...: 残余引数は Control に渡され、ここから Visual に渡されます。

各コントロールは、このコントロールを含む HttpForm が発行されたときに送信が必要な値を返すように、このメソッドをオーバーライドします。

戻り値が null の場合、HttpForm はこの値を発行しません。

常駐するフォームが発行されたときに発行されるコントロールは、このメソッドをオーバーライドする必要があります。

ValueControl は通常はこのゲッターに true を返し、これはこのメソッドの既定の実装になります。ただし特定のタイプの ValueControl は false を返して、最初の値のない状態にあることを示します。

たとえば、TextField と ComboBox はそれらの値がプログラミングで、またはインタラクティブに設定されておらず、プロンプト を示している場合に false を返します。

RadioButton が選択されていない RadioFrame も false を返す必要があります。

一方、RadioButton や CheckButton などの多くのコントロールは、そのような初期化されていない状態ではないため、つねに true を返します。

has-value? が false のときに ValueControl.value-as-any ゲッターが返す値はクラスに依存することに注意してください。詳細については、各クラスのドキュメントを参照してください。

多くのサブクラスはそのタイプの value アクセッサと値が変更したときにイベントが起動する set-value-with-events メソッドを持っています。詳細については ValueControl-of.value と BaseTextField.set-value-with-events を御覧下さい。

適切な戻り値は次のように定義されています。

• val が null の場合、戻り値は、null になります。
• val が String 型の場合、戻り値は val になります。
• val が Visual 型の場合、Visual.get-text によって返される戻り値になります。
• それ以外の場合、戻り値は {format "%#w", val} になります。

詳細については、ValueControl.has-value? を参照してください。