DataTransferSource (クラス)
public abstract DataTransferSource
インポート元: CURL.GUI.STANDARD. package 内で定義されています CURL.GUI.BASE.

ドラッグ アンド ドロップによるデータの転送をサポートします。

説明

このクラスは、複数のフォーマット (Curl のデータ型) を持つ可能性のあるシングル データを表します。

すべてのフォーマットについて繰り返し処理するか、特定のフォーマットを示すデータを取得します。

詳細および例については、『Curl 開発者ガイド』の「ドラッグ アンド ドロップ」セクションを参照してください。

プログラミング注意事項

このクラスのインスタンスは、DragPointerEvent 内の DataTransferSourceSet の一部として与えられます。

オーバーライド

このクラスをオーバーライドして、ドラッグ/ドロップのデータを Graphic.data-source の値として提供するために格納する独自のメカニズムを定義できます。

コンストラクタ
default:新しい DataTransferSource を作成します。
ファクトリ public {DataTransferSource.default
data:any,
source-visual:#Visual = null,
drop-proc:#{proc-type {result:DropResult}:void} = null
}:DataTransferSource

メソッド
for-each:このデータ ソースでサポートされているすべてのタイプについて処理を繰り返します。
public abstract {DataTransferSource.for-each
thunk:{proc-type {Type}:void}
}:void
get-data:このデータ ソースによって表されるデータを返します。
public abstract {DataTransferSource.get-data t:#Type = null}:any
get-data-type:データ ソースのタイプを返します。複数の表現がある場合、"最適" な表現を返します。
public abstract {DataTransferSource.get-data-type}:Type
get-string-or-null:このデータ ソースによって表される文字列データを返します。
public {DataTransferSource.get-string-or-null}:#String
signal-dropped:ドロップされているデータ ソースを通知します。
public {DataTransferSource.signal-dropped result:DropResult}:void
source-visual?:Visual がデータの元かどうかを示します。
public {DataTransferSource.source-visual? obj:Visual}:bool
メソッド 継承 Object: object-describe, object-describe-for-debugging, object-serialize



コンストラクタ詳細
default (ファクトリ)
public {DataTransferSource.default
data:any,
source-visual:#Visual = null,
drop-proc:#{proc-type {result:DropResult}:void} = null
}:DataTransferSource

新しい DataTransferSource を作成します。

data: 転送されるデータです。
source-visual: 転送を行う Visual があれば、それになります。
drop-proc: Drop が発生した場合に呼び出されるプロシージャです。このプロシージャは、移動が発生した場合に元のデータを削除するために使用されます。
導入: バージョン 6.0






メソッド詳細
for-each (メソッド)
public abstract {DataTransferSource.for-each
thunk:{proc-type {Type}:void}
}:void

このデータ ソースでサポートされているすべてのタイプについて処理を繰り返します。

thunk: ソースのそれぞれのタイプについて呼び出されるプロシージャ。プロシージャの引数はそのタイプです。


get-data (メソッド)
public abstract {DataTransferSource.get-data t:#Type = null}:any

このデータ ソースによって表されるデータを返します。

t: アクセスするデータのタイプ。t が指定されていない場合は、"最適"な表限を返します。t が有効なタイプではない場合は、エラーが通知されます。


get-data-type (メソッド)
public abstract {DataTransferSource.get-data-type}:Type

データ ソースのタイプを返します。複数の表現がある場合、"最適" な表現を返します。



get-string-or-null (メソッド)
public {DataTransferSource.get-string-or-null}:#String

このデータ ソースによって表される文字列データを返します。

説明

保持されているデータが、StringInterface と一致している場合、String にコンバートされ、返されます。そうでなければ、null が返されます。
導入: バージョン 6.0


signal-dropped (メソッド)
public {DataTransferSource.signal-dropped result:DropResult}:void

ドロップされているデータ ソースを通知します。

result: DropResult。これは (移動、コピー、またはリンクなどの) ドロップ効果、およびドロップが発生したときに呼び出すプロシージャを含みます。

オーバーライド

この既定の実装では、引数の DropResult.action を呼び出します。そのため、オーバーライドする場合は、同様の操作を行うか、super.signal-dropped を呼び出してください。


source-visual? (メソッド)
public {DataTransferSource.source-visual? obj:Visual}:bool

Visual がデータの元かどうかを示します。

obj: 潜在的なソース。

戻り値

obj がデータを提供した場合、trueになります。

注意事項

このメソッドの成功は、ソースを表す DataTransferSource の作成者に依存します。ソースが提供されない場合、これは false を常に返します。
導入: バージョン 6.0