。
可能な場合実行するためのURLはどうなるのでしょうか。
【回答】
独立型アプレットでもオフライン実行は可能です。
URLも通常通り以下のようになります。
RTEバージョンが7以前:
”curl://occ/http://Webサーバ/~”
RTEバージョンが7以降:
”curl://offline/http://Webサーバ/~”
※バージョン7以降でも以前のバージョンとの整合性を保つために
curl://occ が利用可能です。
詳細は、Curl開発者ガイドの
[外部リソースとの対話]-[随時接続コンピューティング (OCC)]
の項をご参照ください。
【ご質問】
キャッシュ設定の最大値を超えてキャッシュさせた場合、
設定を超えた分のキャシュはどのタイミングで削除されるのでしょうか。
またその際、LRU(Least Recently Used)方式と
LFU(Least Frequently Used)方式どちらで削除されるのでしょうか。
【回答】
新しくパッケージキャッシュが作成されるタイミングで削除するかどうかの処理が実行されます。
また、Curlコントロールパネルでキャッシュの最大サイズを設定した時も実行されます。
(最大サイズの設定を行った際に、最大サイズ以上のキャッシュが存在した場合に削除されます。)
キャッシュ削除の際にはLRU方式で削除されます。
【ご質問】
Curlアプリケーションを起動するための実行ファイル(surge-do.exe)に
デジタル署名が存在しないのですが、これは仕様なのでしょうか。
【回答】
現在の仕様ではsurge-do.exe等をはじめとするCurlアプリケーションを起動する為の
実行ファイルにはデジタル署名をつけておりません。
本来surge-do.exe等はユーザが個別に実行させるものではないという観点から
デジタル署名をつけておりません。
【ご質問】
APIリファレンスの[HttpCookie(クラス)]の項内に、
HttpCookie.max-ageフィールドは
「完全にサポートされていない場合があります」
との記述がありますが、これはmax-ageフィールド値を
Curl上で適切に設定・参照できない場合があるということでしょうか。
【回答】
max-ageフィールド値を参照できない場合があります。
ブラウザによってCookieに対する実装が異なるためです。
「ブラウザの種類」や「Cookieの独自拡張」によって、ブラウザがmax-ageフィールドを
読み取れるかどうかが変わります。
Curlとしては”max-age フィールド”を保持していますが、ブラウザからの情報に
“max-age フィールド”が存在しない場合は、当然、値を参照することができません。
そのため、ドキュメントには、「完全にサポートされていない場合があります」と記述しております。
【ご質問】
CurlでHttpCookieを作成した場合、どこに保存されるのでしょうか。
IEとは違う場所に保存されるのでしょうか。
【回答】
CurlでHttpCookieを作成した場合でも保存領域はIEと同じです。
つまり、有効期限付きCookieは一時ファイルの保存領域に保存されます。
具体的にどのフォルダに保存されるかに関してはOS・IEのバージョンによって異なります。
◆ご質問◆
既にcookieが設定されているブラウザのページから、独立型アプレットを起動した場合、
ブラウザで設定したCookieを引き継ぐことは可能でしょうか。
◆回答◆
ほとんどの場合Cookieを引き継ぐことは出来ません。
独立型アプレットでは、request-browser-resident-httpは利用できません。
詳細についてはCurl開発者ガイドの
[コンテンツの構成要素] →[独立型アプレット]→[APIの相違点]の項
をご参照ください。
インターネットエキスプローラの期限付きクッキー以外の場合、Cookie情報を、ブラウザに付与したものを独立型アプレットで共有する場合は、
サーバ側で独立型アプレットのソースを動的に生成して、その動的に生成するコードで
“set-insecure-http-cookie”プロシージャ等を利用して、ブラウザに付与したCookie情報を書き出し、
アプレット内で設定する方法等が考えられます。
クッキー情報の共有方法について、以下のページもご参照ください。
◆ご質問◆
シンクライアント対応状況についての質問です。
方式が何種類か存在しますが、以下の方式はCurlには対応しているのでしょうか。
1.ネットワークブート方式
2.ブレードPC方式
3.仮想PC方式
◆回答◆
シンクライアント環境の対応につきましては、ご指摘の3つの環境
いずれについても今までにテストされた事はありません。
また、今後についても今のところテストをする予定はありません。
基本的な考え方として、Curlがサポートする環境は、Microsoftが想定している
Windowsの起動の仕方である場合のみになります。
上記の点を考慮した上で、リモートデスクトップ環境はMicrosoftが
OSの機能として提供するものになりますので、
Curlが動作しなければならない環境と解釈できる部分があります。
しかしながら、リモートデスクトップ環境の場合、
描画におけるパフォーマンスの問題があり、必然的にCurlもこの影響を受けてしまいます。
例えば、画面がコマ送りになったりアニメーションが
スローモーションになるなどがこれに当たります。
【ご質問】
IDEおよびRTEはversion 5を使用していますが、VLEで生成したソースは
version 3.0となっています。
上記のようにversionが異なることは問題ではないのでしょうか。
【回答】
以下はVLEで生成したソースに記述されているimport文です。
{import * from COM.CURL.LAYOUT-EDITOR.RUNTIME-SUPPORT, |
上記import文中の”3.0″は、Curlを実行するRTEのバージョンではなく、
パッケージのバージョンです。
開発者がパッケージを作成したので、1.0と記述した。
→バグを修正したのでバージョンを2.0に変更した。
→大幅な機能を追加したのでバージョンを5.0に変更した。
…
上記のような単純な”バージョン”であり、動作するCurlRTEのバージョンではありません。
上記のimport文はバージョン3.0のパッケージ
「COM.CURL.LAYOUT-EDITOR.RUNTIME-SUPPORT」
をインポートすることを意味しています。
詳細は、Curl開発者ガイドの
[コンテンツの構成要素]-[パッケージ]-[import 式]
の項をご参照ください。
Curl RTEの自動更新機能は、Ver.5.0.0にて追加され、Ver.4.0.0より自動更新の適用対象バージョンとなります。
また、自動更新は 無条件に更新されるのではなく、”セキュリティ上重要な問題のバグフィックスを含むリリース”
が存在する場合にのみ、自動更新される仕様となっております。
◆ご質問1◆
自動更新の対象バージョンは、古いバージョンも含むのでしょうか。
それとも最新のバージョン(現在はVer.7)のみでしょうか。
◆回答1◆
最新バージョンだけではなく、Ver.4以上が自動更新の対象となります。
◆ご質問2◆
端末に複数のメジャーバージョンのRTEがインストールされていた場合(ex 7.0.2, 5.0.3)、
全てのバージョンが自動更新の対象になるのでしょうか。
◆回答2◆
端末に複数のメジャーバージョンが存在した場合、全てのバージョンが自動更新の対象となります。
◆ご質問3◆
RTEの 5.0.3 のみがインストールされている端末で、自動更新を行った際、
Ver.5最新の5.0.7に更新されるような動作がありませんでしたが、何故でしょうか。
◆回答3◆
Ver.5.0.3⇒Ver.5.0.7への更新は、重要なバグフィックスを含んでいないため、自動更新対象ではありません。
尚、Ver.5での自動更新対象は以下のとおりです。
現在のVer. ⇒ 更新されるVer.
Ver.5.0.0 ⇒ Ver.5.0.2
Ver.5.0.1 ⇒ Ver.5.0.2
◆ご質問4◆
[Curlコントロールパネル]-[更新]-[更新取得先 or インストーラ取得先]を
ブラウザで開いた場合に、www.curl.comに転送されるようになっておりますが、
この動作は仕様でしょうか。
◆回答4◆
www.curl.comに転送されるのは仕様です。
【ご質問】
パーシスタントデータは何をトリガーにして削除されるのでしょうか。
また、Curl RTEをアンインストールしてもパーシスタント領域は
削除されないとのことですが、その場合自動では永久に削除されないのでしょうか。
【回答】
現在の仕様では、リポジトリへ最後にアクセスしてからdurationの期間が過ぎた後、
再度リポジトリにアクセスした際に削除されます。
また、Curl RTE がアンインストールされた場合、
パーシスタントデータを消すべき役割のプログラム(Curl RTE自身)が
アンインストールされているため、パーシスタントデータは自動的に削除されません。
(自動的に削除することが不可能となります。)
この場合は、手動で削除しなければなりません。
◆ご質問◆
RTEのCurlコントロールパネルでホスト追加を利用して特権ホストを追加する際に,
複数のホストを一括で登録することは可能でしょうか。
例)ワイルドカード等を用いて複数ホストの指定するなど。
xxxx1.aaa.co.jp → *.aaa.co.jp
xxxx2.aaa.co.jp
◆回答◆
コントロールパネルのホスト追加を利用しての複数ホスト一括登録はできません。
また、ワイルドカード等を利用しての複数ホストの指定も不可能です。
◆ご質問◆
Curl IDEを利用するに当たって1プロジェクト内で展開可能なファイルの上限数はありますか。
◆回答◆
IDE内で開けるファイルの上限はありません。
ただ、PCのメモリなどの制限などによりファイルが開けなくなる可能性はあります。
勿論、これはCurlに限ったことではありません。
また、IDE内で表示されるファイルはタブで表示されているので多量のファイルを同時に開いた場合は、
パフォーマンスが悪くなる可能性もあります。
◆ご質問◆
CurlはVMwareなどの仮想環境上で動作するのでしょうか。
◆回答◆
CurlはVMwareなどの仮想環境上での稼動実績はありますが、動作保証は行なっておりません。
Curlを仮想環境上で使用される場合は、十分にテストを行った上でご使用ください。
【ご質問】
Curl/Pro IDE のライセンスキーの扱いに関して、
ライセンスキーはバージョン6・7・8とでそれぞれ異なるのでしょうか。
また、アクティベート手順はバージョンによって異なるのでしょうか。
【回答】
Curl/Pro IDE のライセンスキーは、バージョン6・7・8で共通です。
ライセンスキーは、PC(マシン)に紐付けされます。
例えばバージョン6のCurl/Pro IDE がインストールされている環境に、
バージョン7のIDE をインストールすると、アクティベートを再度行うことなく
そのままバージョン7のCurl/Pro IDE として利用することができます。
その後、バージョン7のIDEをアンインストールした場合も、
そのままバージョン6のCurl/Pro IDE として利用出来ます。
アクティベート手順はバージョン6・7・8で共通です。
【ご質問】
CurlRTEのバージョンによって使用可能なメモリの上限は異なるのでしょうか。
【回答】
特権のないアプレットにおいては、CurlRTEのバージョンによって
Curlアプレットが使用可能なメモリの上限が異なります。
詳細はCurl開発者ガイドの
[コンテンツの構成要素]-[セキュリティ]-[システムの制限]
の項をご参照ください。
(バージョンによってはCurl開発者ガイドの項名が若干違います。)
【ご質問】
Windows7環境とWindowsXP環境では、実行結果の画面表示が異なります。
OSが異なっても同一の画面表示を行う事は可能でしょうか。
【回答】
異なるOS上(バージョンの違いも含む)で、完全に外見を同じにすることは
非常に困難です。
例えば、同じWindowsでもバージョンが違うと、
デフォルトフォントやフォントサイズが違う場合があります。
今回のようにWindows XPと7の場合、
・WindowsXPのデフォルトフォントは「MS UI Gothic」で
Windows7のデフォルトフォントは「メイリオ」に設定されています。
・XP、7共に搭載はされていますが、ClearTypeの影響が考えられます。
Curlアプリケーションでフォントやサイズの指定を行わない場合、
OSのデフォルトフォントなどの影響もあり、アプリケーションの外見にも影響を与えます。
また、仮に全てのテキストにフォント・フォントサイズの指定を行ったとしても、
OSにインストールされているフォントのバージョンの違いなどで
字体が異なる可能性もあり、外見が同じになるとは限りません。
このようにCurlアプリケーションの外見はOSの設定に大きく依存し、
これをOSの設定に依存せずCurlだけでの表示を行うことは出来ません。
ユーザの実行環境としてWindowsXP、Windows7など複数の環境が存在する場合、
どちらの環境でも見た目上不具合が出ないようにレイアウトを調整するか、
クライアントのOSを判断し、そのOSに応じてレイアウトを変更する必要があります。
以下のページもご参照ください。
http://developers.curlap.com/faq/49-faq-operation/766-font-standard.html
【ご質問】
Curlとして部品にタブインデックスがない場合、どのような動作をする仕様なのでしょうか。
どのような順序でフォーカスが移動しているのでしょうか。
【回答】
タブインデックスがない場合(同じインデックス値を持つ場合)、タブ順序はグラフィカルコンテナの定義に従います。
例えばVBox 内では、トップレベル オブジェクトの既定のタブ順は上から下、HBox内では左から右です。
詳細は、Curl開発者ガイドの
[グラフィカルユーザーインターフェース]→[ダイアログとコントロール]→[ダイアログの使用]
の項をご参照ください。